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フィルを多量に含み、オタマナは発芽率がよく、発芽が容易であることからも、この2つを選んだ。

<実験方法>

(1) 試料植物の種子を水でくりかえし洗浄する。
(2) ホウレンソウは、55度の湯に浸し、浮いたものは捨て、沈んだものを用いる。
(3) シャーレーに脱脂綿を敷き、軽く押して水がにじみ出る位にしめらせる。これにホウレンソウ、オタマナの種子を密集しないように蒔く。
(4) 子葉が出そろい、本葉の出はじめる頃まで、シャーレーに入れ、水だけで栽培する。
(5) 本葉が出はじめたら、水槽に移す。初期段階においては、培養液としてハイポネックスを用いる。次にクノップ液(下表)と同液から硫酸マグネシウム(MgSO)を除いた液の2つを用い、両者を比較する。

〈 クノップ液(1リットル) 〉
  硝酸カルシウム   Ca(NO   1g
  硫酸マグネシウム   MgSO   0.25g
  リン酸二水素カリウム   KHPO   0.25g
  塩化カリウム   KCl   0.25g
  塩化第二鉄   FeCl   (1%)数滴
      1000ml

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