真理2_1_37 | 次頁 | 前頁 | 索引 | ホーム |
フィルを多量に含み、オタマナは発芽率がよく、発芽が容易であることからも、この2つを選んだ。
<実験方法>
(1) | 試料植物の種子を水でくりかえし洗浄する。 |
(2) | ホウレンソウは、55度の湯に浸し、浮いたものは捨て、沈んだものを用いる。 |
(3) | シャーレーに脱脂綿を敷き、軽く押して水がにじみ出る位にしめらせる。これにホウレンソウ、オタマナの種子を密集しないように蒔く。 |
(4) | 子葉が出そろい、本葉の出はじめる頃まで、シャーレーに入れ、水だけで栽培する。 |
(5) | 本葉が出はじめたら、水槽に移す。初期段階においては、培養液としてハイポネックスを用いる。次にクノップ液(下表)と同液から硫酸マグネシウム(MgSO4)を除いた液の2つを用い、両者を比較する。 |
〈 クノップ液(1リットル) 〉 | |||||
硝酸カルシウム | Ca(NO3)2 | 1g | |||
硫酸マグネシウム | MgSO4 | 0.25g | |||
リン酸二水素カリウム | KH2PO4 | 0.25g | |||
塩化カリウム | KCl | 0.25g | |||
塩化第二鉄 | FeCl3 | (1%)数滴 | |||
水 | H2O | 1000ml |