元々、祗園祭で篠笛の経験があった自分は、昔の八幡様のお囃子が習えるとのことで祭りが始まる当初から、最初は子供達と一緒に「ノーエ節」・「大漁節」を習いました。その翌年に拘りの「高いものはいいものだ」と言う信念の基、練習用に2本の篠笛と本番用に安い篠笛を購入しました。その年に子供用に「かごまり」が増え、3曲の練習に励みました。その年の祭りが終わった後、文化継承の観念から、嘗て八幡様でお囃子を担当していたお囃子保存会の先生から他の「箱根山」・「四丁目(しちょうめ)」「小ばか」・「桑名の殿様(くわなのとのさん)」・「六法」をお囃子保存会の先生に子供達と同様に曲を楽譜化して頂き、教えていただきました。他の地区のように伝統があるお囃子ではなく、その昔、気賀の花柳界での音曲ですが、春のお祭りのお囃子らしく優雅で華やかな曲なので自分は、いい曲だと思っています。また、子供達に教えているのでその子供達が、何年か経って成人したら、また、子供達に教えて貰えたらいいと思っていますし、自分も亡くなった父親が、やはり八幡様のお祭りで篠笛担当だったので親子2代で継承できたことをうれしく思っています。
篠笛練習記
    MY篠笛
左から
練習用(テンポの遅い曲)
練習用(テンポの早い曲)
本番用
本番用(貸与品)
小学生の練習風景
祭り当日の晴姿