はやし浩司

子どもの巣立ち
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子どもの巣立ちをどう考える……?

はやし浩司

あなたはどんなママ?

あなたはお子さんが巣立っていくことを、
どのようにお考えですか?
「まだ先のことだから……」という方も、
ちょっと一緒に考えてみませんか?

そのときは遅々として進まない子育て、
しかし終わってみると、あっという間のできごと……。
それが子育てではないでしょうか?

タイプ
こう考えてみたら……?
サッパリママ 「私は私」「子どもは子ども」と考えてい
る。老後も子どもたちとはある程度距
離をおいて生活したい。
私は正解だと思いますが……。
保守的ママ 子どもは大切な跡取り息子(娘)だか
ら、そのように心構えをもってほしい。
またそのつもりで今、子育てをしてい
る。
今は、もうそういう時代ではないように思いますが……。
溺愛ママ 子どものいない生活は考えられないの
で、老後も一緒に住むつもり。子どもが
どんな人と結婚するかは、子どもの一
存では決められないのでは……。自分
が選ぶことができれば、そうしたいと思
っている。
子離れの準備をしないと、いけませんね……。
放棄ママ  子育てから早く解放されたいので、子ど
もたちには早く巣立ってほしい。子ども
は子どもで勝手なことをすればいいし、
私は感知しない。
子育ては本当に重労働ですね!
依存ママ 夫と私の生活費だけでは、生活できそうもないので、老後は子どもたちに面倒をみてもらいたい。またそのつもりでいる。子どもが親の面倒をみるのは、当然のことではないか。 ふーん、なるほど。しかし……?



 どのタイプにせよ、子どもが巣立つと同時にやってくるのが、老後。しかもズシリとやってきま
す。それまでは子育てで夢中になっていますから、老後がそんな近くにあるとは、ほとんどの人
は気づきません。しかし老後は確実にやってきます。

 しかし子どもが巣立ったからといって、それで子育てが終わるというわけではありません。子
どもが就職するとき、結婚するときなどなど、親の心配と苦労はそのつど、ついて回ります。さ
らに孫でもできると、また新たな子育て……?

 そこで賢いあなたは、こうしてみたら……。(このHPを読んでいるということは、あなたはまち
がいなく賢い親です! 自信をもってくださいよ!) つまり学習をします。今から少しずつ、で
す。あなたのまわりには、先輩となったおじいちゃん、おばあちゃんがいますから、そういう人た
ちの老後の過ごし方や、孫の接し方をよく見て、観察して、そして学習しておきます。これはと
ても大切なことです。「老後準備計画」のようなものを作られるとよいかもしれませんね。

 ちょっと次のテーマについて、頭の中で考えてみてください。

住居はどうしますか? 現状維持、転居、新築、改築、ホーム入居など
子どもとの同居はどう考えていますか? 同居、別居、二世代住宅など
収入、生活費はどう確保しますか? 年金、財産、仕事など
健康問題はどう考えていますか? 自信がある、ない、ふつう
子どもの結婚相手はどう考えていますか? 関与する、しない、見合いをさせる、任せる
孫にはどのように接するつもりですか? 積極的に関与する、しない、見守る、放置する
遺産はどのように配分しますか? 遺産配分をする、しない、任せる、使い切る
老後の人生設計はどう考えていますか? 趣味、仕事、生きがいを求めて……
死後の始末はどのように考えていますか? 葬式の有無、墓の有無、遺言など


 ここで大切なことは、老後を考えるとき、「今」を基準にしてはいけないということです。第一の
問題は、健康と収入です。「私は健康で、問題はない」と思っているあなたでも、子どもの巣立
ちとともにやってくるのが、老後。しかも先に書いたように、ズシリとやってきます。

 健康……持病がある人は、その持病が何倍も大きくふくれあがることを覚悟します。
 収入……それぞれですが、「今」よりは、確実に減ることを前提にして、老後を設計します。

(はやし浩司の場合)

 私と女房は今、こんなふうに話し合っています。まず老後の住居ですが、ここ5年くらい
のうちに、小さな家を庭の端に立て直すつもりでいます。コンパクトな家です。バリヤーフ
リーにして、使いかってのよい家を考えています。今の家は、70坪くらいありますので、
老人二人には大きすぎます。

 で、土地は売るか、ここにアパートを建てるつもりでいます。しかしアパートにするに
は、土地が狭いので、いろいろ迷っています。山荘はそのうち売るつもりです。車で行け
なくなったら……の話ですが……。

 息子たちには負担をかけないよう、貯金はしていますが、最終的には、土地と家を売
り、老人ホームへ入るつもりでいます。このあたりまでは女房と私の意見は一致していま
す。

 仕事は続けられるだけ続けますが、何と言っても頭の仕事ですから、いつまで続けら
れるかわかりません。著名な評論家でも、老人になると、くだらないことを書き始めまし
た。そういう醜態はさらけ出したくないです。

 夢はいくつかあります。女房は、数年単位で外国で生活をしたいと言っています。よい
考えです。私はオーストラリアへ行きたい。女房は地中海のどこかへ行きたいと言ってい
ます。両方へ行くことも考えています。

 今のところ私も女房も健康ですから、二人一緒の老後を考えていますが、心配なことも
あります。その一つが、ボケの問題。次に死別の問題。女房は私がいなくても、気丈夫
に生きていくような女性ですが、多分、私はダメだと思います。生活力がほとんどありま
せん。このことを考えると、クラ〜イ気持ちになります。

 墓は作らないつもりで、息子たちにはそう話しています。遺骨はよく焼き、粉々の灰に
して、海へまいてくれと話してあります。私が先に死んだら、女房が死ぬまで灰を預かり
(反対のときは、私が預かる)、そのあと両方が死んだら、息子たちが決めるようにと言
ってあります。(息子たちが墓がほしいというのなら、それはそれで構いません。)

 葬式は無宗派で、ただの「お別れ会」にしてほしいです。これも女房と一致しています。
「好きな音楽をかけてほしい」と女房は言っていますが、ぼくは困ったことに、そのつど、
好きな音楽が違うのです。まあ、よく聞く音楽は、ビートルズですが、しかし葬式にビート
ルズ……? 案外いいかもしれませんね。これは……。

 以上、あくまでも参考的な意見です。
 この問題だけは、皆さんそれぞれが、それぞれに考えていただく問題ですね。「相談」
とか、「指導」とかいうテーマになじまない問題です。

 どうかすばらしい老後を迎えてください。(少し早いですね、こんなこと言うの……。)