はやし浩司
嫁、婿の問題
はやし浩司
嫁、婿の問題
子どもが結婚すると、突然、息子と娘が二倍になる。
しかし……。あなたの望む相手となら、うまくいくかもしれない。
あなたが了解した相手となら、うまくいきかもしれない。
しかし嫁、婿は、もともと他人。
結婚したからといって、すぐ自分の息子や娘のように愛することが
できるというわけではない。せいぜいできることといえば、
自分の息子や娘を通して、息子が愛するように、娘が愛するように、
それをまねて、嫁や婿を愛する程度だ。
「愛のまねごと」か。しかしここが出発点。
人間関係を築くしかない。苦しいときや、悲しいときに、
互いに支えあうしかない。
どうせ、私たちは、息子や娘より、早く死ぬのだから……。
あとのことは、あとの人たちに任せよう!
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