BW教室
●新年中児、新年長児のみなさんへ、
「BW教室」の「BW」は、「ブレイン・ワーク」という意味。「知能ワーク」という意味である。昔、「主婦と生活」という雑誌社に、井上K氏という編集長がいた。その編集長が、私の教室を紹介してくれるとき、「林教室ではおもしろくないなあ」と言ったので、その場で「BW教室」とした。今では、この名前が、たいへん気にいっている。
私の教室では、年間を四四レッスンに分け、毎回、まったくちがった授業をしている。四月から順に並べてみる。(「まなぶくん・幼児教室」(学研)では、四八のテーマに分け、商品化したこともある。)
あいさつ……大きな声を出せるように指導する。
ちえあそび……考える楽しさを教える。
もじ……文字のもつおもしろさをわからせる。
かず……数の基本について。
ことば……言葉を音に分解したりして、言葉の遊び。
おおきい、ちいさい……大小の判断、数の大小。
かぞく……家族の関係と、役割について。
とおい・ちかい……遠近感覚から、距離を数値で表すところまで。
おえかき……絵の話。絵の描き方など。
かたち……形の基本、形遊びなど。
いろ……色の世界、色づかい、ぬり絵あそび。
えいご……英語だけで、授業を展開。
きのう、きょう……時間の世界と、きのう、今日の感覚。
おはなし……紙しばいづくりと、発表。
ながい、みじかい……長い、短いの判断。
いいこと、わるいこと……善悪の判断と、その感覚。
おんかん……音遊び、音感遊び。
さぎょう……こまかい手作業をとおした、遊び。
しごと……家庭における役割と、手伝いについて。
しつけ……基本的なマナーほか。
きせつ……四季と、一二か月の話など。
えんぎ……体や手足をつかった表現力。
ほんよみ……読書指導。
どうぶつ……虫、魚、けもの、鳥の特徴と分類。
はな、き……植物の基本。
こうさく……工作の楽しさと、箱づくり。
うた……歌唱指導とみなの前での表現力、ほか。
こう書くと、つまらない内容に思う人もいるかもしれないが、実際には、子どもたちを笑わせながら、授業を進める。「笑えば伸びる」が、BW教室の持論でもある。もしあなたが興味をもってくれるなら、授業はすべて公開しているので、見学にきてほしい。あなたは子どもたちの伸びやかな様子に、必ず驚くだろう。これはウソでも、誇張でもない。この教室の授業には、私の三三年のキャリアがこめられている。ここまでカリキュラムを作りあげるのに、それだけで一〇年以上かかった。もちろん教材類は、すべて手作り。毎回一〇〇枚以上の教材を使っている。自信がある。
(見学を希望してくださる方へ)
053−452−8039まで伝言を残してください。
あるいは、「はやし浩司のサイト」から、メールで。
追って、日時などを、連絡します。
現在、二〇〇三年度四月からの、新年中児、新年長児のみなさんを募集しています。
「さあ、どうだ! これがはやし浩司の世界だ!」と言えるような、個性的な教室です。決して、みなさんの期待を裏切るようなことはしません。どうか一度、ご訪問ください。
(場所、浜松市伝馬町311−1、TKビル、3階です。)
(02−12−24)
●机もイスも、自分で作った。温もりのある教室をめざした。
●こどもがおもちゃ箱に入ったような錯覚を覚える教室にした。
●私の教育の哲学のようなものを、BW教室に感じていただければ、うれしい。
●子どもは、人の父(ワーズワース「われ見るとき、わが心は、はずむ」)
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