いよいよテストプレイ

道に迷うという恥ずかしい失態をした後、ようやくマーズに着いた私達一行は
長野さんに案内され桝田さんと対面。

挨拶をした後、
 「遅かったね。道に迷った?」
とのお言葉、そうです。その通りです。
 「はい、ちょっと。間違えてこの先の山の方まで行っちゃいました」
もう笑うしかないって状態です。
揚げ足取りに好きな小林はここぞとばかりに何か言ってるし・・・
やっぱ縛ってでもおいてきた方が良かったかななんて考えていると、
小林が何かを鞄から取り出している。
はて、あいつの手にあるのはどこかで見たような?
 「あの、これ、前にうちで出したネクストキングの同人誌なんですけど」
うわっちゃ〜、よりにもよって、あれかい
私にもなにか書けと言うことで、偉そうな駄文を書いた記憶が・・・・
 「ですいませんこれなんですが」
小林はそのあと、おずおずとネクストキング・サターン版初回限定
パッケージを差し出す。
  「あっテメエ、きたねえぞ。すいません俺も」ってかんじで
そのために持ってきた(笑)PC-Engine版リンダキューブの非売品
パンフを取り出す私、

 「おお、懐かしい、サインしてあげよう」と言う桝田さんのやさしい
お言葉に甘えて(と言うか、二人ともそのつもりだった)サインをしていただく。


早速、「俺の屍を越えてゆけ」のテストプレイであるが、
その前に桝田さんがマニュアルをプリントしてくれたので、ざっと目を通す。

 「このバージョンだと『鳥居千万宮』に入ると停まるから行かない方がいいよ。
  あと、家系を見るときに△のボタンは押さないでね」

という桝田さんの注意を受けて、早速スタート。


大江山を走る二人、会話ウィンドウが開いて数秒後
 「お前なにやってんだ」
後ろから小林の突っ込みが入りました。
ついついメッセージを先に送るつもりでどこかのボタンを押したらしく、
オープニングムービーをすっ飛ばしてしまったからです。

おずおずと桝田さんに
 「もう一回最初からやっていいですか」
と聞いて再スタート。
 「変なボタン押すなよ」
 「るせぇ、コントローラーから手離してりゃ問題ねえだろ」
まるで掛け合い漫才です。
長野さんには受けいていましたが。

そんな感じで、後ろからのツッコミが入りながらのテストプレイは続くのでした。
つづく

 


トップページに戻る

テストプレイの目次に戻る