なお、この実践は中日新聞社NIE事務局編『NIEガイド第9号 小・中・高校の先生が作った「新聞活用の事例集」第2集』の中の、渡邊正巳さん(浜松市立江南中学校教諭)の「『新聞切り抜き作品』づくりにチャレンジ〜情報活用能力を身に付けよう〜」を大いに参考にしました。

第10回新聞切り抜き作品コンクールに応募する
1 はじめに
1学期は「新聞に親しむ」というテーマで、週1回、新聞の切り貼りを行ないました。ふだんは新聞を読まない人も、読んでもテレビ欄とスポーツ欄のみという人も、少しは新聞に慣れたのではないかな(?)と思います。
2学期はもう少し発展させて、自分で決めたテーマにそって、継続的に記事を集め、自分自身の意見・考えをまとめてもらいたいと思います。
2 新聞切り抜きコンクールとは?
新聞の記事を切り抜き、模造紙(B紙=79cm×109cm)に再構成、編集した作品を作成する。
詳細は裏面(省略)参照。中日新聞社主催なので、中日新聞社のNIEのWeb Siteも見てみてください。
締め切り=2004年1月8日(当日消印有効)
3 授業の進め方・流れ
説明
班編成
班編成については、5名以下。1人も可。
テーマ設定
テーマ例)憲法、人権、平和、環境、福祉、教育、男女、経済…→大テーマとしてはこんなところ。もう少し具体的にテーマを設定し、テーマ設定理由・今後の方針等を決める。
新聞記事の収集
過去にさかのぼってもよいでしょう(ただし2003年1月以降)。
*新聞以外の雑誌や本などの写真、記事は使わない。
下書き
レイアウトを考え、見出しや説明をつけ、内容が一目でわかるようにします。
清書
ていねいに清書をします。また台紙に裏打ちし、破れないように。
(発表会)
発表会をし、生徒同士で作品を評価してもらいます。
4 諸注意
締め切りは2004年1月8日だが、作品は返却されないので、応募する前に私(教員)が評価しなければならないので、年内には全グループに提出してもらいます。
意外と時間がないので(A科は10回、J科は11回)、授業時間外も積極的に課題に取り組んでほしいと思います。もちろん、日常的に新聞に目を通そう。じゃないと、大事な記事を見逃すよ!
グループの一部の人に任せず、全員で協力して課題に取り組もう!