通 称:10p1型
口 径:100o
焦点距離:1000o
明 る さ:F10
光学方式:ニュートン式反射望遠鏡
ファインダー :6倍30o
赤 道 儀:TS式1型システム、ドイツ式赤道儀この写真のオプション:
鏡筒アクセサリーバンド、ポラーファインダー(極軸望遠鏡)、HD-4モータードライブ(二軸用に改造)タカハシの往年の名機です、国産bPのタカハシの望遠鏡ですから、高いけど文句の付け所がありません、光学系・赤道儀・モータードライブ・脚周り全てが最高の作りです。
オプション以外は高校の進学祝に1982年に買って貰った物、私の星に関する知識はこの望遠鏡と共に学んできました、今でも気軽に星を眺める望遠鏡として活躍していますが、浜松に住んでいた頃、真冬の遠州地方で有名な「遠州のからっ風」と呼ばれる強い強風により倒されて、鏡筒と赤道儀が壊れてしまった、赤道儀は幸い完全に修理できたが、鏡筒は主鏡に小さなヒビが入ってしまい、鏡筒もごくわずかながら曲がってしまった、光軸は修正できたがピントをずらすとヒビによるひずみが少し出てるのが分かる、ピントを合わせれば全く分からないのがせめてもの救いである!写真撮影にもほとんど影響は無く、まだまだこれからも活躍して貰う望遠鏡です!!
《TSシステム1型赤道儀》
1型赤道儀の後期タイプはご覧のように鏡筒バンドが交換できるので、他の望遠鏡を乗せることが出来る。
赤道儀の極軸の尖端に付いてるファインダーはポラーファインダーと言う物で、タカハシの曲軸望遠鏡が内蔵式でないタイプの赤道儀に付ける極軸望遠鏡、ポラーファインダーは本来赤道儀の曲軸に直接付けるが、これだと結構赤道儀の軸とポラーファインダーのスケールの中心があっていないため、正確に曲軸を合わせることが出来ない、このためポラーファインダーと赤道儀の間に、ポラーファインダーの向きを補正できる「補正リング」を自作して有る。
モータードライブはタカハシのHD−4だが赤緯軸にも対応できるように2個買い、電気回路を改造した一つは赤緯軸に使っていた、しかし私の取り付け金具の設計が悪く、モーターを逆回転させると望遠鏡が逆に動くまでの遊び時間が大きすぎて実用的でない、またポラーファインダーの補正リングのお陰で極軸合わせが正確に出来るため、ほとんど赤緯軸を補正する必要がない理由から、赤緯軸のモーターはいらなくなった。
FC−76での撮影でも十分の赤道儀だ!!