約20年の周期で接近する木星と土星ですが、2020年12月21日から22日にかけての接近は397年ぶりに0.1°まで近づく大接近となりました、両者はすでに太陽の裏側に近づいており夕方日没前後の低高度での観察となります、屋内撮影のため電線が邪魔をします。
画像はFC−76屈折望遠鏡またはBORG65屈折望遠鏡に各種接眼レンズを付けハイビジョンカメラで動画撮影したものから静止画に切り出したものです、カメラのズーミングがまちまちなので各画像の大きさなどの比較はできません。
各画像をクリックすると大きな画像を表示します。
ハイビジョンカメラのみ
BORG65+PLOSSL40mm
ハイビジョンカメラのみ
BORG65+PLOSSL40mm
ハイビジョンカメラのみ
FC−76+PLOSSL40mm
FC−76+PLOSSL40mm
ハイビジョンカメラのみ
前年の2020年より猛威を振るい始めた新型コロナウィルスの影響で各地の花火大会も中止となり、密集を避けるため各地でゲリラ花火が時々打ち上げられた、これもたまたま接近中の木星と土星と一緒に撮影できたもの、花火は15分ほど上げられた。
ハイビジョンカメラのみ
月を入れるため斜めに撮影。
ハイビジョンカメラのみ
FC−76+or18mm
日没時の土星、この空の明るさでは見つけられない土星も、近くに明るい木星がいるおかげで見つけることができる、もちろん見難いですが。
FC−76+WIDE FIELD24mm
最接近まで2日を切りかなり近づいた。
FC−76+WIDE FIELD24mm
FC−76+or18mm
最接近は22日の未明なので日本では21日と22日の夕方がもっとも近づいて見える。
FC−76+or18mm
ビデオカメラはアイポイントが遠いためor18mmで両者をビデオカメラで同時に撮影できるのはこの2日間くらい。
FC−76+or18mm
画像によってカメラのズーミングはまちまちなので、同じ接眼レンズでも色々な倍率で撮影しています。
FC−76+or18mm
これは画像上側が地平側。
ハイビジョンカメラのみ
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上の暗いほうが土星、下の明るいほうが木星。
FC−76+or18mm
最接近はこの日の未明だった、日本では21日の夕方の方がもっとも近づいて見えた。
ハイビジョンカメラのみ
FC−76+or18mm
FC−76+or18mm
FC−76+or18mm
ハイビジョンカメラのみ
ナイトショットで望遠鏡と共に撮影したもの、右がFC−76、左がBORG65、寒いこの時期に暖かい部屋の中から観察できたのは助かった、代わりに電線が邪魔になったが。
ハイビジョンカメラのみ
23日以降天気が悪く観察再開できたのは前日の25日からとなった。
FC−76+PLOSSL40mm
すでに両者は離れアイポイントに余裕があるPLOSSEL40mmに戻さないと拡大撮影はできなくなった。
FC−76+PLOSSL40mm
FC−76+PLOSSL40mm
FC−76+PLOSSL40mm
FC−76+PLOSSL40mm
両者が離れすぎて電線を避けられなくなった、太陽にも近づき暗い時間ではもう撮影できない。
FC−76+PLOSSL40mm
これが最後の撮影となった、実際は木星が左上、土星が右下に見えている。