---こたえは  人口の5%です。---

 

空港の需要予測というのは@航空旅客流動調査
                 A旅客地域流動調査  を元に推計されます。
航空旅客流動調査は2年に1回、行楽シーズンの秋のある1日、すべての空港でアンケート調査をします。
あなたはどこから来ましたか。どこへ行きますか。どこにお住まいですか。利用目的は何ですか。もちろん男女,年齢,職業、所得まで調査されます。
それによると、1995年(平成7年)と1997年(平成9年)の島田市民および周辺住民と静岡県民全体の利用者数は以下の表です。

ある1日の羽田空港利用者数 ある1日の名古屋空港利用者数         人
羽田 平成 (1995) 平成 (1997) 名古屋 平成 平成
  出発地 目的地
(到着)
出発地 目的地
(到着)
  出発地 目的地
(到着)
出発地 目的地
(到着)
島田市 7 9 8 2 島田市 4 3 4 4
焼津市 19 32 11 10 焼津市 8 23 5 4
藤枝市 6 14 5 10 藤枝市 6 2 4 6
榛原郡 6 14 6 59 榛原郡 24 5 6 3
志太郡 6 5 0 3 志太郡 0 0 0 1
合計 684 647 519 552 合計 242 400 322 253

データ出所:運輸省航空局 航空旅客流動調査(平成7年,9年調査分)
注:調査は観光シーズンに行われているために平均値と見ることは問題がある。


島田市民は羽田,名古屋を合わせても1995年は23人、1997年は18人(ただし往復の人数)。同じ状態が1年間続くと仮定すると
1995年の年間利用者は4197人(23人×365日/2)人口のたった5%です。
1997年の年間利用者は3285人(18人×365日/2)人口のたった4%です。
95%の人はまったく空港とは縁がありません。5%の人のために,島田市民の税金を使い,環境を破壊しているのです。あなたはそれでも怒らないんですか。

   

将来の島田市民は叫んでいます。

借金と赤字空港を残すより、

暮らしを豊かにする財政と美しい自然を!と。