下田フルートアンサンブル

 
下田にゆかりのある世界的フルーティスト、「J.P.ランパル」の訃報に接し結成された「ランパルフルートオーケストラ」による下田初のフルートオーケストラによる演奏会から、半年。

 追悼コンサートの終了とともに、解散した私たちですが、メンバーからのあつい再結成への思いもあり、この夏に『下田フルートアンサンブル』として正式にフルートオーケストラとしてのスタートをきりました。ただ今、10名のメンバーで活動開始。下田、そして、伊豆半島にフルートの輪を広げようとがんばっています。そして、フルートを吹く楽しさを分かち合う、仲間も募集中です!!


      下田フルートアンサンブルへの歩み
♪第24回復活 パワーアップアンサンブル♪
2003年6月21日 矢島先生宅
 3ヵ月ぶりの練習です。今まで、メンバーの入試・仕事の都合等で、個人練習を余儀なくされていた私たちですが、やっと練習を復活させることができました。
 まずもってうれしかったことは、大人のメンバーにまじって「フルートが好き!!」という思いで、河津から通ってがんばってきたR子ちゃんが、高校合格♪晴れて高校生として練習に参加してくれたことでしょう。R子ちゃん、おめでとう。それに、矢島先生に犬のフルートバックいただいてよかったね。とっても似合ってたよ。
 そして、半年間お仕事のご都合などでお休みしていたTさんが復活されました。おかえりなさい、Tさん。
 そして、今日何と、新しい男性のメンバーが加わりました!! 久しぶりに活気づいた、下田フルートアンサンブル。今回から挑戦する曲もパワーアップしました。かの有名な、ずーっとやりたかった憧れの曲『CHATS』(ベルトミューの「猫」)です。
 今日の練習は、ロングトーンとハーモニー練習を兼ねた、矢島先生お手製の「ソノリテ」からスタート。このバージョンは、矢島先生の手によってこれからも増えていくということです。
 いよいよ「CHATS」とりあえず、初見大会で全曲通しました。みかりんは、アルトフルート。トップは矢島先生。セカンドは新メンバーのペール君とR子ちゃん。サードはTさんとSさん。
 今日は主に1楽章の「ペルシアンブルー」の練習をしました。気まぐれでスレンダーなペルシアンブルーの雰囲気にはまだまだ程遠いけれど、フルートを吹くのがとても楽しく、やっぱり「復活バンザイ!!」という練習でした。よかった。

            ♪第11回練習報告 音色をそろえる♪
              2002年4月13日 矢島先生宅
 久しぶりの練習日記となってしまいましたが、下田フルートアンサンブルの練習も回を重ね、11回目となりました。
 5月5日に行われる、下田吹奏楽団の「ファミリーコンサート」の第U部〜地域の音楽仲間と共に…〜のステージに出演することとなり、それに向けての強化練習中です。
 今回の出演者は少ないけれど、月2回の練習ペースを返上して、4月は強化練習ということで、毎週練習しています。
 今日は、交互ロングトーンをやって、指の動きや音色の確認をしました。矢島先生宅の録音機材を駆使し、自分たちの音を聴きました…。(く〜っ。)基礎練習のコラール集の練習で地道にハーモニーづくりのトレーニングや初見の力をつけています。よい響きになかなか近づけませんが、みんなで耳をすましてハーモニーが溶け合って、澄んだ響きがひろがる瞬間は、うれしものです。
 演奏曲は、Alexander Tcherepninの「QUARTETT」です。まだまだまだまだ…の私たちですが、がんばってます。そして、ステージ衣装なるものをみんなで、おそろいで作りました。「衣装負け…」なんて言われないように、がんばらなくちゃ。それと、団の楽器購入予算で、「アルトフルート」を購入することになりました!!今度のステージでご披露できる予定です。
 



         ♪第6回練習報告 連休の中日はカルテット♪
             2001年11月24日 矢島先生宅

 今日は、3連休の中日です。前回に引き続き、みんなの都合がつかず、カルテットで練習しました。今日は、カルテットアンサンブルに3曲挑戦しました。


          ♪第5回練習報告  個人テクを磨く!!♪
             2001年11月10日 矢島先生宅

 今日は、4人という非常に少ない人数の練習でしたが、個人レッスンのように一人一人の音に耳を傾け、矢島先生からとっておきのアドバイスをたくさんいただくという、本当に充実した練習になりました。

 フルートをはじめたばかりのちかサマは、ことなちゃんの新米ママさんでもあります。今日は、ことなちゃんもレッスン室に。おいしそうにりんごをほおばりながら、ママの練習を静かに見ていました。練習の間、おとなしくいっしょにお勉強をしていることなちゃんもすごいけど、そんなことなちゃんが足にぴったりとくっつくのも何のその、夢中でよい音づくりにはげむちかサマもすごい!!ことなちゃんにとって音楽が非常に身近なんだろうな。ちなみにことなちゃんは、下田吹奏楽団の最年少特別団員でもあります。

 今日の練習で、すっかり豊かな音色に変身した鈴木さん。「のどの奥をあけて、共鳴させる」「肩の力をぬいて前傾姿勢」「Asの音程が出るところをねらったアンブシュール」など、ポイントを確認して、ソノリテを練習しました。よい音を目指しています。

 途中、「息の支えは出前持ちと同じ。バランスと支えが大切」ってことや、息のスピードが意外に重要であること。(高音で意外に息の量をセーブしてしまっていることにびっくり。)音の切り方の練習がロングトーンの練習なのだってことなど、基礎の基礎をみっちり確認しました。

 今後練習していくアンサンブルの曲も決まりました。「子守歌」(E.ケーラー)と、「ロマンス(アンダンテ)」「メヌエット」(W.A.モーツアルト)です。やっぱり前回のバッハは、音域に限界があり、今後また…ということになりました。

 今日は、ケーラー中心に練習しました。Pの緊張感のある音色や、1拍目の音の価値の重要性など、アンサンブルの中でまた、いろいろな音楽的なポイントを学びました。はやくみんなで合わせたい!


          ♪第4回練習報告  My CDの楽しみ♪
            
2001年10月27日 矢島先生宅

 今日は、本当に久しぶりの練習です。久々のパワフルちえちゃん登場でメンバーも活気付きました。でも、都合の悪い方も多く、5人で練習しました。

 今日も、まずはコラール集から、1番をやりました。自分だけが動くときの動きの重要性や、ハーモニーの中の第三音の音程のとり方など、アンサンブルの基礎を矢島先生にアドバイスいただきました。吹き始めは、ハーモニーが濁っていましたが、だんだんまとまってくるのは、うれしいものです。

 今日は、バッハの「Art of the FUGUE」より、「CONTRPUNCTUS1」のアンサンブルをしました。練習会場のレッスン室には、先生所蔵の楽譜やCDがいーっぱいなのですが、まずは、CDを聴いて雰囲気をつかみました。次々に押し寄せる波のような深い響きに、みんな口数も少なくなります。素敵な曲ですよね!!

 私たちのフルートアンサンブルには、まだ、低音楽器がないので、イメージの底力のあるハーモニーにはなかなか近づけないけれど、それぞれの動きが主張しながらも重なり合っているこの曲は、勉強になります。私はSOPRANOパートを受けもちましたが、途中からピッコロに持ち替えて、ハーモニーにも広がりが出てきたように感じます。やっぱりはやく低音のフルートがほしいなーと思いました。この曲は次回も引き続き練習していくことになりました。

 さて、練習後は久々のちえちゃんと矢島先生と私で、トリオのアンサンブル大会になりました。ジャンケンでちえちゃんがトップ、先生は3rd、私は2ndです。楽しい!!また、そんな和やかな練習後のひと時に、今日は矢島先生の奥様が焼いてくださった、ほかほかのいろいろな種類のパンをごちそうになりました。奥様は本当にお料理上手で有名なのですが、パンにも感激!!なんて素敵な午後のひと時でしょう。

 おまけにBGMは、矢島先生ご自身が録音され、パソコンでつくった、素敵な名曲集だったのです。矢島先生は、みかりんにもそのCD製作をすすめてくださって、いろいろなソフトを紹介してくださいました。みかりんのフルートCDデビューも近い?!私のパソコンではまだ、環境が整っていませんが「My CD」つくってみたいなぁ。



       ♪第3回練習報告 矢島邸でカラオケ大会?!♪


 夏休み明けの久しぶりの練習。今日は矢島先生のお宅のレッスン室で練習しました。うれしいことに、新しいメンバーも加わりました。今日は6人で練習しました。

 矢島先生のお宅は、フルート・リコーダーの宝庫。バロックフルートからパンフルート、篠笛までとり出してみんなで音を楽しみました。圧巻はハンミッヒのシルバーのフルート。ものすごくつややかな深い音がしました。

 さて、練習の方はコラールをもとに和声のお勉強。途中、EからFisに移るときに他の音が混じってしまう人が多く、スラーの中で確実に移動する練習をしました。
 
 アンサンブルは、今日もCORELLIのアダージョ。時間がたつにつれ、まとまりが出てきたように思います。 あとはコーヒーをいただきながら、フルートのカラオケ大会!みんな遠慮してなかなか演奏しなかったけど、みかりんは数曲気持ちよく吹かせていただきました。


 今回、正式名称が「下田フルートアンサンブル」に決定しました。

      
           これがバロックフルートね。                へえっ。
     
  
    
      笛吹き童子?!                   カラオケでうっとり。


         ♪第2回練習報告 コラールで耳を鍛えるの巻♪

             2001年7月28日(土)サンワーク下田にて

 夏休みに入り暑い日が続いていましたが、練習日の今日は、とても過ごしやすい日になりました。こんな中、にぎやかなY氏(矢島先生ではないです)は何と、熱中症でダウン!今日はしっとりと女性の多い練習となりました。今日は6人で練習。コラール集で音程の合わせ方のトレーニングをしました。
 
 はじめは、「うなり」でにごったアンサンブルも、みんなで耳をすましてアンサンブルしていると、きれいな「響き」に変化してきました。コラールって美しい響きのものが本当に多いですよね。前回は横隔膜、今回は耳を鍛えるという練習でした。毎回、勉強になります。


 今日アンサンブルした曲はコラール集のほか、「Bourrée」inFのパルティータ(組曲)からと、「Chist Lay in the Bonds of Death死のなわ目に横たえるキリスト」(J.S.BACH)と、CORELLIの曲をやりました。
 
 パートをくるくる回しながらやりましたが、トップを吹くときに、「フルートの先は指揮棒と同じ」ということをご指導いただきました。アインザッツの出し方を一人一人が体験しました。また、バロック音楽の自由な吹き方を矢島先生の実演ともども教えていただきました。アンサンブルの中にもトリルなどが出てきて、譜面はシンプルだけれど、装飾音をつけることで、よりおしゃれになるバロック音楽の楽しさを実感しました。


 毎回、短時間の中でフルートの奏法や、アンサンブルで大切なことを本当に端的にご指導くださる矢島先生に本当に感謝しています。私は、本当に多くのことを学ばせていただいています。ぜひ、興味のある方は、私たちと共に有意義な時間をすごしませんか?
         
          ♪記念すべき第1回練習が行われました!

             2001年7月14日(土)サンワーク下田にて

 「ランパル追悼フルート
オーケストラ」のメンバーを中心に声をかけ、今回の第1回目の練習が実現することとなりました。

 開始時間の1時半近くなると、なつかしいメンバーが続々と登場。ホントに人は集まってくれるのかなぁ、と心配だったのですが、やはりフルートへの思いはみんな変わらなかったよう…。みんなの顔を見て、ほっとすると同時に、これからフルート仲間でいろんな演奏ができるという希望・勇気がわいてきました。

 今日は6人出席。あと、入団希望の方が4人ほどいるので、10名でスタートということになりそうです。もちろん、下田出身のフルーティストの方々も、機会あるごとにご協力いただけるという心強い約束もあります。

 今日は、久しぶりということもあり、モーツアルトの「アンダンテ」と「メヌエット」そして、「浜辺の歌」という小品を初見合奏。音程他多々難アリ…。でも、やっぱりうれしいアンサンブルです。

 また、仲間がそろったところで、今後の活動についても話し合いました。まず、名称ですが、次回までの宿題と言うことになりました。そして、参加費は、月4000円ということに。(運営費500円・楽器貯金2500円・定演貯金1000円)学生は1000円です。

 やはり、低音楽器を購入していきたいという希望がありました。そして、2月ごろに、定期演奏会の実現を!という話も出ました。もちろん、神田先生をお迎えして…、というのが私たちの希望です。
 

 話合い後は、矢島先生による、個人テクを磨く、とっておきのレッスンもあり、フルートの基礎の基礎をばっちり伝授していただきました。夢も希望もどんどん膨らむ、第1回目の練習は、とても有意義なものでした!

        
          
初合わせ。下田にフルートアンサンブルの灯が…

        
          矢島先生のご指導。      先生のおなかの支えを実感 

            
          横隔膜をコントロールするために、犬になりました!

              
   
          ♪レッスンノート♪
 

♪下のHの音からスタート。あくびをした音で、肩と首には絶対力を入れない。楽器を支える力以外はすべてをぬく。のどの奥を開け、角度を変えながら響きが変わる中で、一番いい響きの場をさがす。

♪自分のアンブシャーを確かめる方法として、頭部管のみで、ピアノのAsの音に合わせてみるという方法もある。

♪高音への練習は、高音を出そうとしてコントロールして音を出すのではなく、息の圧力を除々に高め、雲をつきやぶって出てくる高音のHの音をスタートとする。→ソノリテ
コントロールして出した高音は音がやせてしまいがちになるので、息のスピードと腹筋を使って、息圧を高めて自然に出たHの音を出した後に、Hの音を再度出してみるとイメージしやすい。

♪横隔膜のコントロールは、前かがみになって犬の息の練習を1日に2分は行いたい。45度から、立ち上がるまでを6段階くらいに分け、1ステップを10日くらいでできるようにしていく。

♪ブレスの後、おなかがへこむのではなく、圧力を保ったまま息をはく。おなかは前にふくらまず、横に広がるはず。

♪高音と低音のビブラートは、いっしょということはない。低音は振幅はせまく横に長く、高音は振幅が広く細かいビブラートになる。

♪ソノリテは、上のHから。「音色・ニュアンス」をはじめのHから変えず、2回ずつ繰り返していく。耳と頭を集中して、考えながら!でも、2回で次に進んでいく。


         第28回 練習のお知らせ
11月9日(水)17時〜
下田市民文化会館

リハーサルを行います。
下田市芸術祭、プログラム12番です。
8時10分ごろの出演予定です。
        
新しい、仲間も募集しています。一緒にフルートを吹きませんか?