ここでつくる地面は、ミラコンを下地に使う方法を説明していきます。発泡スチロールで土台を作りますが、ベースとしっかり固定するためベースにベニヤ板を接着しておきます。ベニヤ板と発泡スチロールは木工ボンドを使用します。ホットメルツなどで部分的に接着してゆくと作業がはかどります。
地面のデコボコを表現するため、ヘラで押さえたりして下地をていねいにつくります。土手や丘など立体的になる所は発泡スチロールを積み重ねてつくります。接着は発泡スチロール専用の接着剤が強力に接着できます。発泡スチロールで表現できない部分や出来た隙間などは紙粘土を盛って作り込みます。紙粘土を盛るときは木工ボンドを塗りながら盛ります。厚く盛ると乾燥時間がかかり、乾いてもひび割れをおこします。薄く盛るくらいで済むように下地をつくっておきます。ドライヤーで熱風を当てると乾燥時間が早まります。一度乾燥させて、縮んで隙間ができた部分にもう一度盛っておきます。完全に乾燥したら、リキテックスのモデリングペーストやレジンサンドをペンティングないふやヘラで薄く塗ってゆきます。厚塗りすると乾燥時間がかかります。厚く盛って下地を作るときは、何度も薄塗りし乾燥させながら盛り付けて重ねます。十分時間をおいて乾燥させるか、ドライヤーの熱風で乾燥させます。大きな岩などがある場合はこの時点でしっかり作っておき、地面と自然とつながるように仕上げておきます。
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