|
タミヤの光硬化パテを使って立体ネームプレートを作ってみました。光で硬化するパテの利点を生かして、光が通る部分と通らない部分のフィルムを作りパテを感光させて立体的に文字や絵を浮き上がらせて作るというのが要点です。これは印刷の原版などを作るのと同じ理屈です。
必要な物は光硬化パテ、パソコンのプリンター、OHPフィルムシート(パソコンプリンター用)、プラ板など。
|
|
|
|
パソコンの画像ソフトなどで作りたい原稿を原寸で製作。それをOHPフィルムにプリントアウトしました。今回はキャノンの物を使用しました。出来たのが感光用の版です。 |
|
|
|
プラ板と版をボール紙などに固定。版は横にはがせるようにしておき、パテの硬化がはじまらない光の弱い場所でプラ板に薄くパテをヘラでのばして準備。パテの厚さは0.2ミリほどでしょうか。版の裏にはカリ石鹸を塗ってパテをはがれやすくしました。
27ワットの卓上蛍光灯で約5秒感光。距離は10センチ位。これ以上の時間感光したところ余分な部分まで光がまわって失敗しました。
|
|
|
|
|
感光が終了したら、アクリル溶剤(油性)を筆に含ませて余分なパテをていねいに除去。強くこすったらポロリとはがれますので注意です。きれいに文字が浮かび上がったら、さらに光をあてて硬化させておくと安心。余分な部分を切り落とし、エッジを斜に削ってみました。 |
|
|
|
グンゼのメタルカラーを吹き付け、磨き上げて完成!輝きは少し落ちるかも知れませんが念のためクリヤーを吹いて、エナメル塗料で墨入れをすればさらに立体的に! |
|
|
問題点は、細い線がうまく作れなかったり、プラ板が白い為光が乱反射して余分な部分まで硬化してしまう所でしょうか。ここはプラ板を黒で塗装したり、今回は実験しませんでしたが、光が直線的に当たる太陽光ならさらにうまく行くかも知れません。さらに研究の余地が有ります。つぎはディテールアップパーツ製作編につづく |
|
|
|
|