タミヤの光硬化パテを駆使してパーツ製作に挑戦してみました。製作したのは1/25スケールT-38/85のキャタピラとディテールアップパーツです。

光硬化パテについてはこちらもごらんください。

まず最初にフィルム製作です。光硬化パテは紫外線で硬化するため形を作るための絵柄のフィルムが必要となります。例ではお絵書きソフトで作図してOHPシートにプリントアウトしています。プリンターはアルプスのMDプリンターやレーザープリンターを推賞します。

絵柄は部品となるので原寸でプリントアウトします。

つぎにプラ板でプールのような枠を作ります。この中で部品が生成されます。作例では6センチX4センチ位の大きさです。1ミリ厚のプラ板に0.3ミリのプラ板で枠を作ります。1ミリ厚の透明プラ板でプールと同じサイズの板を作っておきます。

フィルムの版とプラ板のプールです。版の黒い部分はプール内部より大きくしておきましょう。

版をプールの上に置いてマスキングテープで版が横に開くように固定します。

プールの中にパテを適量、流し込みます。中心に絞ってへらでのばさずそのままにしておきます。

生成シートを置きます。シートもOHPシートを利用します。これに感光して硬化した部品がついてきます。

1ミリ厚の透明プラ板でパテを均一にのばしてプールの中で広げます。

感光します。卓上蛍光灯で10秒前後です。試して時間を調整しました。

感光終了したら生成シートをゆっくりはずして余分なパテをプールに落として、ラッカー液で清掃します。きれいになったらそのままもう一度、蛍光灯で感光しておくと良いでしょう。

成功!!生成シートに出来上がった感光パーツ!

その2 完成画像
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