静岡の身近な昆虫たち コオロギ (マツムシ 2)
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スズムシ
Meloimorpha japonica
(De Haan)
広い川原の土手際、小河川の土手、畑、果樹園の周辺、休耕田、山際、海浜のマツ林など湿った草薮の地表にいる。鳴いていてそこにいることがわかっても、姿を確認するのは大変。草刈直後ならば見つけやすい。
飼育する家も多く、住宅街でもどこからか合唱の音が聞こえてくる。ホームセンターやペット店で売られることもあって野生にもいることが忘れられそうである。飼育していたものが逃げ出した、または放したものが定着したものがあるかもしれない。いずれにせよ、藤枝や焼津あたりでは、野外にごく普通にいる部類である。しかし、近年生息地が次々と造成によって消えており、安泰であるとは言えない。
だいたい8月下旬ころから聞こえてくる。
オス
2000/9 焼津市大覚寺
メス
2000/9 焼津市大覚寺
メス
2003/9 藤枝市 瀬戸川
幼虫
2000/8 藤枝市 瀬戸川
カヤコオロギ(カヤスズ)
Euscyrtus japonicus
(Shiraki)
山地のイネ科が多い草原にいた。とても小さく10mmくらい。成虫でも翅が小さく発音しない。
オス
1998/8 蒲原町
メス
1998/8 蒲原町
メス
2013/9 河津町
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