静岡の身近な昆虫たち カイガラムシ(1)
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ツノロウカイガラムシ
Ceroplastes ceriferus
(Fabricius)
庭木や街路・公園の植え込みなど街中でよく見られるカイガラムシ。白くて大きく目立つのでカイガラムシといえばこの種類といった感じ。ピンク色を帯びてるのもいる。大気汚染に強いことと天敵がいないことから市街地に多く指標生物になる。
ゲッケイジュにつく
1997/10 藤枝市平島
ルビーロウカイガラムシ
Ceroplastes rubens
Maskell
この種類も庭木など街中でよく見られるカイガラムシ。小さいので遠目からだとちょっと枝の色が変だなくらいにしか見えない。帰化昆虫。
ヒサカキにつく
1997/9 藤枝市平島
イセリアカイガラムシ
Icerya purchasi
Maskell
白く大きいので遠目からでも目立つ。山地でアカメガシワについているのをよく見る。市街地で庭木についていることがある。セイタカアワダチソウなど草にもつく。
触るとぶよぶよと柔らかく、マシュマロの感じ(?)。図鑑によく紹介されている。帰化昆虫。
初夏の頃、発生している樹木を見るといろんな成長段階の個体を見ることが出来る。最初は褐色の部分だけで脚があるようである。だんだんと白い部分が伸びるように大きくなっていく。
このカイガラムシの天敵といわれるベダリアテントウというちっちゃいテントウムシもいろんな所で見かける。
アカメガシワにつく
1998/11 焼津市
ミカンにつく
1999/5 藤枝市平島
ちゃんと脚がある。
2001/10 焼津市 高草山
アカメガシワについた集団
アリが群がる。
2001/10 焼津市 高草山
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