静岡の身近な昆虫たち  カメムシ(カメムシ Pentatomidae 3)

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ウズラカメムシ  Aelia fieberi Scott

 瀬戸川沿いでは高水敷や堤防の草地でイネ科野草にいる。あんまり多くはない。模様といい姿形といいそして名前といいとても愛嬌がありかわいい。

 
1996/9 焼津市 瀬戸川 1999/8 川根町 大井川

 
幼虫
2007/6 岡部町



イネカメムシ  Lagynotomus elongatus (Dallas)

 イネ科植物につき、イネの害虫とされるが、静岡では少ないようである。イネ科草原から離れて、落葉下で越冬中する。シロヘリカメムシととてもよく似ているが、やや細身で、黄褐色または橙褐色である。

   
2007/10 焼津市産 2010/8 湖西市産

   
2010/11 掛川市 2013/12 富士市 富士川



シロヘリカメムシ  Aenaria lewisi (Scott)

 山地のネザサ群落にいる。冬は地表の落葉中にいる。イネカメムシと比べて、白ヘリが太く、体色は緑褐色である。

   
2002/2 藤枝市 2005/8 藤枝市


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