静岡の身近な昆虫たち ハサミムシ(3)
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ミジンハサミムシ
Labia minor
(Linnaeus)
瀬戸川の川原で、刈り草と伐採枝が積まれた下から大量に見つかった。
成虫でも5〜6mm程度で、他のハサミムシ類の幼虫やハネカクシのように見える。同所的にヒゲジロとキアシも見つかっている。
オス
1999/10 藤枝市 瀬戸川産
エゾハサミムシ
Eparchus yezoensis
(Matsumura et Shiraki)
樹林や湿生草原で、湿った落葉の下や草上にいる。数匹または、5〜6匹ほどの群れで見ることが多い。コブハサミムシと色合いはそっくりだが、大きさは小さく細身でハサミがとても細長い。幼虫は黒くハサミの先が白い。
身近な山林にも生息している割には、大抵生息地はヒトの生活圏とは一線を画していて、身近な種類という印象にない。
4月頃によく目に付く。成虫越冬で、4月頃に産卵、7月頃に成虫になる。
1999/5 藤枝市
2001/4 藤枝市
メス
2007/3 藤枝市
抱卵
2010/4 焼津市産
孵化
2010/4 焼津市産
幼虫
2010/5 焼津市産
オス
2011/4 焼津市産
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