静岡の身近な昆虫たち コムシ
ヤマトハサミコムシ Occasjapyx japonicus (Enderlein)
山地や河畔林などで落葉が厚く堆積した腐植層の中から発見される。山地で舗装された車道脇に積もった落葉中にいることもある。また、焼津市駅北の側溝に溜まった落葉中からも同じタイプのものが観察された。焼津や藤枝の周辺ではよくいる。10cmくらいの深い所にいることが多い。
尻尾にハサミがあるので最初はハサミムシ類の幼虫かと思った。約10mm。
オオハサミコムシの一種 Occasjapyx sp.
地表に出ていた。20mmを超える大きさ。
ナガコムシの一種 Campodeidae gen. sp.
湿った落葉中や朽木の下、石の下に見つかる。山林に多いが、市街地の公園や河畔林でも見つかる。2本の長いしっぽのような尾糸がある。
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