静岡の身近な昆虫たち シミ
イシノミの一種
山地の日陰の岩肌や樹皮の表面をチョロチョロと這っている。落葉中や朽木の裏側からもよく見つかる。原始的な昆虫として文献でよく紹介されている。
ヤマトシミ Ctenolepsma villosa (Fabricius)
古い木造屋の畳や物置、ビニールハウスなど乾いていて小不精ったい所にいる。ヤマトシミの他にセイヨウシミなどいろんな種類がいる。
ある意味で(?)とても可愛いらしいムシである。
メナシシミの一種 Nipponatelura sp.
温室内の防草シートの下のアリの巣にいた。白くチョロチョロ歩き回る。というより走り回る。めまぐるしく速い。巣によってはアリヅカコオロギとも同居していた。
大きさは3mmくらい。ワラジムシやダンゴムシの孵化したばかりの幼体のようだが、動きが違う。
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