静岡の身近な昆虫たち  ゴミムシダマシ(16)

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ヤマトオサムシダマシ  Blaps japonensis Marseul

 海浜の草地でスチロール屑の下にいた大きくて変な形の虫。図鑑以外の一般の文献には登場しなく何だかよく分からない虫。この海浜が本来の生息場所なのだろうか。
 県版レッドデータブックに書かれていた古来外来種説に一票。

   
2000/7 県内 2000/7 県内



スジコガシラゴミムシダマシ(スジコガシラハムシダマシ)  Heterotarsus carinula Marseul

 川原や堤防、海浜の乾燥した草地において、石や堆積物の下にいる。なんと伊豆の天城の駐車場の植え込みにもいた。写真左上は堤防の道の脇に転がっていたコンクリート塊の下から出てきた。探してみるとコスナゴミムシダマシと同居しているのが多かった。
 手にとっていじめるとゴミムシのように臭い液体を発射する。手に付くと茶色のシミになり洗っても落ちなくて数日は残る。

 
1997/3 藤枝市 2000/5 芝川町 富士川

 

1997/9 藤枝市
石の下で集団越冬。まさに団子状態。
2001/12 浜松市


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