静岡の身近な昆虫たち  ハムシ(9)

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フジハムシ  Gonioctena rubripennis Baly

 フジの新しい蔓が延びる5月から6月頃に見かけることが多い。丸っこくて、近づくとすぐに落下してしまう。フジは低山ではごく普通に多く生息しているが、その割には見かけることは少ない。上翅が黒化した個体は、単独でいると別種のように見える。

   
2006/5 静岡市 2010/7 湖西市産



ヤツボシハムシ  Gonioctena nigroplagiata (Baly)

 4月から5月頃、エノキやムクノキに見つかるまるっこく大きめなハムシ。黄色地に黒の八つ星が基本だが、星の数が少なかったり星が全く無く全体が黄色い個体、黒星が大きくてくっついていたり、ほとんど真っ黒の個体が混じる。しかし、全体が黄色で黒星が無いからといって無紋型であるとは限らない。羽化間もない個体は無紋型のようで、数日経って黒紋が浮かび上がって普通の型になることがある。


   
2005/5 焼津市浜当目 2005/6 藤枝市 蓮華寺池公園

 
2008/5 岡部町



イタヤハムシ  Pyrrhalta fuscipennis (Jacoby)

 枯木の上にいた。


 
2013/6 河津町


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