静岡の身近な昆虫たち ハチ(その他のハチ 5)
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ルリチュウレンジハバチ
Argidae similis
(Vollenhoven)
ツツジによく舞っている。薬剤を散布しないツツジに幼虫が大発生し、丸坊主にしてしまうことがある。根元付近の積もった落ち葉の中に繭が見つかる。
一見黒いが青く光る。ごく普通に見られよく目につく昆虫であるが、たとえ昆虫に興味があっても、どうでもよい扱いをされてしまうよい一例である。
2002/9 藤枝市平島
2002/9 藤枝市平島
幼虫
2002/11 藤枝市平島
ハバチの一種
Argidae gen.
チュウレンジハバチ?だと思うが、庭先から山地まで草地でごくふつうに見られる。
ハバチの幼虫は、樹木や野草などの葉っぱをガやチョウの幼虫のように食べる。姿も似ていてイモムシ。多数が群れていることが多い。
ハチというとアシナガバチやスズメバチのようなハチを思い浮かべるのが普通だろうが、このハバチやコマユバチのような小さくて、ハエだかアブだか何だか分からない、その他のハチというよりその他の昆虫に分けられてしまいそうなものがものすごく多い。どこにでもいるといった感じ。
1997/6 菊川町
山野で時々、全体は黒いが、胸部が赤いハバチがいる。
2004/5 岡部町
ホシアシブトハバチ
Agenocimbex jucunda
Mocsary
鮮やかな黄色で腹の横に黒の斑点模様がある。翅も黄色でとてもかわいい。絵本に出てくるハチのようだ。
ハナバチのようだが、ハバチで幼虫はエノキを食べるという。
1999/5 焼津市坂本
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