2 トルファン
   (ウルムチ→トルファン  トルファン→ピチャン)
 

<予定変更。トルファンへ>

ウルムチの朝。ホテルの隣の食堂へご飯を食べに行く。
オヤジが作った朝ごはん、美味しい!
八宝飯(餅米の少し甘い炊き込みご飯) 2元。美味しかった!

他の二人は「黒米八宝粥」(黒米のお粥) 2元
それとみんなで肉まんを食べる。 一個 5角

今日は天池に行くつもりだったので、ツアーを探さないといけない。
ぼったくりカザフ族によるトラブルが後をたたない、とのことで自分で行くよりツアーを利用しようと思っていたのだ。

ホテルに入っている旅行会社に聞いてみたが、今日のツアーはもう出てしまったとのこと。
人民公園の北側に、旅行会社が集まっている、というので行ってみると、あるあるたくさん・・・・
客引きもわらわら群がってくる。
天池行きは往復35元だそう。しかしもうその日のツアーは全部出てしまっている。
(朝6時40分頃出発だそうだ。そりゃ早い。)
タクシーはどうか、と客引きされるけど高いので却下。今日は予定を変えてトルファンに行くことにする。

トルファン行きのバスターミナルは二道橋バザールの裏。(だと思っていた)
バザールを楽しみながらバスターミナルを探す。全然見つからないので、おじさんに聞くと、「バスに乗れ」という。
どうして?!
きょとんとしていると、なんとそのおじさんは、一緒にバスに乗ってくれ、私たちを違うバスターミナルまで連れていってくれた。トルファン行きは新しくできた南バスターミナルに変わっていたのだ!

おじさんは私がチケットを買うまで一緒にいてくれて、バイバイ、と帰っていった。なんて親切・・・・・・。
おじさんがいなかったら、迷っていたところだよ。

ところでチケットを買うのに、割り込み戦争!後ろの人がどんどんチケットを買っていく。
そうだ、ここは中国だった!と実感。負けずに「中国語でトルファン3人!」と叫ぶ。

<南バスターミナル>
新華南路または勝利路より101番バスに乗り南下。

ウルムチ→トルファン 
3時間 21元(+保険料1元) 
全席指定 エアコンはあるものと無いものがある。本数多数。

きれいなバスターミナル・・・・・。
さっき買ったブドウをいつでもつまめるように洗い、出発。

バスが走り出す。
行けども行けども砂漠。道中、気温はどんどん上がり、外は強風。ときおり竜巻が起こる。
天気が曇りで気温が上がりすぎなかったのが幸いだった。

途中、草原があり、家畜が草をはんでいる。緑のじゅうたん。夢のように美しい光景を寝ぼけた目で眺めながら3時間後トルファンに到着。
 

<トルファンにて。ステキな誕生日>
 

「こんにちは!どこに泊まりますか?!」

日本語・・・・!一気に客引きたちが群がる。みんなすごく日本語が上手。というよりペラペラなのだ!
おまけに早口。ペラペラ一気にまくし立てる。
安岡力也にシンちゃん、アイちゃん。みんな日本名のニックネームを持っている。

それにしても暑い・・・・・。
ずっと付いてくる客引きがいるため、どこに泊まるか打ち合わせもできず、とりあえずトルファン賓館のほうに。
行ってみたトルファン賓館の3人部屋320元は満室。
この町で一番大きいホテルだ。観光バスが何台も泊まり、大きいツアーのお客さんから、ドミトリー目当てもバックパッカーまで、誰でも大歓迎状態。
コーラを飲んで休憩したあと、歩き方に解説が載っていいないユィイェンホテルへ。

静かなホテル。電気がついていないフロントは暗くて一瞬気がひけるが、部屋も快適だし、エアコン付きで安い。
当たりホテル!

宿に客引きにきたウイグル族のお姉さんの礼儀正しく知的な態度にひかれ、明日の一日観光ツアーを申し込む。
50元。これは相場の値段。

ユィイェン賓館 (YI YUAN HOTEL)

トリプル130元(ディポジット100元)
エアコン付き。

青年路6号 電話(0995)8535200

ブドウ棚の道の脇にあり、バスターミナル前の公園の前に立地する。
夜になると出てくる屋台にも近いし場所は最高。静かで安くて快適なホテル。おすすめ!
 

ブドウ棚の道を散歩。

しかしこのトルファン名物ブドウ棚の道、きれいに舗装されちゃって音楽が流れるスピーカーまでついちゃってまぁ、びっくり。おっしゃれ〜になっちゃってる。舗装された分、涼しくないじゃんよぉ。
でも、以前を知らない人には絶対「ステキ!おしゃれ!」っていう印象になるだろうし、まぁ仕方ないか。昔はもっと素朴でステキだったのに。時代の流れを感じる。

 

1 葡萄棚の道。すっかり様子が変わってしまった。
2 シルクロード名物ハミ瓜。甘くておいしいメロン。

途中、市場に行ってシルクロード名物ハミ瓜を買って食べたり、ヨーグルトを飲んだり。
地元製のワインを買う。13元。今日はK子さんの誕生日だし。あとで乾杯しようね!

巨大な地元ビールの垂れ幕。屋台の看板として毎晩張るのだ!

夕食は屋台で!
バスターミナルからメインストリート側は広場になっていて、夜になると屋台がたつ。
7時過ぎ、日が落ちてくると屋台タイム!!!
何を食べようか、地元の兄ちゃんたちとふざけたりしながら、美味しいビールと屋台メシ!

ポロ(羊で炊いたピラフ)4元
水餃子(羊肉)      5元
シシカバブ        2元
新疆ビール       3元

どれもこれも美味しい!
ビールも冷えてたし・・・・!すごーく幸せ。
屋台はいいね。みんな友達になれるから。

 1 うっひょ〜!俺のカバブは最高だぜ〜!(ホントにウマい!)

 

2 ポロ。羊と人参とトマトの炊き込みご飯。これもシルクロードならではの味。
3 ポロと羊肉の水餃子。さわやかトマトスープがたまりません!

K子さんの誕生日の夜はトルファン賓館の中庭で行われる民族舞踊を楽しもう!と
トルファン賓館に急ぐ。
北京時間の9時半から。20元。
まだ前のほうの席があいていて、ラッキー!
買ってきたワインで乾杯!
ブドウ棚の下で、ブドウ酒をのみながら、民族舞踊を楽しむだなんて、なんてステキ。

踊りも楽しくて、一番若いお姉ちゃんがすごくカワイイ!
最後にK子さんはダンサーにステージにかり出され、踊ってました!
踊りが好きなK子さん、さすが堂に入ってる。いままでも散々アラブで踊らされてたし。

ステキな誕生日となりました。

 

1 踊るK子。さすが、です。
2 トルファンの広場の夜景。何年か前からは想像できない絵でしょ?
 

<トルファン一日観光>
 

朝、迎えにきた車に乗って、トルファン賓館前旅行社、ホリデイトラベルへ。
今日のツアーは北京に留学中の日本人の茶髪の女の子2人と中国人のおじさん、私たちの6人。
しかしこの女の子たち、スゴイおしゃれ。長旅中に見えないんですけど・・・・・・。

一日でいろんなところを回るのだ。
 

1) 蘇公塔  

あまり見応えがないから、中に入らないほうがよい、と言われ、写真だけとる。モスク好きの私は本当は入りたかった。 

2) 火焔山万仏宮 

孫悟空の世界をたのしくオブジェにして、表現しているキッチュなお寺。のようなもの。ばかばかしくも楽しい。

  

1 蘇公塔 1779年 高さ44m。 新疆イスラム建築を代表する美しいモスク。
2 ウイグル族の踊り。万仏宮にて。
 

3) ベザクリク千仏堂 

6世紀から修行僧たちが使っていた石窟寺院数々の石窟の中は壁画が。外の川と迫る山のコントラストが美しい。

4) アスターナ古墳群

崩れた古墳群。ミイラもあり。8年前に見たし、暑くてしんどいので入らず。道ばたでスイカをもらいご機嫌に。
写真撮影に励む。入り口付近は田舎で水路があり、いかにもシルクロード、といった風景で雰囲気がよい。

 
 
1、2 アスターナ古墳群の入り口付近で撮影。このあたりはシルクロードの情緒いっぱい。
 

5) 高昌故城 

壮大な遺跡をロバ車で回ることができる。これも入らず。土産物売りの少年に100円玉を元に両替させられる。

6) 火焔山

孫悟空が芭蕉扇で扇いで火を消した話で有名な火焔山が一番きれいに見える撮影ポイント。
ラクダに乗ることもできる。山肌のひだが、本当にめらめら燃えるように見える、トルファンを代表する風景。

 

1 火焔山。東西100km、南北10km 高さ平均500のmの山地。燃える山肌。
2 葡萄構。一面葡萄棚の下でお昼ご飯。ゆっくりくつろげる。
 

7) 葡萄構 

葡萄の名産地トルファンの葡萄公園。周りは一面葡萄畑。
葡萄棚の下でぶらさがっている葡萄をつまみながら(!)ゆったりお昼ご飯が楽しめる。
ここで食べたラグメン、めちゃめちゃおいしくて、じーーーっと作り方を見て、レシピを完成させる。
おみやげに干しぶどうも売っていて、とても楽しい。

8)カレーズ(博物館)

何百年もシルクロードの人々の生活を支え続けた4000kmも続いている水路。
水は飲めるほどきれいで冷たく、非常に気持ちがよい場所。
8年前は入場料なんて関係なかったのに立派でつまらない博物館が建っちゃって、20元もとられる。
観光化とはこういうものだ。

 

1 カレーズ 水は驚くほど冷たい。
2 中国の子供が履いている股割れパンツ。おむつが要らないのだ。かわいい!
 

9)交河故城

2本の河が交差する好立地に栄えた街の遺跡。見応えはあるがこれまた入らず。
売店で大好きな香港映画スター、チャウシンチーの宣伝しているお茶を買って飲んでのんびりすごす。
話しかけてくるおっちゃんたちのオヤジギャグに苦笑しながら・・・・オヤジのノリは万国共通じゃ。
 

以上を回って終わりが4時頃。入場料は全ての場所が20元。(火焔山ビュースポット以外)
遺跡好きな方、ごめんなさい!どれもそこそこ見応えのある遺跡なんだけど8年前に見ていたし、暑いし崩れていていまいちおもしろくないし、遺跡好きでもないので、外でゆったりしてました。

入場料もかかるし入る入らないは個人の自由。他の人が遺跡を見ている間、ゆったり景色を眺めたり、人と話をしたりするのもいいものです。

私が気に入ったのは葡萄構。単純に葡萄が好きで、ぶどう棚の下にいれば幸せになれるから。
ここでご飯を食べるっていうのがポイントだよね。葡萄やスイカを食べ、ゆっくり休むことができるから。
前に来たときはここでご飯を食べなかったので、入場料払ってただお土産買わされるだけじゃつまらない。
ツアーを申し込むときには先にここでご飯をたべるかどうかきいてみたほうがいいと思う。

楽しかったツアーは終了。
これから急いでピチャンに移動して、砂漠の夕焼けを見にいくんだ・・・・。
 
 
 

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