4 天池
 
  

<ウルムチに戻る>

ウルムチに戻る為、バスターミナルへ。
ウルムチ行きのバスは朝と夕、一日2本しかなかったので。トルファン経由で行くことにする。

ピチャン→トルファン 1時間半 10元 (本数はたくさんある)

トルファンのバスターミナルに着くと、なんと昨日の旅行会社のアルキンさんが。すぐに乗り換えのトルファン行きのバスに乗せてくれて、「ウルムチに迎えにこさせるから。」と言う。
狭い街だからとはいえ、私たちの動きを見ていたかのよう。

トルファン→ウルムチ 3時間 23元+保険代1元 (エアコンバス。VCD放映)

行きと違い、こんどはエアコンバスで快適。VCDで新疆の名所と民族舞踊が流れている。それが終わるとブルース・リー。「アチョー!」と叫べば車内の老若男女は画面に釘付け。

窓から、雪をかぶったボゴダ山脈がみえる。砂漠の只中に、4000m級の山々。そこから流れる川が、この地一帯を豊かなオアシスにしているのだ。途中、長細くて大きな湖も見える。サイポープーという湖だ。隣に座ったおじさんが教えてくれた。

バスの保険代、というのは他の国では聞いたこともないが、乗客全員が入るこの保険、乗車中の事故などによる死亡または疾病で10000元、傷害2000元、とある。運転はさほど荒くはないが無理な追い越しやすれすれ運転はあたりまえ。見かける事故も多い。比べる国が悪すぎるだけか?

途中、一回休憩があった。お腹が空いていたが、食べる物はあまり売っていない。殻ごと醤油で煮込む味付きゆで卵とクッキーを買う。この味付きゆで卵もシルクロード名物。美味しい。そういえば、今回、羽化する直前のひよこのゆで卵は見かけない。ゆで卵も進化してしまったのか?

長距離バス休憩所のトイレ、というものはどこの国でもたいてい汚いものだが、ここで見たトイレは、私がいままで見た全てのトイレの中で一番ひどいものだった。予想はしていたが。当然使えるしろものではない。扉もなく外から丸見えで、落とし所も守らないのであれば、どこでしても同じだと思うのだが。違うか?

バスはウルムチの南バスターミナルに到着。出口には、本当に旅行会社からの迎えの若者が待っていた。学生の時の先輩に似てる。好みの顔。この若者、かなりトロい奴なのだけど、顔が好みなので、許しちゃう。
この 兄ちゃんにタクシーに乗せられて連れて行かれたのは金谷ホテルの中にある明日お世話になる旅行会社のオフィス。スタッフの若者のたまり場になっていて、ボスが不在なようである。日本語が出来るスタッフが来るから、と待たされたあげく、その日本語ができる女の子、片言の日本語しかできず、しかも英語もできず。結局何が言いたいのかわからない。ボスが帰ってくるまで1時間、無駄な時間を過ごしてしまった。

さっきの好みの顔の兄ちゃんが案内してくれたホテルは紅山公園のそばの宿。とりあえずチェックインしたけど、2人部屋しかなく、2部屋使う。一人旅に慣れている私が一人部屋に入る。問題はないのだけどぱっとしない宿。一階だから窓やカーテンを開けられないのが難点なのだ。

麓渓苑賓館(LU XI YUAN HOTEL)
ウルムチ市紅山路4号 Tel 0991−2812010
1人 70元  2人126元  3人156元
 

バスに乗って二道橋バザールへ。もう店が閉まりかけていて、あまり楽しめず。お土産にナイフとかわいい羊ちゃん3匹を買ってお腹が空いたので、楽しみにしていた屋台メシを食べに中山路へ。

中山路はウルムチの銀座の様なところ。ものすごい人。公園では300人くらいの集団がきれいに並んで踊っている!流行歌のようなテンポのいい音楽に合わせて、みんな同じ振り付けで揃って踊っている。振り付けはみんなすっかり覚えているようでお婆ちゃんもおじさんもおねぇさんも子供も超軽やか!だれも人の振りを見てはいない。
「一体これは・・・・・・・・。」
ラジオ体操とか、ゆっくり動く太極拳とかならわかる。でもこれは流行歌。毎日テレビなどでこの「健康ダンス」が流れているのだろうか。中国、恐るべし!

健康ダンス。とにかくスゴイ数の集団なのだ。
 

それにしても屋台は・・・・・・・全く見あたらない。しかも食堂もない。入ったレストランはやたらに高くてメニューを見てから逃げて出た。
しかたなく、ホテルに戻り近くの食堂で食べたら、最悪。まずい。しかもビールも冷えていない。

今日のウルムチは何から何まで大ハズレ・・・・・。
部屋で一人、ふてくされて寝てしまった。
明日は天地。ハズレませんように!!!
 

<天池へ>

  天池
 

天池行きの迎えの約束は北京時間で8時40分。新疆時間では6時40分ということになる。まだ早い時間なのだ。大急ぎで朝ご飯を買いに行き、支度をすませ、ロビーで迎えを待つ。今日は肌寒い。なんと小雨が振ってきたのだ。
今から標高2000mの山に行くというのに、低地で22度。しかも雨とは・・・・・・。迎えも遅い。

ロビーで30分、事務所のある金谷ホテル前で40分。寒い中えらい待たされてやってきたツアーバスは中国人ですでに満員!補助席を出して乗り込む。それにしてもこの中国人観光客の集団、にぎやか。束になってる中国人って怖い・・・。
大幅に遅れたのも、この集団が時間にルーズだったんだろう。若くてさわやか体育会系の添乗員のお兄さんがテキパキ動いている。テキパキ・・・・この国も変わったのぅ。

バスはぐんぐん山に登っていく。涼しげな沢が道路脇を流れている。あぁ、昔来た道。キャンプ場がたくさんできて看板も増えたなぁ。そんな事を思いながらうつらうつらしていると、バスが止まった。

「げっ!なんじゃこりゃ?!」

巨大駐車場にお土産屋がだだだだーーーーっ!と並び、入山料のチケット売場。ゲートで車を止めてチェックする係員。そして駐車場の案内係。テキパキ添乗員君が走る。
どうやら想像をはるかに超えたスーパー観光地になっているらしい。イメージ的には富士山の5合目のような感じ。
一番愕然としたのはロープウェイ。てんで景観に似合わないオレンジ色のゴンドラが点々と山にそってぶら下がっている。ああぁ、神様!

8年前に訪れた天池はまだ暗いうちから出発したおかげで早朝に到着、
・・・朝もやがかかった深い緑の湖に浮かび上がるように白馬がゆっくり水を飲み、民族衣装の子供が静かにたたずむ。・・・・そんな幻想的な風景から始まって、まさに桃源郷のイメージそのまんまだったのだよ。

ゲートを通過するまで結構時間がかかった。その間、Tシャツ姿の欧米人旅行者が走っていきセーターを買ってきた。安っぽいけどなかなか似合う。どこに行っても思うけど、欧米人というのは、どうして防寒着を持たないのだろう。私がフリース着てても欧米人はTシャツ一枚。体の仕組みが違うのか?

バスはもう少し上の駐車場で止まり、荷物を持って歩く。寒い!うすく霧が出ている。中国人観光客軍団は、みんな軽装だ。この人達は日帰りだから上着をもっていないのだ。なんだかダサイロングコートを羽織ってる人がいるぞ。同じデザインの。あ、貸しコートだ! ううむ。天地は変わった・・・・・。
 

<見晴らしのよい場所>

旅行会社のボス、カザフ族のアルキンさん(この人もアルキン。この名前、多い!)の後をバックパックを背負って山道を登る。うげげっ!と思うくらいいっぱいゲルがある。観光客用のテント村。山登りが苦手な私は他の2人からずっと遅れてしまう。「まだ登るの〜?」

ちょっと高台まで登ったところで私たちの場所に着いたらしい。荷物を置いてひといき。
見晴らしのいい場所だ。
さっきまで見えなかった湖がここなら見下ろせる。
しかもちょうど一段高くなった場所だから、視界すっきり。
周りには山羊や羊や馬がうろちょろ。
さっそく山羊を一頭抱いて写真をとったりしてはしゃぐ。

   

1 カザフ族のゲル 
2 村の子供
 

「ここは僕が生まれた家です。」

お母さんも兄弟もみんな似ている顔。
ウイグル族とカザフ族は顔が全然違う。ウイグルはトルコ系の民族で、カザフはモンゴル系。生活もウイグルは砂漠で遊牧、足はラクダ。カザフは山で遊牧、足は馬。

119番の番号がついたきれいなゲル。ところどころ装飾された分厚いフェルトの壁。小さい木の扉。屋根もフェルト。昼間は紐で引っ張って開けて明かりをとり、夜は閉める。

馬と羊と山羊と・・・。カザフ族はこうして山で暮らしているんだよね。かなり金儲かってそうだけど。この商売、実際かなり儲かるみたいで
「夏の間、ここで住み込んでアルバイトしたら儲かるよ。日本人相手に。どう?」
なーんて日本語で言われたり。

水道はないけど(共同タンクで水を汲む)電気が通っていて、ゲルの中にはでっかいテレビとVCD(日本でいうDVDみたいなもの)の機械がどーんと置かれて、大音量でこの丘全体に流れるように音楽が流されている。(ぎゃふん。)
アルキンさんは英語はもちろん日本語が話せるし、毎日外国人観光客に快適な宿を提供している妹さんはしっかり英語を話す。ないといったらトイレか。トイレは共同の管理トイレで1元とられるので、カザフの人たちはそこらへんでしているみたい。

家族のみんなが私たちのご飯を作る。メニューはポロ。(羊肉で炊き込んだピラフ)台所は外の釜。といっても家族用の簡易テントにはプロパンガスがあって、同時にもう一品快適クッキングができるのだが。
彼ら、夏の間は、伝統的なゲルを観光客に貸すので自分たちは簡易テントに寝起きするのだ。
この簡易テントが青いシートなんで、どうも景観的によろしくない。以前はこういった「夏場観光業の為の簡易テント」なんてものはみあたらなかったので、ここいらのカザフ族、ここ数年、本気でこの商売に家族の夢をかけ始めたようだ。子供達も民族衣装を着て湖畔に降りていく。商売商売。ここは彼らの桃源郷。

ご飯ができあがる。
ポロとシシカバブ。おいしい!
欧米人6人と一緒。みんな学生のようだ。「専門は?」「卒業後はどういう方面へ?」などと話をしている。こういう話題にはもはや割り込めない(トホホ)。こちらも3人。自分達の会話をしながらおいしくいただく。
 

<湖畔を散歩>
 

楽しみにしていた乗馬をたのむ。夕方、2時間の山登り。高い!なんと60元。もう、気が大きくなっているのでここへきてガンガン金を使っている。私たちみたいな日本人がいるからいかんのだよ。8年前は15元くらいでお願いした気がするが・・・・・・・。今の相場はいくらなんだろう。正直、中国人相手に金の交渉をするのがめんどいのだ。

時間があるので散歩。

すぐそばで羊を絞めている。頸動脈をナイフで切り、血を抜いていく。羊は苦しくてびくびくと動くが、やがて「ウギャッ」と小さな声をあげ、動かなくなる。羊を絞めている現場を見るのは初めてだが、いつも市場でぶらさがってる羊を見慣れているので、もはや不快な気持ちは起こらない。毎日こうして肉を食べているのだ。
「ありがたく食べなくちゃ。」とK子。

湖畔に降りると、商売花盛り!ここでは「カザフ族の衣装を着て、馬に乗って湖をバックに写真をとる」のが5元なのだが、こーゆーことはK子さん!先頭を切ってやっていただく。彼女、何を着ても似合うのだ。彼女が着たのは赤い衣装。きゃー、カワイイ!!!バチバチ写真をとる。(これが引き金になってこの旅はコスプレ大会と化していくのだ。うひゃひゃひゃひゃ。)

 カザフ族の衣装で記念撮影
 

熱さにはめっぽう強いかわりにめちゃめちゃ寒がりの私たち。夜の寒さを考えるとおそろしい。
「足が寒いよね。靴下とかないかなぁ。」という話になった。タイツがあればもっといい。売店に行き、ジェスチャー。
「靴下でさぁ。下に履くやつ。長いのない?」なーんて日本語でのこのこ得意のウルトラジェスチャーをかましたら、
「コレね?」
と、なんと一発でビンゴ!分厚いタイツ(イメージ的にはむしろももひきに近い)が出てきた。15元。
「あった〜っ!!!」
顔を見合わせて即、「買う。」ついでに「この奥で履いてもいい?」って日本語で言って店の奥を使わせてもらう。
このタイツ、マジに暖かい。暑いくらいだね。
寒さへの恐怖から開放されて準備万端、何でも来い状態。

そしてもうひとつ忘れちゃいけないのが売店隣の有料トイレ!(1元)
もう、衝撃的にきれいなトイレなのだ!
化粧もファッションも濃いめのトイレお姉さんが二人いて、カメラのフィルムまで売ってるし。
なんてったって扉は漆風の黒塗りで菊の御紋(!)がついちゃってるし。
ペーパーはくれるし水洗はセンサー式、水道もめちゃめちゃきれいで・・・・。
寝る前に来て気持ちよ〜く洗顔、歯磨きなどやってたら、「いつまでいるわけよ。早くしなさいよー」ってな感じだったけどね。いやー、こりゃすごい。

しかもしかも、このトイレお姉さん、このトイレに「住んでる」んだよね!
朝、シャッターが閉まっていたから、売店の人に「このトイレ、何時に開きますか?」って聞いたら、
「ガンガン叩いてごらん。」って言うわけ。
「えっ?」と思ったけど、言われたとおりにガンガンやったら、出てきた!「何よ〜。起こすんじゃないわよ」ってな感じで寝起きの姉ちゃんが!うひゃー。びっくり。確かにトイレの脇に部屋が・・・・。
住み込みのトイレ姉ちゃん。
しかし、私はこの仕事はしたくないなぁ。
 

<馬で山登り>

いよいよ山登り。なんと、馬に乗る時間になって、天気が晴れた!斜光の柔らかい光が一帯を包み込んで何をみてもキラキラしてる。なんてラッキー!

馬は一人一頭、カザフ族はその馬を歩いて曳く。私ったら乗り物好きだから、馬に乗るのも大好き。
私についた若い兄ちゃん、一緒に乗ってパッカパッカ走らせちゃう!しかも、タイタニックみたいに手放しさせられる。私、足が短いから鐙が踏ん張れないんだから、怖いっつーの。
でも楽しい!!!調子にのってガンガン走る。馬に乗ったことは何度かあるけど、走るところまではしたことなかったから。ホントに気持ちいい。「暴れん坊将軍」がちらりと頭をよぎったりして(笑)。

湖を見下ろす絶景ポイントまで登る。
あぁ、青空も見えて、本当にきれい。
針葉樹林の山々。その向こうには青白く光る雪を頂くボゴダ山。(5445m)見下ろす湖。本当にきれいな場所!心洗われる気分。観光地化してもやっぱり天池はきれい。いつまでもこの自然が残っていますように。

この湖の深い緑色。薄緑の牧草地帯。柔らかな光。たくさんの羊。馬に乗って遊ぶ子供達。台所から立ち上る煙。見れば見るほどかわいいゲル。

もう、楽しみまくって馬を降りる。
ゲルに帰ってきても時間はいっぱいある。また兄ちゃんに馬に乗せてもらって遊んだり、写真をとったり。楽しい時間を過ごす。

  

1 馬で山の頂上まで。
2 この家の子供。

夜になってぐんと気温が下がる。夕食は汁そば。熱々なのがうれしい。ゲルでは子供がすやすや寝ている。私たちも早々にお布団を敷いて休む。
K子が、「星がすっごいきれいだよ。」というので外に出ると、
「うっわ〜!」
キラキラ・・・・・。
砂漠でみたよりもぐんときれいな星空!
星が近い。奥行きがあって3Dの本をみているよう。手が届きそうな満天の星をしばし眺め、寒いのでゲルに戻り寝る。布団は清潔で、暖かい。ぐっすり休めました。
 

<何もしない時間>

朝。鶏の鳴き声の他にバリッバリッというかグエッグエッというか・・・。奇妙な音が気にかかって目が冷める。
家畜が草をはむ音!辺りが静かなので響いてくるのだ。

起きだし、朝の散歩。
まだ、観光客が来ない時間。朝の光が射し込む湖。静かで神々しい。そう。私が8年前に見たのはこういう風景だった・・・・。

お粥の朝ご飯を食べ、見晴らしの良いゲルの前のイスに座って、日記を書いたり、絵を描いたり。
何時間も何もしないで過ごす。
あぁ、こんなにゆったりした時間の過ごし方ってあるんだ・・・・・。
旅の醍醐味。

結局、お昼を食べ、午後にやっぱりやろう、と衣装を着て写真をとったりしただけで、4時に迎えがくるまで
本当に何もせずに湖を見下ろして過ごしたのだ。

このゲルの場所がポイントなんだよね。119番ゲル。他のゲルに行ってみても、ただ座ってるだけでこんなにいい景色が楽しめるゲルは他にない。この場所は絶対おすすめ!だから値段が高くてもこのアルキンさんにツアーを頼むのは大正解だったのだ。

本当にステキな時間をすごして天池を後にする。8年前とはだいぶ変わってはいたけど、やはり好きだな。天池。
でも、今度来るときにはもっと奥!もっと秘境!を目指して南山牧場や氷河のほうに行って泊まってみたい。もうちょと観光化していないカザフの生活に出会える筈・・・・・・・。

中国新疆国際体育旅行社
Ye Er Ken (イー・アルキン)
ウルムチ市新貨北路80号 金谷大酒店712房
電話・FAX 0991−2318481
携帯 13999231781
 

<ウルムチ最後の夜>

ウルムチに戻り、最初に泊まった孔雀ホテルのいい部屋(安い部屋がなかったので)に泊まる。
最後の夜は今度こそ!の屋台メシ!
ちゃんとアルキンさんに屋台の場所も聞いておいたし。目指すは五一路!!(ウーイールー)

屋台メシの前になにも買っていないお土産を買おう!と外にでる。
が、ここで問題が。元がないのだ。上海で使うお金が何もない。
豪遊がたたってしまった。
両替をしなくちゃいかん。しかし、近所の大きいホテルには宿泊者以外はダメ、と断られ、
行った銀行は閉店したばっかり。明日なら、と言われるが、私たちは「今」金がいるのだ!
「どこか両替できるところ知ってますか?」と聞くと、応対してくれた銀行員のお兄ちゃん、
なんと、私達を知り合いの商店に案内してくれた!
銀行員がヤミ両替を紹介してくれるだなんて・・・・・。なんて融通の利く人。ありがとう、兄ちゃん!

両替金額は3人会わせて16000円。ジャン・レノに似たかっこいいおじさんが、両替を引き受けてくれた。
が!そのおじさん、なんと両替金額が16万円と勘違いしてしまったのだ。
16万円ったら、大金だ!
おじさん、元を思いっきりかき集め、家に走って行って奥さんに「スゴイ金だ!」とでも言いつつ自慢でもしつつ金を用意してくれたのだろうか、間違いに気が付くとそりゃもう、かわいそうなくらい、肩をおとしてがっかりしている。

ホントに大金。おじさんが持ってきたお金、100元札で5,6センチくらいの束なんだもん。
「いや、いいんだよ。気にしないで。」
と口ではいいつつ、その顔ったら・・・・・!(見せたいくらい。大のオトナがしゅんっ。としちゃって!)
「まぁまぁ。」と、肩などポンポンとたたいてお礼を言って出てくる。
なんだか後ろ髪ひかれちゃうね・・・。

両替したお金を手に、二道橋市場に行き、一気におみやげ買い物!
刺繍の巾着とか、大したものじゃないんだけどさ。

盛り上がったのが、K子さんのウイグル衣装!

来年結婚予定のK子さん、私がさんざんけしかけて、二次会で着てもらおう!とウイグル族の衣装を買ってしまったのだ!もちろん彼の分も。
水色が好きなK子、とりあえずかぶって着させてみたら似合う似合う!帽子もそろえてカワイイカワイイ。大騒ぎして買った衣装はK子の分(150元)は私たちからプレゼント。部屋に帰って着て写真とったりして。もう、楽しい楽しい!!!
あーーー、楽しみだわ。
彼の分はシャツしか買わなかったから、ベストを作らなくちゃね。ビロードに金糸で刺繍しちゃったりしてさ。

いよいよ新疆最後の晩餐、五一路の屋台へGO!
行ったらすごいすごい!ずら〜〜〜〜っっ!と美味しそうな屋台が並んでいて、熱気熱気!
早速、砂鍋(サーグー。ウイグル風寄せ鍋。熱々のさっぱり味で美味しい!10元)
や炒面(シャオメン・6元)をたのんで、隣に座った兄ちゃんたちと一緒に新疆ビールで乾杯!!
最高においしかった〜!

 

1 ウルムチ五一路の屋台。スゴイ熱気!
2 砂鍋と炒面。熱々!美味しい!
 

五一路
新しい屋台街。北京時間の9時過ぎから盛り上がる。
メインストリートからははずれているが、歩き方の地図にも載っている。ウーイールーと言えば、だれでもわかる。

新疆最後の夜は楽しくにぎやかに過ごしたのでした。
さようなら!新疆!また、絶対来るからね・・・・。
明日はいよいよ旅のラスト、上海なのだ。
 

次のページへ    TOPに戻る