北イタリアの冷たい綺麗さ、寒さ、物価の高さ、から逃げ出して一路南へ。
ユーロスターでナポリのメルジェッリーナ駅に到着。
電車を降りると路上のゴミ、人々の喧噪、駐車違反の車・・・・
あふれるエネルギーや生活感に、ほっとする私。
あいにくの雨で夜だったが、旅をしている実感とパワーがわいてくる。やはり、人の住みところはこうでなきゃ!と元気に駅の裏手の山を少しのぼったユースホステルへ。
大きなユースで、ベッド数も充分。世界中の若者が集っている。翌朝はみごとにいい天気!
今日中に南イタリアのアマルフィに行くので、早起きしてナポリを散歩。メルジェッリーナ駅の西側はすぐに港。
ナポリは港と、山にはりついた家々が美しいコントラストを作る坂の街。クラクション、人、雑踏、食べ物屋、岩山にびっしり建っている家々、
一つ一つが主張し合って、不思議にがっちり調和している。
そして、圧倒的な海!真っ青にキラキラ輝いて、スコーンと突き抜けた明るさに満ちあふれている。高い所から街を見下ろそうとケーブルカーに乗って、適当なところで降りる。
ケーブルカーは庶民の生活の足。乗り場の隣のキオスクのような売店でチケットを買い、
赤い検札箱の差し込みにガチャンとやって内部が階段状になっているケーブルカーに乗りこむ。左)ケーブルカーは庶民の足。
右)ケーブルカーやバスのチケットは駅の横のタバスキ(売店)で買える。
降りてしばらく歩くと眺めのいい場所を見つけた!
バッと青い海!
光があふれてキラキラしてる。
頭の中は「♪ナポリよさら〜ば〜ぁ」なーんてカンツオーネがまわりっぱなしで。(笑)どの家も屋根やベランダにイスやテーブルを置いて、海をみながらくつろげるようになっている。
こうやってナポリの人たちは海をみながら楽しく生活してるんだなぁ。
「ナポリ花火大会やろう!」なんてはしゃぐ私たち。
これがナポリ。
下に降りて港を散歩。
「太陽がいっぱい」でアランドロンが乗っていたような白い船に、お兄さんが乗ってたりしてカッコイイ。
南にきてからほんとうにご機嫌な私たち。
メルジェッリーナ港。アランドロンの世界。
お腹がすいたからピザを食べる。
「おいしい!!!」
焼きたてあつあつのピッツァマルゲリータ!
ナポリはピザで有名。
頼んだのはシンプルなピッツァマルゲリータ(トマトのピザ)
トマトがフレッシュで、ほんとにおいしい。「ナポリはピザがうまいから、もう一泊する」、といってた日本人の若者の気持ちが分かったね。、
本当にナポリのピザはうまかった!
みなさん、ナポリに行ったら絶対にピザです。これを食べずしてイタリアを語るなかれ・・・・・・。
ナポリ心象風景
左)貝殻細工。私の中で一番ナポリらしさが出ていると思える一枚。
右)イタ車。う〜む。ナポリ!
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