ヨルダンおいしい物図鑑


アラブの特徴的なおいしい物を並べてみました。
 
 
 
      
シュワルマ
街角の食堂の看板メニュー。
シュワルマ焼き機は必ず店頭にあるので、そそられちゃうんだな。
スパイスの効いたタレで一晩漬けた薄切り肉(羊か牛)を串に重ねて刺して、
回転させながらじっくり焼く。
外側から焼けるので、ナイフで縦にそぎ落として食べる。
そのまま皿に盛り、一品料理としても出すが、
平たいパンにのせ、くるくるっと巻いて(写真は開いた図)
アラブ版ハンバーガーとして食べるのがうまい!
紙を巻いて持ち歩けるようにしてくれるので、気軽に食べられる。
この肉、油がじわっとしみこみ、また余計な油は落ちるので、たまらなくうまい!
このシュワルマ、同じ料理が中東に始まり、
中央アジア、シルクロード、トルコ、スペイン、海を渡ってメキシコでもみられる。
メキシコではこれが、メキシコ味になり、タコスの具となって、
これまた日本で食べる挽肉タコスとくらべ、格段においしい!!(ヨダレ)
 
 
 
 

 
アラブ料理
アラブのレストランでは、メインを一品頼むと、
パンと、前菜としてつけあわせのペースト類がだだだっ!と出てきて楽しい。
とくに、アラブ料理では前菜のペースト類が特徴的。
1)写真中央はメインのシシカバブ(羊肉の串焼き・皿奥がブロック肉、手前は挽肉のもの)
 アラブといえばシシカバブ。イスラム圏どこでもみられる、おいしい料理の代表選手。
2)左の赤い皿はナスのペースト。
この、ナスのペースト、ネギやトマト等、薬味を入れて、仕上げてあるのだが、
なんと、生肉のペーストのような味がしてびっくり!
ナスと生肉がどうして似た味になるのか全然分からないのだが、かなりおいしい!
パンに挟んで食べる。
3)右の赤い皿は、やはりつけあわせのペーストで、ホンモス。
アラブ名物のホンモスは、ひよこ豆のペースト。
ニンニクが入っているので好き嫌いが出やすいが、この店のホンモスはおいしかった!
4)平パン。(ホブズ) アラブのパンはイーストが入っていない平たいパン。
直径20〜30cm位で、中が開けるので中に具を入れて
サンドイッチにして食べるのもポピュラー。
(日本でも「ピタパン」として最近ポピュラーになってきた。)
5)トマトとキュウリのサラダ
これもアラブらしい一品。
トマトときゅうりを角切りにして塩であわせ、オリーブオイルとレモンでたべる。
 
 
 
 
 
 
アラブ菓子
 
 
アラブの人はほんとに甘い物好き。
パイもスポンジ菓子も、あまーいシロップに漬けて(!)あるってのが特徴かな。
日本なら甘過ぎと思ってしまうアラブ菓子も、アラブで食べるとほんとにおいしい。
この甘い菓子を砂糖をたっぷり入れたお茶で食べれば、旅の疲れもふっとびます。
左はナッツの入った生地のお菓子。右はパイ。どちらもアラブらしいもので、しっかり甘い!
みんな、こんなお菓子をキロ単位で買っていきます。
 
 
そうそう、アラブ人は何故か、重ねるのが大好き!
野菜でも果物でもお菓子でもなんでも綺麗に重ねちゃう。
街でよくくみかけるお菓子タワーはお菓子屋の看板だが、
左のお菓子タワーは仰天の美しさ。
シロップが接着剤代わりになってうまい具合に固まってるんだろうな。
右はピスタチオの詰まったお菓子これも甘い!でもうまい!
 
 
 
 
 
マンサフ
 
ヨルダンの代表料理といえば、マンサフ。
マンサフは骨付き肉をヨーグルトで煮込んだ料理で、
ヨルダンではもともと祝い料理としてつくられていたんだそう。
食卓に週に一度や二度は真ならず乗るという、人気料理は
乾燥ヨーグルト(右)と生のヨーグルトを半々をガラスープに入れ、
骨付き羊肉を入れて煮込み、ご飯にかけてたべる。
初めて遭遇する味!って感じなのだが、マイルドで肉も柔らかくなって、とてもおいしい。
特別な時には、この料理をラクダ一頭つぶして一族全員で食べるんだそうな。
 
 
 

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