Paint Guide

　昭和十九年　　船体改造キット 原型製作:SA-ss

米軍機の爆撃により損傷したため内地で修復の際に大改装が行われ対空装備が充実した時の状態です。

しかし、皮肉な事に米潜水艦の魚雷が命中して敢無く最後を遂げてしまいます。

戦争初期の「摩耶」を作る場合は「鳥海」のキットを使用してください。

なお、このキットには別にウォ−タ−ラインシリ−ズ“摩耶”が、必要となります。

キット内容

パーツリスト

1. 船体(後部艦橋九四式方位盤照準装置/12.7センチ高角砲ブルワーク一体成型/摩耶専用)×１
2. 艦橋×１
3. 艦橋トップ4.5メートル測距儀(主砲用)×１
4. 艦橋正面25ミリ機銃座×１
5. 艦橋脇25ミリ機銃座(右舷用)×１
6. 艦橋脇25ミリ機銃座(左舷用)×１
7. 旗甲板×１
8. 前檣 トップ電探取り付け部×１
9. 前檣中段方位測定室跡電探室×１
10. 煙突×１
11. 煙突脇機銃座/110センチ探照灯座/機銃射撃指揮装置(露天式)付き×１
12. 後部艦橋トップ/機銃座/機銃射撃指揮装置(露天式)付き×１
13. 後部艦橋中段張出甲板×１
14. 九四式方位盤照準装置基部張出甲板×１
15. 航空作業甲板(摩耶専用)×１
16. 後檣支檣×１
17. 後檣クロスツリー×１
18. 短艇/水上機収容クレーン×１(原型製作:U.B.FLEET)
19. Ｅ 型砲塔(演習機カバー無し)×４
20. 主砲用６メートル測距儀(大型フード付き)×２
21. 主砲用６メートル測距儀カバーのみ(フード無し)×１

小さすぎて品質保証できないパーツリスト

1. 1.5メートル測距儀×２(左右共用)

P / make use of plastic models

The contents of kit (making by SA-ss(SATSUKAWA Masahiro))

Parts list

1. Body(One piece mold/Billow screens for twin 12.7cm high angle guns) * 1(for Maya only)
2. The tower bridge superstructure * 1
3. Type 14 / 4.5m rangefinder * 1
4. Triple 25mm machine guns platforms for tower bridge of the front * 1
5. Triple 25mm machine gun platform on both sides of bridge * 1(right)
6. Triple 25mm machine gun platform on both sides of bridge * 1(left)
7. Signalling platform * 1
8. The top of the foremast * 1
9. Radar rooms * 1
10. Funnel * 1
11. Triple 25mm machine guns and open top fire directors platforms on both sides of funnel * 1
12. Rear platforms(on both sides of sub-bridge) for triple 25mm machine guns * 1
13. Wing decks of sub-bridge * 1
14. The terrace a lower berth of type 94 low angle fire director tower (on sub-bridge) * 1
15. Seaplanes platform(for Maya only) * 1
16. Supporter(a part of tripod) of  mainmast * 1
17. Cross-tree of tripod mainmast * 1
18. Crane jib * 1(making by U.B.FLEET)
19. Type E 20.3cm(8inch) turret(Not mold /Exercise aiming device) * 4
20. Rangefinder(Big hood for lens) on 20.3cm turret * 2
21. Rangefinder(Not hood /Close window for lens) on 20.3cm turret * 1

Parts list (supplement / But quality is irresponsibility / Because very small)

1. 1.5m rangefinder * 2(right and left)

製作者のコメント

 

大変有名な艦で資料も数多く残されているのですが、ほとんどが戦前の物ばかりで戦時中の状態を伝える写真は不鮮明なものばかりです。

独自に実艦の資料収集をしてみましたが…挫折しました、したがって日本海軍艦艇模型保存会の有名な 1/100摩耶を参考にしていますが 砲塔の演習機カバーだけは時代背景から無い状態としました。

ブリッジ正面の丸窓は 本来隠れてしまいますが モールドを残しておきます、これは 鳥海の説明を参照してください。

このキットの最大の見せ場は 航空作業甲板です、いろいろ考証した結果 高雄/愛宕とはまったく異なるものとなりました。

後檣の位置が異なるため、デリックの位置も違います、ならば カタパルトもはたして同じ位置で良いのでしょうか？…高雄/愛宕では そのへんが かなり 窮屈に出来ています(３/４番高角砲と干渉する…)、あの位置に後檣さえなければ もっと 航空作業甲板にゆとりができたはずです…。

かなり、冒険的な考証ですが、皆様のご意見を伺いたいところです。

また、型取り/成型の都合上、省略やディフォルメも行われており、己の技術の未熟さと相俟って、これが決定版だとは申しませんが…努力はしたつもりです。

本当はこれが正しいという情報をお持ちの方はご一報頂ければ幸いです。