おもしろ人立

めだかの学校

建学のこころ

一、われわれめだかはおもしろ人の群れである。みんなで“お遊戯”いや有意義するための意志を持っていればめだかの資格    は保たれる。めだかの学校はそのおもしろ人たちによって建てられた。
一、そうっとのぞいてみてごらんというのは好奇心と遊び心、そして挑戦心が行動につながることを指している。それが時には先生になり、時には生徒になるという所以である。
一、のんきな顔をして、しなやかに、まろやかに、けれどもしたたかに振る舞う生徒と先生の出会いがこの学校のモットーである。
一、そうした行動の中から「もう一人の私」「もう一人のあなた」の発掘を目指し、共に学ぶ喜びを享受しながら、人生を楽しくやっていこうということがめだかの学校の建学のこころである。

基本に流れる精神

一、生徒も先生も上下関係を意識しないで、互いの人格や技量を尊敬し合うことが基本に流れるめだかの学校の精神である。そのためにはあっけらかんとした楽天的なプラス志向の校風が漂っていることが肝要である。
一、この学校は社会教育的な目的をもつばかりでなく、究極的には最も質の高い最も安上がりな社会福祉施策であるといえる。おもしろ人間ならではの生きざまや文化をつくるという目的があり、これは人づくり、まちづくりそのものである。
一、生徒も先生も講座を維持するためには、まずアンテナを高く掲げることにより、互いに受発信の醍醐味を獲得することにある。そして相手を誉め讃える精神を持つことが大切である。それはやがて自分にも先生、生徒のめぐり合わせがあるのだから。

運営の方針

一、市場原理は常に働いている。生徒及び先生は真に価値あるもののみ残るという厳しい鉄則の中にある。つまり、“ちゃらんぽらん”や“おちゃらまかせ”は許されない。まさしく「世のため、人のため」となるものは育てていこうという精神があってこそこのめだかの学校の存在感があるのである。
一、だれが生徒か先生か生徒になるにも、まず自分の申告が基本である。但し、生徒になるには先輩生徒2名以上の推薦がなければならない。これは“校則”にうたわれている。
一、めだかの学校は義務教育ではない。故に6年、3年などという学制はない。1年で“共育”期間は終る。生徒を継続したいと思う者は年度終了と同時に入学届を提出してその資格を得る。入学とどけなき場合は生徒の資格は自然消滅し、名簿より削除sれる。
一、全ての生徒のお待ちかねは何といっても給食の時間であろう。ノミニケーションをいかんなく発揮して、論談風発、侃々諤々(かんかんがくがく)の楽しさを享受できる。但し、無礼儀は許されない。
一、最後に、建学のこころに惚れて入校した生徒は人や自然の心を大切にするよき人間たらんと自覚すべきである。そして大きな声ではいえないが、だれに言うともなく「いい人生だなあ、ありがとう」と言えるようになろう。


学   舎   いなさ自然休養村 つみくさ
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