タイマーの使い方 - マルチメディアタイマー編
Tips No.001では、WM_TIMERメッセージによるタイマーを紹介しました。
が、このタイマーははっきり言って非常にいい加減です。CPUパワー、負荷によって、
結構ずれたタイミングで発生します。
つまり、定期的に画面の更新をするとか言う程度の用途には適していますが、
非常に正確で、細かな間隔のタイマーが必要なときには、とてもじゃないが使いものになりません。
そこで、timeGetTime()などのマルチメディアタイマーを使います。
このAPIは、MCI(Media Contorol Interface)の一部です。
定義は、
DWORD timeGetTime();
です。システム時間(Windowsが起動してからの時間)をミリ秒単位で返します。
これで、ミリ秒単位のタイマーを作ることができます。
ただ、この関数はシステム時間を返すので、2の32乗ミリセカンドごとに0に戻ります。
49日ほどかかるので、しょっちゅう起きることではないのですが、一応チェックしておいた方がいいと思います。
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