10月23日・24日 渋谷クラブクアトロ

Mick Taylor(Vo.G)
Max Middleton(Key)
Kuma Harada(B)
Robert Ahwai(G)
Jeff Allen(Dr)

       


渋谷に行った時にノーセキュリティーでしょ?って感じでカメラを持っていきました。
一番最初に入場したのにリュックの中のカメラはノーチェック。
開演までの間にパチリとやったのがこの写真です。あとワウペダルとかも撮ったはずなのに写ってなかった(泣)
アンプも見えるでしょ?マーシャルとフェンダーが。
でもって、これがその噂の青いブルースギターです。
この写真を撮ってその後その事をすっかり忘れててさ、ハッ!と思い出して慌てて現像してアップしました。
やっぱ焦って撮ったからかピンが甘い感じですね。

デジカメ画像じゃ無いとこも僕らしくていいでしょ。日付も入ってるしぃ。


いやぁ、行って来ました。ホントに来てました、ミックテイラー。
整理番号1番を利して開場とともにダッシュして最前列真正面を確保しました。
まぁ、ちょっとギターなんかの機材についてちょっと重点的に書いてます。
派手な演出もなくメンバーがダラダラと出てきて演奏開始。
おおっ、ベースはクマ・ハラダだ。凱旋帰国?これはなんか嬉しかったね。
新アルバムから「Secret Affair」がオープニングナンバー。
イントロの綺麗なハーモニクス音が格好いい。「Wild Horses」みたいな気がするのは
ストーンズファンの悲しい性でしょうか。
テイラーが手にしているのはギブソンのレスポールクラシックプラスでした。
これ!がそのギター。
ヘッドのLesPaulのデカールのところはMODELでなくCLASSICでした。
やけに赤が目立つチェリーサンバーストでピックガード取り付け用の穴は開いてませんでした。
欲を言えばビグスビーアームの付いたのかもうちょっと退色した色のレスポールを使って欲しかったですね。
う〜ん、近い。よく見える。やはりこのくらいの器で見れるとなんでもわかっちゃうって感じ。
足元にはバミリ線の白いテープの横にワウペダル。これはCryBabyでした。でもモデファイしてあると思う。
音よすぎだしぃ。その横にアイバニーズのチューブスクリーマーとBOSSのコーラスがジョイント。
ギターは初日に3本使ってましたね。レスポールと鮮やかな青色をしたブルースというブランドのギター。
こいつはセミアコ構造になっているみたい。外観がリッケンバッカーみたいでテイラーには似合わないかな?
ピックガードにはMICK TAYLORのロゴが彫りつけてある。シグネイチャーモデルかな?
ピックアップはダンカンのように見えた。
噂によると宣伝の為にブルースギターを使っている写真を撮っていたとか?本当かな。
ミックもなかなかのビジネスマンだな。遙か昔、フェルナンデスの5万のストラト使ってるのがカタログに載ってて
違う意味で衝撃を受けたのを思い出す。
でもファンの俺でもこのギターは買えないな。高そうだし。こいつは初日だけで2日目は飾ってあるだけだった。
「You Shook Me」と「Can't You Hear Me Knocking 」で使用してたけどなんだか音色がレスポールとあまり
変わらない印象だった。まぁ、何を使っても一流の人というのはその人の音になるというもんね。
というよりテイラー用なんだからテイラーの音が出て当たり前か(笑)
アンプはマーシャルJCM900とフェンダーのザ・ツインをしきりにボリューム調節しながら自分の音を段々とでかくする
いつもの癖を爆発させてフィードバックさせながらあの音で弾くもんだからたまりません。
このアンプはレンタル品らしいです。
レスポールを使う時はマイクは常にリアだった。フロントにする時はあの!スイッチング奏法の時だけ。
ガチャガチャガチャってスイッチを上下にやると72年の「JJF」のあの音。
個人的にはウーマン・トーンでもうちょっと甘い音を出してもいいかなと思うけど今出してる音もいいっ。
ナスティのストーンズ時代と同じ様な感じもするんだけどもうちょっとパワフルな感じかな。
当然、ミックと言えばスライドとワウなんだけどワウの微妙な踏み込みはさすが年期が入ってるから
体重は増えても細かいニュアンスは変わらずにペダルに確実に伝わってるねぇ。
上手いっ。まぁ、当たり前だけどこれしか言えないね。
初日は白いセルバのストラトをアンコールの「Red Rooster」でのみ使用していました。
曲間でも平気で自分でギター変えちゃうもんでプチッバリバリなんて物凄い音してたよ。
シールド抜いちゃうんだもん。さすが大物は細かい事は気にしないんだな。
きっとミキサーとかPAみてる人はヒヤヒヤしてんじゃないかなぁ?
目立たないけどピックガードには汚い手書きのペイズリーがギッシリ書き込まれてました。
このギターはテイラーが初来日した時に貰った日本製の物なんだってさ。
ああっ、あの時は盛り上がったよな、ホントに。
おっと、スライドの方はね、バーはガラス製のもので多分これ1つしか使っていないと思う。
忙しく外したりつけたりポケットに入れてはせわしなくまたそれを取り出して指にはめてスライドと
慣れているんだろうけど見てる方が大変だなって思うくらいの忙しさ。
今までの日本公演全て見てるという人も今回のが一番いいって言ってました。
僕は全部は見てないけど多分そうなんだろうと思う。
実際、飾り気一切なし。シンプルこの上なし。会場こぢんまり。ストーンズファンには物足りないかも知れないけど
今のミックテイラーをきちんと聴ける大人のファンには好評なんだと思う。
反面、僕みたいなストーンズも大好きで特にテイラー期のストーンズがたまらなく好きだったりすると
どうしても今のテイラーにもその影を追いかけたくなるのね、いまだに。
ちょっととりとめもなく書きましたがもうちょっと細かいとこはまた追記しますんでよろしくお願いします。
また、名古屋・大阪公演の方の情報をお寄せ下さい。お願いします。

初日のセットリスト曲は以下のとおりです。
「McTell」の時にクラプトンの「LAYLA」っぽいフレーズを最近弾いているのね。あとディランの「見張り塔」も。
あっ、ジミヘンVerかぁ。

1. SECRET AFFAIR (LES PAUL)
2. TWISTED SISTER (LES PAUL)
3. LOSING MY FAITH (LES PAUL)
4. LATE AT NIGHT (LES PAUL)
5. YOU SHOOK ME (BLUES Gt)
6. GOIN'SOUTH (LES PAUL)
7. YOU GOTTA MOVE (LES PAUL)
8. BLIND WILLIE MCTELL (LES PAUL)
−−−−−Encore−−−−−
9. LITTLE RED ROOSTER (STRAT TYPE)
10. CAN'T YOU HEAR ME KNOCKING(BLUES Gt)

(実際は9〜10曲目はメドレー)

24日目の独断感想はこちら

内容一部更新しました。

参考文献:Player.2000年1月号より

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