真理1_1_56 次頁 前頁 索引 ホームページ
-
- y2 = (n2λ2L2)/ d
- |y|=|(−nλL)/d|≒ OR ≒ A1R
- (尚、|y|≒ OR となる理由は L≫y≫d
による)
- ところでB1−1をB1と粗一致するという定義よりOQの距離を求める。
- △A1B1Hと△QA1Rにおいて
- ∠H1A1B1=∠RA1Q (共通
- ∠B1H1A1=∠RQA1=π/2
- ∴△A1B1H1∽△QA1R
- ∴(RA1)/(H1A1) (A1Q)/(A1B1)
- これに定義された代数を代入すると
- (nλL/d)/(nλ)=(A1Q)/(d)
- ∴OQ≒A’Q=L
- △QA1Rが直角三角形であることよりRQの距離を求める。
- A1Q2=A1R2+RQ2 (∵ピタゴラスの定理)
- これに今まで定義された数値を代入してRQを求める。
- RQ2=L2
{1−(nλ/d)2 }
- RQ=L {√(1−(nλ/d)2) }
- ∴この事より点Qはy軸上にない事になる。
- しかし
- nλ/d ≒ 0 であるから
- RQ≒OP=L と考えられる
- 故に点はy軸にあると考えてよい
- 以上の事よりスクリーンの位置が単スリットの間隙の像の結ぶ位置にある時に、最も鮮明な干渉縞が生じることが説明された。
真理1_1_56 次頁 前頁 索引 ホームページ