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 ここで、あえて「楽かもしれない。」と終わったのは、疑問があるからである。それは東芝OS−13PTrの立ち上がり、いわゆる光の強弱の変化をどれだけ速く感ずることができるかが問題である。つまり、速くPTrを動かした時、光の強弱がいくらあっても、断続しているようにPTrが感じず、連続しているようにPTrが感じてしまうでないかということである。この現象を人間と比べてみるとまったくよく似ている。それは、人間が白熱電球を見た場合、1秒間に100回も点いたり、消えたりすることを感じることができるであろうか。だれでも連続的に点いているとしか感じることができないであろう。それと、PTrと同じことである。

 ワイヤー方式はあくまでも、吸収曲線の概様を見る場合に適すると思う。しかしワイヤー(受光器)をゆっくり正確に動かすことができれば話は別である。

Fig6
駆動方法図

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