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波長測定用発光スペクトル

ナトリウム
最高感度を示す分析線 : 5890Å
その他の分析線 : 3303Å
炎 : アセチレンまたは都市ガスを空気の組合せで酸化炎が良好、炎中におけるナトリウム原子の分布は放射線状均一分布型であるので光路の設定にあまり問題はない。
標準原液 : 塩化ナトリウムを水にとかす。
カルシウム
最高感度を示す分析線 : 4226.7Å
その他の分析線 : 2398.6Å
炎 : 空―アセチレン炎、多燃料炎
スペクトルスリット幅 : 4226.7Åにおいて30Å以下。
標準原液 : 炭酸カルシウムを酸にとかす。
最高感度を示す分析線 : 2483.3Å
最も適当な分析線 : 3719.9Å
その他の吸収線 : 2488.1Å、2522.8Å、2719.0Å、3020.6Å、2527.4Å、2720.9Å、2966.9Å、3859.9Å、3440.6Å
炎 : 空―アセチレン炎
スペクトルスリット幅 : 4226.7Åにおいて30Å以下。
標準原液 : 鉄線(ピアノ線)を酸にとかす。

波長測定の基準波長の求め方は、鉄属元素の吸収スペクトルまた、発光スペクトルを利用すれば良いと思います。方法については、単色ランプ利用が一番楽とおもいます。また、炎色反応の要領でやればけっこうです。

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