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◎計測用器であるから完璧な方法としたいので、平衡ブリッジとする。

Fig7においてPT1、PT2が同じ場所で、コレクタ損失による発熱が無視できるものとすれば(発熱量は少ないし、放熱を良くすることによって解消)光によってe1,e2は同様の変化を示す。誘導電圧発生源は、PT1,PT2より十分に遠いところにあるのでe1,e2は同相に変化する。よってPT2を暗箱に入れることにより、e1,e2を差動増幅(2つの入力のレベルの差を増幅すること)をすれば、e1,e2に共通な成分(ICE0、誘起電圧等)がキャンセルされて、光の変化によって信号のみがL1に発生し、増幅されることになる。
(照度0Lxの時e1=e2とするためにPT1,PT2から見たインピーダンスはいかなる状態に於いても同じであることが必要である。)

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