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駆動部コントローラー

(導入)
 駆動部は、2つのスイッチ(以下SWと略す)で速度の変化とスライドさせる方向の逆転を行なってきましたが、(→Fig14)スライドさせながら実験を行なう場合、ついうっかり受光機の可動範囲の端まで動かしてしまうと、ナットはシャフトのネジ山の不完全ネジ部に引っかかり、シャフトにつれて回転してしまいます。そして受光器とナットの接合部に無理な力が加わるので、バネとビスナットを使った(デリケートで)貧弱な接合部は無残にも破壊されてしまいます。(Fig16、17参照)現に、分析機の試運時にもつい一寸した油断から、2〜3度このような事故が発生しました。接合部は、微振動を吸収してナットのスライドを受光器にガタなく伝えるための大変大切な部分です。まだまだ不完全で改良の余地があるので、その度にこの部分の性能が良くなってゆくのは好ましい事ですが、いつまでもそう度々バネを飛ばして喜んでいるわけにもいきませんから、何とかこれを防止する方法をと考えたわけです。

動力コントロールの基本回路

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