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Future Feature    未来への扉〜最新技術で、ネットショップ、どう変わる?

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2003 9.14 店員配置最適化システム 日経MJ
  日本ユニシスは小売りや外食店舗の従業員の出勤・配置計画を自動作成するシステム「OpenPSS」(ソフトの導入費用は利用店舗1店当たり60万円)の販売を、従来の30店舗以下の小規模チェーンから、100店舗以上のチェーンにも拡販する方針を打ち出したそうだ。

 このシステムにより、必要な労働量を算出したうえで計画を立てることで、人件費の圧縮が見込めるという。ファーストリテイリングはこのシステムに1億円強を投資。一部店舗で実施した運用試験結果は、店長の計画作成時間が平均4割短縮し、売上高人件費比率は1ポイント程度低下。そして、この9月中に1億円の予算で、ユニクロ600店余全店に導入するという。

 システムとしては、店長が売り場面積、作業項目などの店舗情報と売上高や人件費の計画をパソコンに入力すると、「レジ」「接客」といった個々の作業ごとに必要な人数や労働時間をソフトが算出する。これに各店員の出勤可能日時や作業ごとの習熟度などの情報を加えると、店員一人一人について「何日の何時から出勤し、どの時間帯にどの作業をするか」という計画表を作成する。適正な労働量に基づいて計画を立てるため、過剰な人員配置を防げるという。

 小売業は、正社員とパート・アルバイト社員が一緒に働くケースが多い。さらに、季節による繁閑の差が激しい業種には、こういったシステムで、いつ、どれだけの人員が必要かといったシミュレーションができれば助かる。

 ネットショップにおいても、この配置の最適化は大事なテーマである。小規模ショップから売上が伸びるにつれ、忙しいから人を充当して、といった繰り返しで、人件費が膨らむことは避けたい。
 
 フェイス・トゥ・フェイスの接客がない分、ネットショップは業務分析も実店舗より容易である。ネットの機動性・機敏性をバックヤードでも失わないでもらいたい。

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