Betty's Adventures in Wonderland |
*Future Feature* |
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未来への扉〜最新技術で、ネットショップ、どう変わる? |
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注目した日 |
気になる最新技術 |
ニュースソース |
2003 9.23 |
キャベツにICタグ |
日経・日経MJその他多数 |
かねてから注目されていたICタグの実証実験が、明日9月24日から2ヶ月間始まる。NTTデータ、丸紅、マルエツの3社が企画し、およそ30社が参加する。店頭商品1,500のうち、約90点にICタグをとりつける(キャベツやみかん、牛乳、ヨーグルトなどが予定されている。)。
詳細は日経IT Pro ニュースに掲載されているので、こちらをごらんいただきたいが、一部を引用すると、「食品がメーカーから出荷され,卸を経て小売店の店頭に並び,消費者の手に渡るまでを,ICタグを使ってトレース。物流の効率化や食品のトレーサビリティといった点で,ICタグの有効性や実用化に向けての課題を検証するのが目的だ。」。記事文中では2004年には実用化されるとある。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/SI/NEWS/20030919/134940/
一方、これに関連して、今日付の日経MJには、ウォルマート副社長トニー・パケット氏の講演が紹介されている。それによると、物流での実用化は2005年。阻害要因の第一は購入後の行動を追跡される消費者への対応問題。さらに検討すべき課題として、ICタグの価格(1つ50セント)最後に通信に使われる極超短波の周波数帯域の問題をあげている。
ICタグによる食品の安全性の表示はうれしい。ICタグは他にも、無人レジ(大日本印刷)や販売する側にとっても在庫管理等、実用化されればさまざまなメリットが予想される。
だが、食品は消費してしまうからよいとして、例えば自分が購入した服にICタグが付いたままだったら、ICタグをたどって、今現在、私がどこにいるかがわかってしまう未来がくるのだろうか?行方不明者の追跡、犯罪捜査にはぜひ活用してもらいたいと思うが、知らない間に行動が追跡されてしまう可能性はゼロではない。便利はまた別の不便を生む。 |
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オフィス ラスト・リゾート
松本眞由美(Mayumi Matsumoto)
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