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| 注目した日 | 気になる最新技術 | ニュースソース |
| 2003 10. 7 | 東芝情報機器発表「顔ｄｅろぐおん」 | ZDNet |
| PC使用時に、Webカメラで顔認証ができるソフトである。発売は11月。ソフト単体6,980円、Webカメラ同梱したパッケージが14,980円。本日付で、プレスリリースされた。 http://www.zdnet.co.jp/products/0310/06/09toshiba.html PCの不正使用を防ぐために、登録しておいた顔をWebカメラに向けると、ソフトが認識し、登録済みならば、PCのロックが解除されるというもの。 この認証ソフト。今年の3月に行われた展示会で開発者の方に見せていただいた。この展示会では、ＩＣカードやＩＣタグの未来像にスポットがあたり、認証・セキュリティコーナーでも暗号化・指紋や虹彩といったおなじみのブースには人が集まっている中で、いまいち寂しげだった。 髪型が変わったらどうなるか？という疑問には、ソフトが認識するのは、基本的に両目と口の結ぶ三角形の中なので、大丈夫であるとのことだった。また、やせたり太ったりした場合はどうかという疑問には一夜にしてさほど大きく変わることはないため、これも問題ないが、あまり変わったようだったら、登録しなおせばよいというお話だった。 開発者の方はもちろん真面目だったのだが、目のつけどころがシャープ！？だったので（東芝だけど）、大笑いをして楽しんできた。ただ笑っただけでなく、あれから半年、いろいろなところで勝手に紹介もしてしまった。口コミ効果はあったかな〜？。 詳しくは、東芝情報機器 詳細ページで。 この時の想定では、社内の情報漏洩を防ぐ目的で従業員が顔登録をするというものだった。今、ひさしぶりにこのソフトを思い出して思いついたこと。 あるネットショップにアクセスすると、自動的に顔で認証され、「いらっしゃいませ。○○さん。今日は、○○さんのお好きな□□の新対応が出ましたよ！」などとWeb上に表示されないだろうか？この場合はWeb上に現れるのは実在の人物でもいいし、エージェント・キャラクターでもいい。これぞ、フェイス to フェイス。もちろん、そのためにはPCにはWebカメラは標準装備。で、ブロードバンドで、アクセスしたWebサイトともWebカメラでコミュニケーションがとれることが前提だけど。 これって、実は、「らっしゃい。今日は、ぶりの活きのいいのが入ったよ！」という町のお魚屋さんのイメージ。・・・とここまで書いて、また気づいたのだけど、私が子供の頃にすでにスーパーがあった。町のお魚屋さんのイメージは「サザエさん」の中でできあがってきたものかもしれない。 で、イメージを変えてみる。「いらっしゃいませ。どう、最近お肌の調子は？」。化粧品の場合は、人によって肌の状態がまったく違うから、セルフ販売もあるが、このカウンセリング販売がすたれることはないだろう。数年前に、これからはOne to One マーケティング！と騒いでいる男性諸氏がいたが、今も昔も化粧品業界では当たり前のことである。というわけで、Web上でお肌診断からカウンセリング販売までできた便利と思うのだが、どこかのメーカーで実現してくれないだろうか？ |
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松本眞由美（Mayumi Matsumoto）
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