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未来への扉〜最新技術で、ネットショップ、どう変わる? |
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ニュースソース |
2004. 5. 6 |
ロボットが感情を持ったら、何になる? |
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「ペットでもない!」(べんべん!)、「おもちゃでもない!」(べんべん!)、それは何かとたずねたら???
「家族の一員となる、感情表現を持ったロボットイフボット」が、株式会社ビジネスデザイン研究所によって販売されている。相手のコトバを認識し、喜怒哀楽数百万の対話シーンに対応するそうだ。
http://www.business-design.co.jp/qed/product/index.html
これはおもしろそう!据え置きタイプで、495,000円(税込み)。可動タイプで、525,000円(税込み)。まあ、たった30,000円しか違わないなら、やっぱり動くほうがいいわね!・・・ということではなく、高い。
企画・開発・製造・販売を一手に行っている株式会社ビジネスデザイン研究所の企業理念は、「夢とロマンと創造と大志」。そして、経営ビジョンは、「世界最先端のコミュニケーション技術を搭載した、パーソナル・ロボットのリーディングカンパニーを目指し、少子高齢化社会に貢献します。 」と書かれている。なんだかカッコよさげだ。
具体的な取り組みとしては、
1)一般家庭向けロボットの開発=高度なコミュニケーション技術により、人との会話に感情表現を加えた連続会話を可能にし、現代人の心の友となるフレンドリーなロボットの開発を目指す。
2)法人向けの受付け、案内、秘書、監視、警備用の知能ロボットの開発
3)介護施設等における各種支援ロボットの開発
こういった取り組みにより、コミュニケーションロボットは少子高齢化社会に貢献してくれるらしい。頼もしいじゃないか。
もっとも、この感情表現の中身がどのくらいか確かめていないけど、犬と会話できるとして評判になった「バウリンガル」もどきではないことを願う。あのバウリンガルを試させてもらったおかげで、わんことのコミュニケーションはわんこの声だけじゃないことがよっくわかった。時にはアイコンタクトだったり、時には、ボディランゲージ。イフボットhもアイコンタクトやボディランゲージでのコミュニケーションが可能なところまで進化してくれるだろうか?
さて、感情を持ったロボットといえば、「アンドリューNDR114(Amazon紹介ページ)」 だ。アイザック・アシモフの書いた「バイセンテニアル マン」という短編SFを、ロバート・シルヴァーバーグという方が長編化したもの。ロボット開発に携わるヒトには、アシモフの提唱したロボット3原則とともに、よく知られている名著。(注:映画化されて陳腐なメロドラマになってしまいました。おすすめしません。)
アシモフのロボットに魅せられた、小学校5年生の私が遭遇した著書「鋼鉄都市(Amazon紹介ページ)」はじめ25世紀のロボットシリーズもあわせてお楽しみいただきたく。
著者アシモフについては、このサイトできっちりまとめてくださっています。ご参考に。
本の虫のホームページへようこそ
http://homepage.mac.com/hasyos/bookworm/asimov.html
ところで、ロボット開発業界もどんどんひろがり、去る3月にはロボットの仕様共通化へ向けた新組織「ロボットサービスイニシアチブ」が設立された。NECシステムテクノロジー・テムザック・SONY・富士通・三菱重工など。 論議の中心は、家庭用ロボットを使ったサービスを普及させるための通信技術などの共通化だ。アシモを産んだHONDAが参画していないのが気になるが、この連携によるいっそうの技術進歩がとても楽しみです。
<紹介記事の一部は以下で>
・毎日新聞
・ASCII24
・PCWeb
・ITMedia
さてさて、あなたがロボットに望むことってなんでしょう?あなたの近未来の生活にロボットはどんなふうに登場してくれるのでしょうね? |
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