はやし浩司

こどものページ
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こどもたちと つくる ページです!

        
はやしから みんなから よんでね 





これが、はやし ひろしの しょうたいだ!
わらいたければ わらえ!



しかし ときどき、こんなまじめな せんせいに
へんしん するのだ! わかったか!

(改装前のBW教室)

(改装後、03・6月のBW教室)

(改装後のBW教室A)

(BW教室を改装しました。部屋の広さ、机の広さを二倍。ハイテク化をめざしました。)




笑え、子どもたち
大声で笑え、
笑え、子どもたちよ、
腹から、笑え。
笑って、笑って、
笑いまくれ。
笑えば心が開く
笑えば心が通う
だから、子どもたちよ、
思いっきり、笑え。
笑って、笑って、
自分を伸ばせ。

それでも あなたは タバコを すいますか?

たばこは ふくや かみのけを よごします。
たばこは ろうかを はやめ、 はや いえを ちゃいろにします。
かじの げんいんの ほとんどは たばこの ひの ふしまつに よるものです。
一にち 一はこの タバコをすうと、一ねんで 一リットルの タールが
からだの なかに はいります。
タバコを 一ぽんすうと、 八ふんかん じゅみょうが みじかくなります。
ふつうの がんは 一五ねんから 二〇ねんで おおきくなりますが、
タバコが げんいんの がんは、 三ねんで おおきくなり、 そのうち
五六パーセントの ひとが 三ねんいないに しにます。
そのほか タバコは りゅうざんや、 そうざんや、 
きけいじの げんいんにも なります。
あなたは それでも タバコを すいますか?
(B・マクビーン著、「ヘルス・ブック」より)


こどもたちへ

さかなは りくに あがらないよね。
とりは みずの なかに はいらないよね。
そんなことをすれば、 しんでしまうこと、
みんな、 しっているからね。
そういうのを じょうしきって いうんだよね。

みんなもね、 じぶんのこころに
しずかにみみを かたむけて みて ごらん。
きっと そのじょうしきの こえが きこえてくるよ。
してはいけないこと。
しなければ ならないこと、
それを おしえて くれるよ。

ほかの ひとへの やさしさや おもいやりは、
ここちよい ひびきが するだろ。
ほかの ひとを うらぎったり、
いじめたりすることは、
いやな ひびきがするだろ。
みんなの こころは もう それを しっているんだよ。

あとは そのじょうしきに したがえばいい。
だってね、 にんげんはね、
その じょうしきの おかげで、
なんじゅうまんねん もの あいだ、 いきてきたんだもの。
これからも その じょうしきに したがえばね、
みんな なかよく いきられるよ。
わかったかな。
そういう じぶんじしんの じょうしきを
もっと もっと みがいて、
そしてそれを、たいせつに しようね。



子どもたちへ

ほかの人の心を分けもってあげよう

力のない人や、弱い人や、失敗した人を笑ってはいけないよ。
笑えば笑うほど、結局は、自分で自分のクビをしめることになるよ。
だれだって、ちょうど今の君たちのように、精一杯、がんばっているのさ。
しかしね、たいていは自分の思いどおりにはいかない……。
そういうことがいくつか重なると、人はだれだって、そういう人になるのさ。
つまり、力のない人や、弱い人や、失敗した人になるというわけ。
そしてね、ここが大切なことだけれど、今の君だって、いつだってその
力のない人や、弱い人や、失敗した人になるかもしれないということ。だからね、
そういう人を笑ってはいけないよ。そういう人を笑うということは、
結局はいつか自分を笑うことになるわけ。

自分だけの世界で、生きてはいけないよ。自分だけの世界で生きれば生きるほど、
孤独という恐ろしい悪魔が、君たちの心の中に入ってくるよ。
恐ろしい悪魔だよ。この悪魔にとりつかれると、その悪魔は
君たちからすべてのものを奪っていくよ。君たちの幸福や、やすらぎや、
ときには、君たちの命までもね。だから自分の世界だけで生きてはいけないよ。
この悪魔と戦うためにはね、自分だけの世界から飛び出し、ほかの人の世界に
入っていくこと。ほかの人の苦しみや悲しみや、悩みを、わかってあげること。
わかってあげるだけでは、足りないかな。その苦しみや悲しみや、悩みを、
自分のこととして、分けもってあげること。しかし、ね、これはとても
むずかしいことかもね。つまりね、悪魔と戦うことは、
それくらいむずかしいということ。

ただ、ね、こういうことは覚えておくといいよ。
この世界には、力のない人や、弱い人や、失敗した人などはいないということ。
力があるとか、ないとか。強い人とか、弱い人とか。成功した人とか、失敗した人とか、
そういう人は、いないということ。たとえば今、君が、何かのことで落ち込んでいてもね、
それはまあ、何というか、病気のようなもの。心だって、調子が悪くなることがあるのさ。
痛くなったり、熱を出したり、時には寒気がしたりするように、ね。
だからそういうときは、無理をしないこと。静かに心を休めるといいよ。
どんな嵐もいつかは去るし、朝のこない夜はないよ。歩けば谷もあるけど、山もある。
苦しくなったり、悲しくなったら、そこを谷と思って、前に進めばいいよ。
あとは山を登るだけだから、楽しいよ。風も弱くなるし、朝日も出てくる。
そうそう、だれかがね、君たちに、苦しみや悲しみや、悩みを打ち明けたら、
それを自分のこととして受け止めてあげるといいよ。
そういうことをしておけばおくほど、悪魔は君には近づかないよ。
嵐も早く去るし、朝日も早く昇るよ。
ウソじゃないよ。一度試してみたら……。

(02−8−15・エンヤの「a day without rain」を聴きながら……)※


子どもたちへ

 魚は陸にあがらないよね。
 鳥は水の中に入らないよね。
 そんなことをすれば死んでしまうこと、
 みんな、知っているからね。
 そういうのを常識って言うんだよね。

 みんなもね、自分の心に
 静かに耳を傾けてみてごらん。
 きっとその常識の声が聞こえてくるよ。
 してはいけないこと、
 しなければならないこと、
 それを教えてくれるよ。

 ほかの人へのやさしさや思いやりは、
 ここちよい響きがするだろ。
 ほかの人を裏切ったり、
 いじめたりすることは、
 いやな響きがするだろ。
 みんなの心は、もうそれを知っているんだよ。
 
 あとはその常識に従えばいい。
 だってね、人間はね、
 その常識のおかげで、
 何十万年もの間、生きてきたんだもの。
 これからもその常識に従えばね、
 みんな仲よく、生きられるよ。
 わかったかな。
 そういう自分自身の常識を、
 もっともっとみがいて、
 そしてそれを、大切にしようね。


子どもたちへ(2)

すねたり
いじけたり
つっぱったりしないでさ、
自分の心に静かに
耳を傾けてみようよ
そしてね、
その心にすなおに
したがってみようよ

つまらないよ
自分の心をごまかしてもね
そんなことをすればね
自分をキズつけ
相手をキズつけ
みんなをキズつけるだけ

むずかしいことではないよ
今、何をしたいか、
どうしたいか、
それを静かに
考えればいいのだよ

仲よくしたかったら、
仲よくすればいい
頭をさげて
ごめんねと言うことは
決してまけることでは
ないのだよ
ウソだと思ったら
一度、そうしてみてごらん
今より、ずっとずっと
心が軽くなるよ


ぼくは 裸

ぼくは、はじめっから、
裸で生きてきたから、
なくすものは、何もない。
名誉も、地位も、肩書きも、
何も、ない。
だから、ね。
みんなは、ね。
ぼく自身を見てくれる。
ぼくは、見たとおりのぼく、だよ。
だから、ぼくは、本当に気楽さ。
この気楽さが、ね。
ぼくの、財産というわけ。



不思議な糸巻き

●ドラマにこそ意味がある●ヨーロッパの民話

 ヨハンは仕事をするのがいやで、森へ逃げてきた。うしろのほうから父親
が、「ヨハン、まき割りの仕事を手伝ってくれ」と叫んでいるのが聞こえた。
ヨハンが木の陰に隠れていると、魔女が現れてこう言った。「あなたに不思
議な糸巻きをあげよう。いやなことがあったら、この糸巻きの糸を引くとい
い。引いた分だけ、時間がすぎる」と。

 それからというもの、ヨハンはいやなことがあるたびに、糸を引いた。父親
から仕事を言いつけられたとき。学校でいやなことがあったとき。が、ある
日ヨハンはこう思った。「早くおとなになって、ハンナと結婚したい」と。そこ
でヨハンは、糸をどんどんと引いた。

 …気がつくと、ヨハンはおとなになり、ハンナと結婚していた。しばらくは
平穏な生活が続いたが、やがて二人の間に息子が生まれた。が、ヨハンは
子育てが苦手だった。そこでヨハンは、「息子を早くおとなにして、自分の仕
事を手伝わせよう」と考えた。ヨハンはまた糸をどんどんと引いた。

 …再び気がつくと、息子は立派なおとなになっていた。しかしヨハン自身
も、老人になってしまっていた。が、思い出が何もない。ヨハンは自分を振り
返ってみたが、そこに何もないことを知った。そこでヨハンは、再びあの森
にもどった。するとそこにあの魔女がいた。ヨハンは魔女にこう言った。「私
の人生はあっという間に終ってしまった。私の人生は何だったのか」と。す
ると魔女は笑ってこう言った。「では、もう一度だけ、あなたを子ども時代に
もどしてあげよう」と。

 …ふと見ると、ヨハンは子どもにもどっていた。と、そのとき、うしろの方か
ら父親が、「ヨハン、まき割りの仕事を手伝ってくれ」と叫んでいるのが聞こ
えた。ヨハンは明るい声でこう答えた。「お父さん、今行くからね」と。

(おうちの方へ)
 この物語は外国へ行ったとき、飛行機の中の雑誌で読んだものです。ヨーロッパの民話だと思いますが、
確かではありません。が、それはそれとして、この物語には、妙に考えさせらます。民話とはいえ、人生に
対する考え方が織り込まれているからです。たとえば…。

 日々が何ごともなく平穏にすぎていくことは、それ自体はすばらしいことです。が、すごし方をまちがえる
と、人生そのものを無駄にしてしまう。子育てもまた同じ。子育ては苦労の連続。苦労のない子育てはな
い。しかしその苦労があるからこそ、そこからドラマが生まれる。生きる意味もそこから生まれる……、と。

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