はやし浩司
はやし浩司
8・31
昨夜は山荘に泊まった。朝、Kさんが、キュウリを届けてくれる。ワイフは山荘だと、いつもグ
ッスリと眠られるという。私はいつも、どこでもよく眠られるほうだが……。
新しい本の見本原稿ができたので、O出版社のYさんに送信する。今度は、ぐんとわかりやす
い本にして、読みやすくしたい。私の本はいつもむずかしすぎる……とワイフはいつも、そう言 っている。いろいろな本がある。
パソコンショップで、ADSL用の無線ルーターなど、一式、買い揃える。約五万円の出費。9月
5日から我が家もやっと、(いよいよ)ブロードバンド時代! 新たな世界が、ぐんと広がる。や りたいことはいっぱいあるので、楽しみだ。
この数日、O出版社用の原稿を書き上げたあと、急速に原稿を書く気力が衰えてしまった。し
ばらく休息するのがよいのかも。あるいは予備原稿を書いておこうかと、いろいろ考える。今年 は3冊本を出す予定だったが、どうやり2冊どまりになりそうだ。マガジンに力を入れてきた。
8・30
きのうワイフが寝る前に、しみじみと(?)、こう言った。「もう8月も終わりかあ」と。私はあまり
時の流れを気にしない。ただ年をとって、毎年、体の動きが鈍くなっていくのは、さみしい。とこ ろで体重を3〜4キロ減らしたが、体はすこぶる調子がよくなった。自転車に乗っても、全身で 自転車をこぐことができるようになった。おかげで上半身までスッキリ! これには驚いた。や はり肥満は万病のもの。肥満→運動不足→不健康の悪循環の中で、人はどんどん不健康に なっていく。この教訓は肝に銘ずることにした。
9月5日からいよいよ我が家もADSL! やっとという思いだが、今までADSLでなかったのが不
思議な感じがする。最近はパソコンの世界では、後手後手に回ることが多くなった。ADSLにな ると、またいろいろなことができる。楽しみだ。
教育者の中には、現場を離れ、引退したとたん、そのときから偏屈になっていく人は多い。ま
るで常識ハズレになってしまう。このことから、教育者は、結局は教えるのではなく、子どもたち に教えられていることがわかる。これはとても重要な発見だ。あとで原稿にまとめておく。…… ということは、私は死ぬまで、子どもたちとの接点を大切にしたい。これがなかったら、恐らく私 も同じ道をたどる。
昨日、読者の一人と、電話で1時間30分も話した。大阪の人だった。電話はうれしいが、あ
とで、「時間をなくした」という思いが必ず、私を襲う。このところ時間が貴重になってきた。年を とればとるほど、時間が金のような重みをますものか。
8・29
今日はさわやかな朝だ。起きたのが7時。新聞を読んでお茶を飲んで、そしてパソコンに向
う。新刊書の原稿も80%、書き上げた。午前中は、多分、この仕事で終わる。床屋へも行か ねばならないが、このところ時間がない。今の仕事が一段落したら、行こうと考えている。今週 はムリだろうな。
今、ワイフが、「風呂に入るか?」と聞いてきた。そう言えば、このところいつも午前中に風呂
に入っている。私の生活は、大きなうねりの中で、いつも変化している。うちの隣人なんかは、 毎晩7時ジャストに雨戸をしめて、毎朝6時ジャストに雨戸をあけている。規則正しい生活をし ているようだが、私には、ああいう生活は耐えられない。「変化」こそが、私に生きる活力を与 えてくれる。
8・28
昨夜は夕食後、急に眠気が襲ってきた。だからそのまま床につく。寝たのが8時ごろ? で、
起きたのが朝の3時半。今、4時。静かな朝だ。メールの返事をいくつか書いて、あちこちのニ ュースを読んで、それから……、というのが日課になってしまった。
ワイフが「古いパソコンは処分したら……」と言うが、私にはできない。買ったときのあの喜び
を忘れることができないからだ。今はボロボロのトーシバのパソコンにしても、買ったときは、毎 日、ピカピカにみがいていた。そういう思い出がしみこんでいる。今でもキーボードをたたくと、 あのときの感触が指にもどってくる。そういうパソコンを捨てるなんて! こういうのをビョーキと いうのか?
昨夜、ワイフがタイのカレーライスをつくってくれた。おいしかった。作ったといっても、以前私
が買ってきた缶詰(160円)に、具をたして作ったものだが、おいしかった。4〜5人分作って、 たったの160円とは! ココナツミルクが入っていたので、それでおいしいのかもしれない。
スペインのIさんより、メールが入っている。2000キロをドライブしたとか。そういう話を聞く
と、「どうして私はこんな浜松でくすぶっているのか」と思う。若いときは毎週のように、世界を飛 び歩いていたのに! 林君も、落ちぶれたものだ! ホント! なさけない!
静岡市での講演依頼がある。喜んで引き受ける。何といっても、ここは静岡県。経済の中心
は浜松市だが、行政の中心はやはり静岡市。浜松市がニューヨークなら、静岡市はワシントン 市か。すこしおおげさなたとえだが、わかりやすく言えば、そうなる。
さあて、これからまた仕事。このところ、集中力がなくなってきたようだ。2時間もパソコンに向
っていると、疲れてしまう。そんなわけで1〜2時間ごとに、居間へいき、お茶を飲んでいる。ア ルツハイマーの心配は今のところないが、近所には、夫婦そろってアルツハイマーになった人 がいるそうだ。奥さんが山の話をし、ダンナが海の話を、勝手にしながら、たがいにうなずきあ って、結構、楽しそうだそうだ。横で聞いていると、まったく会話がかみあっていないと、まあ、ワ イフが笑っていた(失礼!)。私たち夫婦の近未来像か?
8・26
今日は月曜日。何となく緊張する。夏も終わり、窓の外の栗の葉は、だいぶ疲れてきた感じ
がする。しかし昨日は、また暑くなった。北海道では、もうストーブを使っているそうだ。「今年は 冷夏」と知らせてくれた読者の方がいる。「8月にストーブねえ」と、驚く。しかしこれで地球温暖 化の問題がなくなったわけではない。異常気象なのだ!
今朝も午前5時に起きて、原稿を書き始める。今は6時。いつも昼前に少し昼寝をするのが、
このところ日課になってしまった。
毎日孫の写真を見ながら、今ごろは何をしているのだろうと思う。「孫はかわいい」と人は言う
が、写真だけでは、ほとんど実感がわかない。そういうものか。これはしかたないね。
昨夜三男が、横浜からパソコンのリカバリーの仕方を教えてくれと連絡が入る。私は年がら
年中、パソコンをリカバリーしている。今、手元にあるパソコンだけで、ええと、7台なのだ。いろ いろ心ない人からウィルス攻撃を受けるが、私にはあまり(まったく)意味がない。だいたい見 知らぬ人からのメールは、プレビューに表示しない。そのまま削除。メールを開くのは、一つの パソコンだけにしている。しかもそのパソコンは、シマンテック社のウィルスチェックでチェックし ている。その上、プロバイダーのウィルスチェックサービスを通している。その上、少しでもあや しいと、即、リカバリーをかけている。私にとっては、リカバリーは、ワイフの洗濯のようなものな のだ。
さあて、今日も本の仕事にとりかかるか! おもしろい本になりそうだ!
8・25
今日は午前中は講座指導。昼からワイフと、街中のソバ屋でゾバを食べる。「映画を見に行
こうか」と声をかけると、「疲れているからいい」と。ワイフも年をとったものだ。若いころは、ふ たつ返事で、「いいよ」と言っていたのに。
午後は昼寝。何かしらたくさん夢を見たようだが、起きると同時に忘れてしまった。私にとって
は夢を見るというのは、迫力満点の映画を見るようなもの。ときどき、「今度はどんな夢を見る のだろう」と思いつつ、昼寝をするのを楽しみにすることがある。しかし忘れてしまうとは……。 ああ、もったいない。結構、スリルのある、こわい夢だったような気がするが……。
夕方から新しい本の原稿を書き始める。もう三分の一は書いたかな。仕事が早いのが、私
の特徴。いい本を書くぞ!
8・24
昨日、新しい本の企画依頼が入る。今年は本の出版はあきらめていたので、うれしかった。
さっそく企画を書き始める。「今度こそ、絶対に売れる本」をめざす。恥も外聞も捨てる。私の 全力を投入して、売れる本をめざす。がんばります。あああ、いつもそう言いながら、三振ばか り。どうしてだろう?
今日は午後に山荘から帰ってきた。明日、夏期講座があるので、今夜は山荘にとまることが
できない。しかたないか。
このところビデオカメラがやたらとほしくなる。今、ホームページは、動画(ビデオ)の時代に入
ったそうだ。時代はどんどんと進んでいく。追いつくだけでたいへんだ。
E-マガとメルマガの読者の合計が、計550人を超えた。毎週、13〜4人の割合でふえてい
る。うれしい。しかしこれからしばらく、新しい本にとりかかるので、マガジンは分量が少なくなる かも。読者のみなさん、どうかお許しください。仕事は仕事でしていかないと、ワイフ様の機嫌 が悪くなるのです。ハイ。……読者が1000人を超えたら。お祝いしようとワイフと相談してい る。私にはメリットは何もないが……。無償で、かつ無心でするから、こうした活動には価値が ある。みなさん、どうか応援してください。お願いします。
8・21
今朝は寒くて、朝早く目がさめた。ふとんをさがしたが、なかった。こう急激に気温がさがると
は! このところ栄養不足で体がよく冷える。体重は66キロにもどったが、あちこちに力が入 らない。集中力もなくなってきたようだ。
今朝は、不登校について、改めて考える。子どもの心の問題は、安易に考えてはいけない。
そういう視点で書いた。
今日はマガジン発行の日。先週予約を入れておいたので、発行される予定。これから居間に
行って、新聞を読んできます。午前7時、少し前。
8・20
今朝は6時に起きた。マガジン100号(8月29日号)を編集して、今、7時。今朝は涼しいさ
わやかな風が吹いている。気持ちがよい。毎朝、こうして2時間ほど、パソコンに向かうのが日 課になってしまった。思いついたことを書いて、サイトに載せたり、マガジンを発行したりしてい る。それが結構、というより、たいへん楽しい。
今日はこれからN公民館で講師。がんばってやってくる。帰りにワイフと、回転寿司食べるの
が、楽しみ。いつも行く店の近くの公民館だ。
夏休みも、そろそろ終わり。今年の夏休みは、どうもぱっとしなかった。旅行もしなかったし、
これとてまとまった仕事もしなかった。不完全燃焼というところか? また仕事に復帰。がんば りましょう。やや元気のなくなった、体にムチを打って!
8・19
台風が太平洋沿岸をかすめて去っていった。今朝ははげしい雨が降っていた。音しか聞いて
ないが……。
ヨーロッパでは、大洪水になっているそうだ。水不足と洪水と、どちらを選べと言われたら、洪
水かな。……なんてのんきなことを言っているとしかられそうだが。昨日で夏休みはおしまい。 今日からまた仕事。休みをすごすのも疲れた。私はやはり仕事をしていたほうが、気が楽だ。 体の調子もよい。私は死ぬまで仕事をしていたい。子どもたちの顔を見ていたい。できるなら ……。
体重が66キロにもどった。今回のダイエットも、そろそろ仕上げ。あとはこの体重をキープす
ればよろしい。ワイフは、なかなかやせられないそうだ。きっと脂肪細胞が固くかたまっている せいではないか。何か老廃物が取り囲んでいたりして……? そういうことというのは、あるそ うだ。
さあ、仕事だ! 私の本職だ! 私の天職だ! がんばるぞ!
8・17
今朝は、マガジン100号記念号の原稿をまとめる。読者の方が、合計で、530人を超えた。
こういう人たちに私のすべてを話したい。いままで経験してきたこと、私が知ったことなどを、す べて話したい。そのまとめのような原稿だ。8月29日号が、その100号記念号ということにな る。この原稿はじっくりとまとめたい。今までのすべての力をこの一作に向ける。少しおおげさ だが、自分ではそう覚悟している。
ところでこのところ、マガジン制作ばかり気が向いて、肝心のこちらのサイトの更新をほとん
どしていない。訪れてくれた人には申し訳ないと思うが、もしもっと読んでくださるということであ れば、どうか、マガジンを購読してほしい。よろしくお願いします。
8・16
今朝は9時まで眠った。起きたら、9時だった。あれこれ仕事(庭掃除)などをして、パソコン
に2時間ほど、すわる。ワイフは、テニスに行ったので、昼食は私が料理した。メニュ−は、カ レー。私がつくるカレーは、絶品。保証する。うまい。
今日のカレーは、こうして作った。まず、野菜とハム(肉がなかったので)を炒める。タイのカ
レー缶詰から具だけを抜き、それに加える。(前部入れたら、辛くて食べられない)。少し水を 足して、ハウスのコクマロ何とかというグーを入れる。あとは30〜40分、煮込む。これででき あがり。好みに合わせて、タイのスイートチリソースを入れるとよい。まあ、どちらかというとイン チキ料理だが、おいしいものはおいしい。一度、試してみたら……。まだ食べていないが。はは は。(いいかげんですみません。)
二男の友人が三人遊びに来る。長男は今で、CDのダビング。みんな好き勝手なことをして
いる。これでいいのだ。
8・15
今朝は、草刈りの音で目がさめた。なんと、朝六時! エンジンの音がバリバリガーガーと。
朝の涼しいうちに仕事をすませたいという気持ちはよくわかるが、朝六時というのは……!
おかげでワイフと私は、今日は早起きしたぞ。一日を有効に使えるぞ。私はころんでもただで
は起きないぞ。
8・14
今日は近くのグランドで、三男と飛行機を飛ばしに行った。一応電動のラジコン飛行機だった
が、風が強くてあまりうまく飛ばなかった。しかし楽しかった。
体重は、適正の66キロまでもどった。しかしこの空腹感はなんともしがたい。夕食に焼きそ
ばとご飯を茶碗半分ほど食べた。
愛知県尾張旭市から講演依頼が入る。一度でよいから、「これが最高だ」というような満足感
の得られる講演をしてみたい。そのために原稿を書き、体調を整え、精神力を養っておく。この 講演には、全精力を注ぎたい。愛知万博の会場にもなっているのが、尾張旭市だそうだ。何か と縁がある。
今日、フジツのパソコンをリカバリーした。おかしいと思ったら、すぐリカバリーするに限る。そ
のためパソコンは使いわける。それがベスト。しかしウィルスのような悪いものを作った人は、 自分に恥じたらよい。能力がなくて困っている人も多いのに、その能力を、こうした人に迷惑を かけるために使うとは。恐らくみずぼらしく、貧弱な生活を送っているのだろう。みんなで、あわ れんでやろう。
8・13
三男が朝、6時に横浜から帰ってくる。あいつのやることは、どこかおもしろい。話を聞くと、
朝4時の電車に乗ったという。私も若いころ、同じようなことをした覚えがある。
昨日は、岐阜へ帰り、あちこちを回った。疲れたが、疲れすぎて、かえって夜、眠られなかっ
た。で、結局寝たのが、夜11時。
昨日、O氏という人からメールが入る。いつも白紙のメールが添付されてくる。多分ウィルス
入り? で、ファイルは開かなかったが、今朝、パソコンの調子が狂いっぱなし。プロバイダー のウィルスチェックにもひかからないウィルスがあるのだろうか。少し心配になったので、「復 元」で復元し、ウィルススキャンを実行する。なんともなければよいが……。パソコンという怪物 は、いつもヘソをまげる。いちいちカリカリしていては、つきあえない。じょうずにつきあうしかな いね。ホント!
パソコンは、使い分けるのが、一番よい。万が一、ウィルスが入ったことも考えて、私はそうし
ている。
ホームページ作成用……これはパナソニックのCF−X1
ワード仕事用……これはFIJITSUのFMV
それにシャープと、Toshiba……これはインターネット用。
あとはこまめに、バックアップをとっている。それしかない。
ところが不思議なことに、こうしたドタバタは、ワイフのパソコンではおきていない。結局は、余
計なことをしないからだ。私はいつも余計なことをして、失敗する。ある特定の決められた範囲 で、静かにパソコンを使っていれば、問題はないようだ。
今日は予定なし。三男が、今夜は山荘に泊まりたいというから、連れていくつもり。「山の空
気はおしじいぞ」と言うと、「そんなこと知っている」とのこと。あいつはもと山岳部だった!
8・11
今日の目標。……とくになし。あとでワイフが買い物に行くというから、つきあう。どこかで昼
食をするつもり。あとは、午後、涼しくなったら、運動して汗をかく。明日は岐阜へ帰り、墓参り。 明日、三男が横浜から帰ってくるという。
まあ、今日一日は、パソコンの雑誌でも読んで、のんびりします。マガジンも、数号先まで完
成しているので、しばらく休みがもらえそう。しかし人間というのは、自分を追いつめないと、仕 事をしない生き物なのか?
8・10
昨日と今日、朝方、はげしい雨が降った。「通り雨よ」とワイフは言ったが、どこかスコールの
ようでもあった。少し涼しくなったと思ったが、もうどこか暑くなってきた。時刻は午前一〇時。も う二時間も、パソコンの前で原稿を書いていたことになる。一休みをして、朝食でも食べるか… …と思っている。おなかがすいた!
今日の運動目標……チェーンソーで木をバラバラにする。夜、涼しくなったら、ハナと散歩に
行く。
実験的に、このホームページに動画を入れてみようと思う。これからはビデオホームページ
の時代だそうだ。新しい試みにチャレンジしてみよう。うまくいけば、可能性がぐんと広がる。
8・9
昨夜は真夜中に、雨が降った。朝起きたら、地面がしっとりと濡れていた。庭の枯れ木を処
分しようと思って山荘からチェーンソーを運んだが、肝心のチェーンソーオイルを忘れてしま い、できなかった。また今度にしようと、あきらめた。
昨夜は、ハナ(犬)と、散歩に行った。夏休みの間、運動不足になりがちなので、運動には気
をつかう。今日は午後からテニス。汗をかくぞ!
8・8
おかしなウィルス入りメールが、届く。ホームページの通信欄を利用しているらしい。名前と件
名だけ。本文は何もなし。幽霊ファイルがついていて、ファイル添付の表示もない。ここでうっか り、プロパティを開こうものなら、そのまま感染! どうかみなさん、こういう悪質メールにご注 意ください。それにしても、つぎからつぎへと、ヘンなのが出てくるものです。
こういうときは、IEのフィルタリング機能を使えば、安全です。一度、そういうメールをくれた人
はブラックリストに載せておけば、あとは自動的にメールを削除してくれます。
またこういうあやしげなメールは、「誰からだろう」とか、「読んでみてやろう」などとは、絶対に
思ってはいけません。即、削除、即、削除。この世界、そういうクールさがどうしても必要です。 ……ということを学ぶために、どれほど高い代償を支払ったことか! ははは。
昨日は庭の草刈り。すっかりきれいになった。そしていい汗をかいた。汗をかくということは、
とても大切なことですね。
あれこれしなければならないことが、山のようにある。ひとつずつ、片づけるしかない。そう言
えば、朝食はまだだ。マガジンは、8月13日号まで、先ほどまとめて配信予約を入れておい た。読んでくれる人がいるというのは、うれしいことだ。これからもよろしくお願いします。
8・6
富士通の文書OCRを入れたら、あちこちおかしくなってしまった。
ああああ。本当にいやになる。
今日も暑くなりそうだ。
パソコンという怪物は、本当にあつかい方が難しい。
何とか復元はできたが、一難去って一難……それが、このパソコンの世界。
要するにパソコンは使いわけるのが一番。
頭も熱くなってきたぞ! はははは。これはカラ笑い。
8・5
昨日も33度もあったそうだ。暑かったはずだ。こうなると、昼はただひたすら昼寝。しかし夜
も夜で、寝てばかり。きっと熟睡していないせいだろう。
頭の中にはモヤモヤとテーマがいっぱいあるはずなのに、この暑さで、あまり出てこない。し
かたないので、昨日は山荘で、朝6時から草刈。一汗、どっとかいたので、そのあと一日中、さ わやかだった。人間、やっぱり体を使わないといけないですね。だらけて、それに負けると、よ いことはありません。
あと3日で、私も夏休み。がんばりましょう。がんばります。あと3日! 今年は何も予定はあ
りませんが、こういうときは原稿を書き溜めておこうと思っています。
三男は、昨日、横浜に帰った。また7日にくるとのこと。長男の職場は現場仕事だから、クー
ラーがないと言っていた。この暑さではたいへんだろう。ワイフは、目下ダイエット中。体重が少 し減ったと喜んでいた。太る→運動不足→筋肉がなえる→太るの悪循環に入る、老後もみじ めなもの。今が最後のチャンスかも。筋肉がなえてしまってから、ダイエットすれば、今度は体 そのものが動かなくなる。……らしい。老人で健康な人をみると、皆、適正体重以下である。 今、いろいろな老人を観察しながら、自分の老後はどうあるべきかを考えている。
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8・3
昨日、三男が横浜から帰ってきた。が、いつものように、あっという間に外出。また戻ってきた
と思ったら、昼寝。起きたと思ったら、友人が呼びにきて、そのまま夜中まで帰ってこず。昔か ら忙しい男だったが、本当に忙しい男だ。
そうそう今朝起きたら、胃の中がムカムカ。きのう食べたタイのカレーライスがよくなかったよ
うだ。辛すぎた! 今日は胃の養生をしよう。
8・2
昨日は確かに暑かった。この浜松でも37度を記録。街中の実感気温は、40度を超えてい
たと思う。恐ろしいことだ!
タイのカレーをたくさん買ってきた。暑いときは、これに限る。
8・1
今日は午後から気温がどんどん上昇。ワイフは、浜松でも34度を超えるそうよと言っていた
が、本当にそうなりそうだ。実感気温は、40度を超えるかもしれない。とくに街中のコンクリート 街では、40度を軽く超える。それにしても暑い!
夏休みが近づくと、どうもだらける。もう夏休みになってしまったような気分になる。しかし今年
の夏休みは、家でのんびりしているしかないな。旅行の予定はなし。
浜松市立幼稚園PTA連合会の講演会の、アンケート用紙が返ってきた。みなさんに喜んでも
らえてようだ。少しくすぐったい感じがしないでもないが、うれしかった。
昨日から今日にかけて、私はある大発見をした。文を書きながら、心の荒野をさまよい歩い
ていると、ときどき、大発見をすることがある。その発見をした。うれしかった。これでまた「はや し浩司の世界」が、ひとつまた大きくなった。じっくりその発見を、文章にしたい。こういうことが あるから、ものを書くのをやめられない。はははは。(自分だけの喜びかも……?)
そうそう昨日、タダ券が手に入ったので、ワイフと、「スターウォーズ」を見に行ってくる。壮大
な、無意味映画。奇想天外なところは評価するが、得るものは何もなし。ただ楽しんだだけ。ま あ、ああまで無意味な映画をよくつくるものだ。映像技術には、脱帽! それはすばらしい。
7・31
昨日は所沢で講演をしてきた。全国の鍼灸学校、盲学校などから集まった指導教官の研修
会議での講師だった。久々に緊張したが、たいへん気持ちよく講演できた。最後までみなさん 熱心に話を聞いてくれた(多分)。
ところで所沢市は、本当に身体障害の方に親切でやさしい町だと実感した。緑も多い。そして
行ってみて驚いたが、講演したセンターは、周囲二キロの広大な施設だった。宿泊用のホテル まであった。本当は一泊するつもりだったが、講演のあと疲れたので、そのまま帰ってきた。浜 松に着いたのは、10時半ごろだった。25年も前に書いた私の本が、ほとんどの鍼灸学校でテ キストとして使われているのには驚いた。
7・28
ワイフは、よく眠られなかったという。私はよく眠られた。ワイフはセミがうるさいという。私は
あまり気にならない。家の横には、小さな森があり、毎年、そこには無数のセミがやってきて、 鳴く。ときには海の潮騒のように聞こえることもある。
ところで昨夜は、山荘に泊まったが、みなさんは、ヒグラシの大合唱を聞いたことがあるだろ
うか。まだ空が薄暗いときから、一斉に鳴き始める。私はいままで、いろいろな音楽を聞いてき たが、ヒグラシの大合唱ほど、美しい音楽を聞いたことがない。ヒグラシというのは、それぞれ が音の高さを変え、そしてクレシェンド、デクレシェンドをつけ、さらに抑揚をつけて鳴く。全体と して静かな海辺の潮騒のように鳴き、それを背景に、家の近くで、数匹のヒグラシが独唱を繰 り返す。私はモヤのかかった山荘で、ただひたすらヒグラシが鳴くのを楽しんだ。まさに最高の 音楽。私はここに断言する。あれほどまでに美しい、音楽は、ほかにない。
7・26
昨日、「タイムトラベル」を見てきた。結構、楽しめた。ああいう映画をつぎからつぎへと作って
いくアメリカ映画のものすごさを思い知らされた。まさに好き勝手なことをしている感じ。ただ脚 本が悪い。話の前部と後部がまったくつながっていなかった。
7・25
今日は午後、数時間、ヒマができたので、ワイフと、「タイムトンネル」を見に行くことにした。
劇場で映画を見ると、頭が痛くなることがあるが、今日は、多分、だいじょうぶでしょう。体のコ ンディションも悪くないようだし……。
あと原稿を数作書き上げる。私は原稿を書いているとき、未踏の荒野を歩いているような気
分になることがある。書いても書いても、またその先に、無数の未知の世界が広がる。私はこ の荒野を渡りきることができるのだろうか。時間がほしい。時間がない。多分、死ぬまでに間に 合わないかもしれない。まあ、ひたすら進むしかない。
7・24
昨日から、昔読んだ、『スッタニパータ』『ダンマパダ』を読みなおし、それについて書く。原始
仏教である。ゴータマブッダという個人をみるなら、原始仏教以外に、彼に近づく方法はない。 いわゆる大蔵経のほとんどは、釈迦滅後、何百年以上もたってから、それからまた何百年も かけて、書かれたものばかりである。釈迦を信仰する信者たちによって、つぎつぎと書きあら わされた。本当の釈迦を知りたいのなら、『スッタニパータ』『ダンマパダ(漢訳では、「法句 経」)』を読むしかない。これが世界の常識。
7・22
「子育てワンポイント」が、600作を超えた。うれしかった。何かをやり遂げたという満足感が
ある。だれに認めてもらえるわけでもないが、とうとうやったぞ!
明日からは、別の企画で、新しい原稿を書き始める。今度は、短編ではなく、長さを気にしな
いで書いてみたい。
しかしこうして600作も書けたということは、マガジンの読者がそのつど、少しずつふえたから
だ。これが大きな励みになった。読者のみなさん、どうもありがとうございました!
今日は、少し疲れた。これから少し昼寝をして、体調をもどします。
7・19
朝は気持ちよく目がさめたが、時間がたつにつれて、蒸し暑くなってきた。セミも結構、うるさ
い。
今日のテーマは、シンプルライフ。人間は必要以上に身辺を複雑にしてしまったのではない
か。そのため、どうでもよい問題ばかりにわずらわされ、自分を見失っている……? それに ついて考えてみたい。
では、今日はここまで。
7・18
昨日、子育て相談で、午前中のほとんどがつぶれてしまった。よくあること。みなさん、それぞ
れが深刻なようだ。人間の生活は、本来、もっとシンプルで、わかりやすいものであったはず。 それがかくも複雑になり、それと同時に、子育ても複雑になってしまった。しかし親子のあり方 や、子どもの質が、ここ100年や500年くらいで、大きく変わったと考えるほうが、おかしい。 人間は、ほかの動物たちと同じように、数十万年という気が遠くなるような時間を経て、ここま で進化してきた。もう少し、人間をこの尺度(数十万年という長い時間の尺度)で、みつめなお す必要があるのではないだろうか。あるいはそういう視点をどこかにもっているのと、もってい ないのとでは、ものの考え方が180度、違う。
私はみなさんの子育て相談を受けながら、みなさんの役にたっているのだろうかと、ときどき
迷う。本当は何も役にたっていないのでは、とも。私は自分ができることをするだけ。あとは、 読者の方の判断。私の判断ではない。私を必要とする人がいれば、それでよし。必要としなけ れば、それもよし。私は私の道を行くだけ。
ここ数日、セミがうるさく鳴きはじめた。いよいよ夏本番。今朝は曇り空で、蒸し暑いが、子ど
ものころを思い出す。いつも梅干をもって、川へ泳ぎに行った。そうそう昨夜はどこか肌寒くて、 よく眠られなかった。夜中に、ワイフと毛布を取り合ったのを覚えている。どこかはっきりしない 記憶だが……。今あくびが出るのは、そのためらしい。
7・17
T大学が、合格発表前に、寄付金を集めて問題になっている。しかしこんなことはT大学に限
らず、どこでもやっていることではないのか。今ごろ、いつバレるかと、ハラハラしている大学も 多いことだろう。しかしそれにしても、そういう大学に、この数年間だけも、七〇億円も、税金で 援助していたとは! きっと文部科学省の役人の天下り先にもなっていたのだろう。疑惑、また 疑惑。
何でも東京からきたというだけで、ありがたがる地方人の地方根性。しかもその地方人が、
自らの地方をバカにしている。こうしたおめでたさは、いったい、どこからくるのか。平安の昔か らつづいた中央集権国家の結果、日本人は、ホネのズイまで魂を抜き取られている。
7・16
またまた台風が静岡県地方を襲う。しかし静かなもの。これが台風なら、ふだんの風(遠州の
空っ風)は何かということになってしまう。どうもこのところ調子がはっきりしない。
昨夜は蒸し暑くてよく眠れなかったとワイフが言っていた。私はわりとよく眠られたのだが。台
風がやってくるときというのは、たしかにムシムシする。
今日はあれこれ忙しい一日になりそうだ。朝はプリンとアロエヨーグルトで。朝食をすます。ま
たまた体重が2キロもオーバーしてしまったぞ! こわい、こわい。
新しいFSゲームを買ったが、どうもうまく離陸できない。またヒマなときに挑戦しよう。今日は
ここまで。
7・14
今日、ワイフと歩いて、近くのスーパーまで行った。往復、三時間あまりかかった。帰ってくる
と、二人とも頭痛。そこで床に横になる。どうも暑気にあたったようだ。夕方頭を氷でひやす。ま あ、こうしてパソコンをたたけるほどまで回復したのでよかったが、もう暑さを楽しむ年齢ではな いようだ。若いころは、暑くても平気だったが……。
昨日、山荘からの帰りみち、パソコンショップで、新しいフライトシムレーターのソフトをみつけ
る。旅客機を操縦するものだが、客席まで移動できるという。とたんにほしくなった。明日、市内 のパソコンショップで買うつもり。夏の白い雲を見たりすると、フライトシムレーターで空を飛び たくなる。
夜、夕食後、ワイフと二人で、BSのフォークソング番組をみる。二人で一緒に歌いながら見
る。なつかしい歌ばかりだった。私は若いころ、挫折するたびに、「人は誰もただひとり、旅に 出る……」と歌っていた。私の世代には、フォークソングというのは、特別の存在だ。
今日、今日まで、二〇年来の仲間だったグループと決別する。このところ不協和音がギシギ
シしていた。決別といっても、連絡がないかぎり、こちらからは連絡をとらないということ。さよう なら。いやな思いをしてまでつきあうことはない? これからは、人間関係を整理して、すっきり とした状態で、みなとつきあいたい。
またまた台風が近づいてきたという。先の台風が、たいしたことなかったので、今度もそうか
な……と思っている。油断してはいけないが。
明日は懇談会。昼から4時間あまりヒマなので、どうしようかと迷っている。しかし今夜ははや
く寝よう。まだ少し頭が痛い。
三男の新型パソコン(DEL8200)は調子がよいということだそうだ。DEL社製では、一番性能
がよい。どんなのか一度、見たい感じがする。
7・12
今朝は、実にさわやかな日だ。風は冷たく、空気は乾き、サラサラと陽光がそそぎ、言うこと
なし。こんな日は、一年でも、何回あるかわからいほど、よい日だ。しかし午後からは暑くなると のこと。毎日が、こうだったら、よいのになあと思う。
このところマガジンを発行しているので、この日々の記がおろそかになっている。もしよろしか
ったら、電子マガジンの購読をお願いします。無料です。今のところがんばって発行しています が、いつまで続くかわかりません。読者数が減り始めたら、廃刊にしようと考えています。それ までの勝負です。
しかしここで新たな挑戦。そのマガジン、ここに書いたように、「無料」。そこでいつも自分の心
の中に、「どうせ無料だから」という無責任な考えが浮かぶ。つまりマガジンを発行するというこ とは、そういう無責任な自分自身との戦いでもある。有料なら、もう少し緊張するのかもしれな いが……。「読者が減ったら廃刊」という考えも、「どうせ無料だから」という思いから生まれる。 考えてみれば、私には、ほとんどといってよいほど、メリットはない。ワイフも、「ただで教えてあ げているようなものね」と笑う。私は昔から、お人よしなのだ。
まあ、この先どうなるかわからないが、今は、懸命にやってみる。結果は、あとからついてくる
って。
7・7
東京に住む友人が二人、山荘を訪れてくれた。うれしかった。覚えたての「ほうとうナベ」をつ
くるが、またまた失敗。いつも新しい料理に挑戦しては、失敗する。私の悪いクセだ。夜は、ワ イフと、釜飯を食べる。それからふとんの上にごろりとなったら、そのまま眠ってしまった。起き たのは、なんと、夜中の12時過ぎ。しばらくパソコンを叩いて、また眠るつもり。
もうすぐ「子育てワンポイント」が、600作になる。目標の600作だ。それが終わったら、新し
い企画で書いてみたい。しかしこんなポイント集を、はたして読んでくれる人がいるのだろうか。 いろいろ迷いはあるが、まあ、先へ進むしかない。
7・5
このところ調べものが多くて、図書館通いをしている。そのため(?)、今日、このサイトを見
て、驚いた。前回、日記を書いたのが、四日前の7月1日! 今日はもう5日! ずいぶんとサ ボっていたものだ!
昨日は市P連で講演。たいへん話しやすい会場で、話しやすかった。もっとも私は、会場を選
ばない。その会場に応じて、話し方を変える。きのうは、しんみりとした話ができる会場だった。 (会場によっては、しんみりとした話ができないところもある。) 400人ほど、集まってくれたか な。
今日は朝から曇り空。昨夜はよく眠られなかった。二度もトイレに起きた。寝る前にガバガバ
とお茶を飲んだのがいけなかったようだ。しかしこう暑いと、水分を補給しないと、体がもたな い。私は夏場は、午後だけでも、ペットボトル(2リットル)を、多いときは2本くらい飲む。で、な いと頭がぼーっとしてしまい、つかいものにならない。それでついつい水をたくさん飲んでしま う。それで夜中にトイレに2回!
今日はこれとてテーマはないが、調子がよければ図書館へ行ってくる。このところ少しバテぎ
み? どうも体がだるい。食べ出すととまらないくせに、ふだんは食欲がない。それにしても、今 朝は眠いなあ〜。今午前7時。またあとで眠りなおすつもり。
7・1
昨日、ワイフと、福田町までドライブした。福田町の国民宿舎まで行った。しかし昼食は予約
がないと食べられないということで、そこから数百メートルのところにあった、漁港の売店へ行 く。そこで食事。私は「中トロ丼(どんぶり)」を食べた。ワイフは、「朝取りなんとか」という丼を食 べた。おいしかったが、しかし……。
その料理には、ミリンが入っていた! ああああ!
おかげで午後は二日酔い。夕方まで、ガンガンとはげしい頭痛。夜、ワールドカップのドイツ
対ブラジル戦を、なんとかがまんして見る。結果は、ブラジルの勝ち。やはりブラジルの選手 は、うまい! 個人技というが、本当に手品みたいなことをしながら、ボールを蹴っていた!
今朝は頭痛も消え、まあまあ爽快。もう酒は飲まないぞ。あの料理は食べないぞ。ミリンが入
っているならいるで、ちゃんと表示すべきだ! 私のように酒がまったく飲めない人は、人口の 何%かは、いるのだ!
6・29
このところ二日おきにマガジンを発行している。毎朝、1〜2時間、そのために費やしている。
朝6〜7時に起きて、マガジンを制作し、それから朝食をとって、また1〜2時間眠ることにして いる。静かな朝、こうしてマガジンを編集したり、発行するのは、結構、楽しい。読者の方も、少 しずつだがふえている。合計で440人くらいになっただろうか。目標はないが、やはり読んでく ださる人がいるというのは、励みになる。
新聞などでコラムを載せても、読んでくれる人は、おもしろいコラムでも、5〜10%だそうだ。
だから仮に10万部発行しても、読んでくれる人が、1%だと、1000人ということになる。だから マガジンで、仮に1000人の読者がいるということは、たいへんな数といってよい。とくに目標 はないが、1000人にもなれば、うれしい。まあ、これから先、1年はかかるだろう。気の長い 話だ。
昨日の夜から、ワイフと山荘に泊まった。今朝は庭の雑草に除草剤をまいたが、午後からひ
どい雨で、きっと薬は流れてしまっただろう。もったいないことをした。ムダなことをした。
静岡市のR幼稚園から講演依頼。喜んで引き受ける。2回目を呼んでくださるということは、
講演をしているものにとっては、喜びなのだ。たいていは1回で、あきられるが……。
ワイフが、由比か焼津へ行きたいと言っている。おいしい魚料理を食べたいそうだ。ドライブ
がてら行ってみるか……という気持ちになっている。今日は昼寝をしなかったので、睡眠不足 からか、少し頭が重いので、これでおしまい。みなさん、おやすみなさい!
6・28
三男が、DELLの8200を購入したという。私が前からほしかったパソコンだ。少しうらやまし
かった。私はもっぱら、FUJITSUのFMVC8のワイド画面のを使用している。画面がワイドだし、 80Gもあるので、安心して使える(?)感じ。今のところ自分では新しい機種を買うつもりはな い。ワープロに使うことがほとんどなので、古い機種でも、いっこうに構わない。
今朝、女房と、朝食を食べながら、「どうも女房という言い方は好きではない」と言ったら、「ワ
イフでいいんじゃない?」と。しかしどうもピンとこない。オーストラリアの友人の父親は、妻のこ とを、「フレッド」と呼んでいた。「友」という意味だが、今日から、「フレッド」と呼ぶことにしようか なと考えている。「家内」「かみさん」「妻」「女房」「ワイフ」、それもどこかで違和感を覚える。
6・26
昨夜、韓国とドイツ戦(ワールドカップ)で、韓国が負けた。韓国のフィーバーぶりは、もう異常
としか言いようがない。ワールドカップはワールドカップだが、「たかがボールのけり合い」「たか がスポーツ」という視点を、どこかふみはずしている感じ。熱狂的といえば聞こえはよいが、ど こか全体主義的。正直言って不気味だった。だから本来なら韓国が負けたことを悲しまねばな らないのだが、内心ではほっとした。
全体主義……恐らく今の韓国で、彼らの全体主義的な熱狂ぶりを批判したら、それだけで袋
叩きにあうと思う。たまたまそれがサッカーというスポーツだからよいようなものの、もしそれが 民族主義とか、民族意識につながったら、それこそ戦争にもなりかねない。戦前の日本をその まま思い出させるうような光景だった。その点、日本も共同開催国だったが、冷静さをどこかで 保ちつづけたのは、よかった。
女房は今朝はテニス。私はもう一台のパソコンを、「ウィルススキャン」。今朝は朝食は抜き。
少し太ってきたぞ。いけないことだ。食事はおいしいし、デザートも多い。何かにつけて、よく食 べる。それがいけない? そう言えば、女房も太ってきたな……? あとで注意してやろう。
6・23
今日はA幼稚園で講演。そのあと、回転寿司を女房と食べた。二人で11皿。このところ量が
ふえている。夕食はギョーザ。ニンニクを入れたので、あとで長男に、「異様なにおい」と嫌われ てしまった。長男は、ギョーザが大嫌い。親子でも、嗜好は違うようだ。
6・20
今朝は早く起きて、返事を書かないままたまっていた手紙の返事をいくつか書く。こうしてイン
ターネットの時代になったとはいえ、やはり手紙もまだ生きている。プリントアウトして、封筒に いれると、「手紙を書いた」という実感がもどってくる。少し前までは、いつもこうして手紙を書い ていた。時代が変わった……?
今朝は、「マザコン」について書く。まだ思想がかたまっているわけではないが、一度こうして
書いてみて、あとは時間をかけて熟成させる。問題意識だけはもっていたい。
6・18
今朝は雨。涼しい雨だ。昨日、帆船模型の本を買ってくる。毎週、少しずつ部品を集めて、や
がて帆船にするという本だ。なかなかおもしろそうなので、買ってみることにした。これから約1 00回シリーズで出るそうだ。ということは、全部で10万円ということか。まあ、楽しそうだ。
とくに変わったことはないが、デジタルマガジンを、このところ二日おきに出していたが、女房
が「出しすぎじゃない?」と疑問を投げかけたので、しばらくお休みにすることにした。原稿は書 きつづけるつもりだが、読者の人が怒っているかもしれない。
昨日、フランスの在住のSさんという人から、絵葉書が届いた。うれしかった。今朝、さっそく
返事を書いた。ワールドカップでは残念だったが、(ジダンが不調で敗退)、内心では、日本の ために、ああいう強豪ははやめに負けてほしいと願っていた。これはとても卑怯な応援の仕方 だが……。しかし彼らの顔を見ただけで、強そうな感じがしたので。しかし今日、トルコに勝つ と、そのつぎがセネガルで、そのつぎがブラジル。ああ、もうだめだと思っているが、どうか日本 よ、がんばってくれ。楽しみがなくなる。
しかしこうしたワールドカップの裏で、日本経済がまた悪化の一途をたどっている。みんなの
目がワールドカップに向いている間に、日本が沈没しなければよいが……。
6・17
先週の週末は、山荘へ行くことができなかった。だから、今日は月曜日だが、午前中ヒマだ
から、行ってみようと思う。曇り空で、ひんやりするほど涼しい朝だ。しかしすぐ蒸し暑くなるだろ う。
6・16
今日は袋井市(教育委員会主催)で講演。たいへん気持ちのよい会場で、同じように気持ち
よく講演できた。今日から「一生懸命しよう」などという気持ちは消した。いつもそういう気持ちで すると、あとで後悔する。そのかわり「今日の講演で最後だ。明日はない。明日、生きているか どうかもわからない。そういうつもりで講演する」と誓うようにした。これからはいつも、そうす る。……おかげで、終わったあと、また新しい人生を手に入れたような、喜びがあった。つまり いつものような後悔は、少なかった。これも一つの方法かもしれない。後悔しないための……。
夕食は焼きそばだった。二男からカードと、電話。三男からはメールが届いていた。何でも今
日は「父の日」だそうだ。うれしかったね。ホント。女房に、「おい、お前は何もしてくれないの か」と聞くと、女房様はこう言った。「だってあんたは、私の父じゃないもん」と。なるほど。そうい うことか。
蒸し暑い一日だった。このところサッカーは決勝リーグ。やはり日本が出ない試合は、つまら
ない? ほかの国の試合をみて、あまりエネルギーを消耗したくないね。気力というのは、無限 にあるわけではないようだ。昼寝をしたら、2時間も眠ってしまった。多分、今夜は寝苦しい夜 になりそうだ。しかたないか。
6・14
今朝は、こわい夢を見た。だから早く目がさめてしまった。昨日、Sさんのパソコンの具合が
悪いというので、Sさんの家まで行ってやった。Sさんの車に乗ったが、そのSさんの車が、あや うく交通事故。私が「あぶない!」と気がつかなかったら、大事故になっていただろう。またまた 車恐怖症がもどってきてしまったらしい。それで今朝は、悪夢を見た(?)
今日は午後から講演会。今日こそ、失敗しないように、がんばるぞ!
それから今日は、日本対チュニジア。こういうボールのゲームで予想をたてることは、ナンセ
ンス。目の前の栗の木の葉のうち、どれがつぎに落ちるかを予想するようなものだ。ゲームは ゲームとして、楽しむ。どうせつくられた「虚像の価値」。ハマるのは、よくない。
今日は三男の誕生日!
あとでメールを送ろう。大学のすぐ前が、横浜スタジアムとか、かなり騒々しいらしい。
6・12
一晩中、はげしい雨が降っていた。時折、雨の音で目がさめた。が、起きると、もう7時半。体
重計に乗ると、68キロ。いつもより1〜2キロ、オーバーである。今日は節食しよう。このとこ ろ、おいしいものばかり食べている。そのせいだ。
今朝は、「善と悪」について考える。それにこのところ、やたらと宗教が気になる。これから
先、地球温暖化など、人類が経験したことのない「混乱」の中で、あやしげな宗教がまたはびこ るようになる。みんなでそういう宗教の出現をおさえ、理性で対抗しなければならない。すでに もういくつかのカルト教団が、動き出している。カルトを寄せ付けないだけの、「理性」を、どう人 類自らがもつかが、問題だ。急がないと、間に合わないぞ。
6・11
昨日、女房の誕生日プレゼントを買いに、ザザシティへ一人で行く。「5000円くらいのバッグ
を買ってきて」と言ったので、7000円をもって買いに行く。しかし7000円のバッグなど、どこ にもない! ウィンドウにあるバッグをみても、どれも10万円、15万円、中には20万円という ものもあった。私はそれを見て、悲しくなった。15年前にも、つまりバブル経済のときも、同じよ うに感じた。今もそうだ。今の日本は、再び、まさにそのミニバブルの最中にある。これだけ市 中のお金をばらまけば、日本がどうなるかって? もうメチャメチャだね。しかもそのお金が、ご く一部のかぎられた人のところにしか行かない……。そういう人だけが、こういうバッグを買い、 全体として消費をもちあげている(?) 毎晩テレビに出てくるニュースキャスターの年俸(キャ スターの分だけで)が、数億円! こういう人たちは、ほかに講演料でかせぎまくっている。お 笑いタレントでさえ、浜松で講演すると、80〜150万円(1回)が相場だという。こういう話を聞 くと、自分のしていることが、なさけなくなる。ホント。
電話で、「あのな、5000円のバッグなんて、どこにもないぞ」と女房に言うと、女房もさみしそ
うに、「じゃあ、いいわ」と。帰りに、800円のパズルを買う。そして家に帰って、「これがプレゼ ント」と言うと、女房は笑った。結構、うれしそうだった。
今朝も、電話による子育て相談(無料)で、午前中がつぶれてしまった。昨夜は一時間かけ
て、マガジンを発行した。……ときどき、(今も)、「何でこんなことばかりしているのだろう」と思 う。今日は、自分のバカさかげんが、つくずくとうらめしく感ずる。初老性のうつ病か。きっと疲 れているせいだ。ものごとをすなおに考えることができない。こういうときは、のんびりと心を休 めるにかぎる。
6・10
今日は、女房の誕生日。XX歳になった。昨日パーティをしたので、今日は、しない。夕食は、
カニ料理を二人で食べた。二人で、7000円! まあ、いいか。帰り際、女房が、「回転すしだ ったら、6回分、食べられた」と、セコイことを言っていた。
夜は、日本対ロシア戦を見る。1−0で、勝つ。おもしろかった。何度もいいチャンスがあった
が、ボールが皆、上にあがってしまった。ああいうときは、落ち着いて戦ったほうが、勝ちという ことになる。中山選手の顔色がよくなかったのが、気になった。今日は疲れたので、もうサッカ ーは見ない。数日分のエネルギーを、昨日、使い果たしてしまった感じ。今日は頭の中がぼん やりしている。さわやかなすばらしい朝だ。
6・9
昨日は、見ないと思っていたが、ついついブラジル対中国戦(サッカー)を見てしましった。サ
ッカーは、疲れる。とくにワールドカップは、疲れる。気迫がめちゃめちゃ強い。それに緊張感。 一試合見ると、応援するほうも、疲れる。寝そべってぼんやりと見ているわけにはいかない。 で、今日は、いよいよ日本対ロシア戦。どうなることやら。どうか勝ってほしい。ワールドカップ の楽しみがなくなってしまう。(自分勝手な理由ですみません。)
F市の小中学校から、講演の打診がある。私は大井川の東では、知名度はまったくない。講
演へ来てくれる人が、予定よりガクンと少なくなる。講演に呼んでくれるのはうれしいが、少ない と、かえって申し訳ない気持ちになる。主催者の方も、つらそうだ。どうしたらよいものかと、迷 ったり、悩んだりする。
今朝は、あまり書きたいテーマがない。左には、雑誌や新聞の記事の切り抜きが何枚か重な
っている。「これは!」と思ったテーマだが、まだ頭の中が整理されていない。今朝はよく眠った はずなのに、あくびばかりが出る。気持ちのよい朝だ。さわやかで、風が強い。美しい青空が 栗の木の間からよく見える。
昨日も山荘で、梅(大梅と中梅)を、10〜15キロほど収穫した。女房も「うんざり」と言った様
子だ。どうしたらよいものか? 近所に配って歩くか?
6・8
このところ、マガジンを2日に一度、発行している。そのためこの日々の記コーナーが、おろ
そかになっている。それに何かと忙しい。あわただしい。ワールドカップもにぎやかだ。
今朝は、うすぐもり。このところ蒸し暑い日が続いているが、朝は過ごしやすい。今朝は、5時
半に目がさめた。で、毎朝、数時間はこうして原稿を書く。これが楽しい。今朝のテーマは、勉 強ができない子ども(考える力が弱い子ども)。私のばあい、もともと教材屋なため、「どうすれ ば考える子どもにすることができるか」という視点で、この問題を考える。分析だけでは、自分 自身が納得しない。まあ、おもしろいテーマだ。今日は、一日、この問題で終わるかも……?
では、みなさん、どうかデジタルマガジンをよろしく! 現在、読者数が合計で400人近くにな
りました。ありがとうございます。(つまり、生きがいを与えてくださり、ありがとうございます。毎 回読者が減るようだったら、マガジンの発行をやめるだろうと思います。)
6・6
きのうは暑かった。岐阜市ではもう、連日三〇度を超える日々がつづいているという。昨日は
33度もあったそうだ。こんなことが平気で起こるほど、地球の温暖化は進んでいる? そう言 えばメルボルンのD君が、先日、あのメルボルンでも、今年の夏は毎日四〇度を超える猛暑だ ったと言っていた。
6・3……昨日は、ワールドカップの試合を、女房と3試合も見た。おかげで疲れてしまった。正
直言えば、今朝はもう、サッカーなど、見たくもない。あきた。明日はいよいよ日本対ベルギー 戦だが、それまで応援の気力がつづくかどうか? 少し心配になってきた。
どちらを応援するかは、そのときの気分しだい。しかも試合の途中で、変わったりすることも
ある。昨日も、イギリスとスウェーデンの試合中、最初はスウェーデンだったが、途中からイギ リスになり、また終わるころにはスウェーデンになった。私は実にいいかげんなサポーターだ。 もともとどちらでもいいから、そうなるのだと思う。
(その点、女房は、最初に応援した国を最後まで応援する。そういう意味では安定した女性だ
と思う。しかしどうしてその国を応援するのかということについては、理由がはっきりしていな い。きっとハンサムな選手のいるほうを応援しているのではないかと思う。私には真実を言わ ないが……。)
今朝は薄曇。風がないので、庭で少し焚き火をしようかと考えている。そう言えば、まだ朝食
を食べていないので、これから食べます。では、みなさん、月曜日です。がんばって仕事をしま しょう! 私も何となくがんばります!
6・2
昨日、ワールドカップの試合を見る。ドイツとサウジアラビアは、8−0でドイツの勝ち。サウジ
アラビアの選手は、帰国すると銃殺刑になるかも? ……これは冗談。
昨日は講演で、山荘へ行けなかったので、これから行くつもり。すがすがしいすばらしい朝
だ。ところで、この夏から、講演は、最大でも月3回程度に限らせてもらうことにした。体力的な 消耗度が大きく、健康的にも無理ではないかと思い始めたからだ。
講演というのは、大きくても(人数が多くても)、小さくても、体力的な消耗度は同じ。20人の
人を相手にするのも、500人の人を相手にするのも、同じということ。(小さな講演会だから、 楽とか、手を抜くということはありえない。)今までは頼まれれば、原則的に引き受けていたが、 女房が「もうそろそろ調整したら」と言ったからだ。しかし本当の理由は、少し前、N村で講演を したとき、その担当者が、終わったあと、私にこう言ったからだ。
「このあたりの女性は、息抜きに講演を聞きに来ているだけだ。だからハハハと笑えるような
話を話術でしてくれればいい。あなたの話を聞くと、かえって舅(しうと)姑(しゅうとめ)と嫁の関 係がおかしくなってしまう。そうでなくても三世代同居がむずかしいのに、嫁に知恵をつけるよう な話はしてほしくない」と言ったからだ。私は二度と、N村には行かないと誓う。絶縁だ。(私は 一度、こうして悪口を書いた人や団体とは、以後、いっさい交際しないことを主義としている。)
5・31
この数日間、風邪が抜けなかった。たいした症状があるわけではないが、何というか、蚊取り
線香の燃え方のように、ズルズルと症状が続いた。やはり風邪というのは、熱を出すときは思 い切って出さなければいけない。
今朝は小雨。気持ちのよい雨だ。窓をあけると、つめたい、しかし新鮮な感じのする風がスー
ッと部屋の中に入ってきた。ゆうべ寝る前に、お茶漬けを食べたのがいけなかった。夜中にト イレ。かつ今朝は早く目がさめた。これから1〜2時間、また眠るつもり。その間女房はテニ ス。
今朝は、「弱者の視点」について考える。日本人は総合的に、この弱者の視点が苦手。他民
族に支配されたという経験がないことによるか? いつも強者の視点からものを考える。お上 への隷属意識は、ほかの民族にはないものだ。
5・30
ハトの子どもが、栗の木の上で、親からエサをねだっている。羽をこきざみに震わせながら、
「くれ、くれ」と言っている。が、親は、すぐにはあげない。もうそろそろ巣立ちのときにきている のだろう。天気予報では、今週は雨ということだったが、このところよい天気がつづいている。 先日、少しパラパラしたが、その程度……。
ワールドカップが近づいた。日本中が燃え出したという感じ。6月4日は、対ベルギー戦。これ
はもうまさに、戦争のようなものだ。平和な戦争? もともとつくりあげられた戦争だから、いわ ばバーチャルな戦争ということになるのか? ローマのコロセウムの時代から、人間は競技が 好きなのだ。その競技で、勝手に騒いで、何かを求める? おもしろい問題だから、これにつ いて今日は考えてみる。
5・28
今朝は改めて「今を生きる」を考える。これはまさに生きザマの問題であって、仮にそうでな
い人が、ある日突然、「今を生きる」という生きザマに変えられるわけがない。長い時間をかけ てその人の人生哲学にもなるし、一方、そうでない人はそうでない人の生きザマをもつ。いわ ば宗教戦争のようなものか。いや、宗教そのものといってもよい。それについて考える。
日本人は子育てでも、無意識のうちに、「未来のために現在を犠牲にする」という育て方をす
る。子ども自身も、それを「善」と教えられる。チベット密教的な宗教観が身にしみているから、 ものごとを結果主義で判断する。「終わりよければ、すべてよし」と。しかし本当にそうだろう か。……という疑問から、この問題を考えてみる必要がある。
今日のテーマ。今日一日を、懸命に生きよう! 結果はあとからついてくる! 心を解き放し
て、思う存分、自分の人生を生きよう! 体はあとからついてくる!
5・27
このところ毎日のように、手のこんだウィルス(多分?)入りのメールが届くようになった。今
朝もあった。昨日きたのは、英文で、「おめでとう。詳しくは添付ファイルを読んでね」というも の。(読むわけがないだろ!) 今日来たのは、「あなたの出したメールは、あて先不明です。 詳しくはファイルを」というもの。(読むわけがないだろ!)
まあ、こうしたメールは、プレビュー画面に開く前に、即、削除。また削除。ただひたすら削
除。私もずいぶんとクールな人間になったものだ。「どこのだれからだろう」という思いはどこか にあるが、しかしそういう好奇心は、こういうケースでは命取りになる。みなさんも、どうか気を つけてください。
それから一度、(?)なメールや、やや強迫めいたメールをくれた人は、私はすぐフィルタリン
グ機能を使って、二度目からのメールは、そのまま削除するようにしています。つまりプレビュ ー画面にも件名を出す前に削除しているということ。この方法はとても便利ですね。
5・26
昨日は山荘で、袋いっぱいのビワを収穫した。20キロはとっただろうか。少しまだ固い感じ
がした。来週あたりが収穫時期。再来週になると、野鳥のエサになる。
今日は午前中は、することもなく、来客もないので、昼間でパジャマで、好き勝手なことをして
いた。途中、ときどき眠くなったが、よく眠った朝ほど、眠い。昨夜は8時間はたっぷりと寝た ぞ。このところ気候のせいか、よく眠られる。
いよいよワールドカップが近づいてきた。お祭りのようなものだ。まあ、どうせお祭りをするな
ら、みんなと一緒に、心をカラにして楽しみましょう。あれこれむずかしいことは考えない。もち ろん日本を応援する。(当然だ!)しかし世界の選手は、みんな強そうだなあ……と思う。
5・25
今日はさわやかな朝だ。起きると女房が、「昨日の浜松は28度もあったのよ」と言った。道
理で暑いかったはずだ。しかし今朝は、気持ちよい。
やっぱり昨日の講演会は失敗だった。毎回、そう思う。思うから、いつも「今度こそ」と思って
講演会に臨む。あとはこの繰り返し。言い足りなかったとか、そういうことではない。一番こわい のは、聴衆の皆さんに、誤解を与えたのではないかという思い。私は「Aという内容のことを言 いたかった」とする。しかしあとでふりかえってみると、「聴衆の皆さんはBと思ったのではない か」と感ずること。これがこわい。
10冊、本をもっていったが、全部売れたのは、うれしかった。講演会で10冊も売れたのはは
じめてだ。講演のあと、係の人が宣伝してくれたためだと思う。ありがとうございました。
これから岐阜へ行ってくるつもり。夕方には帰ってくるつもり。では……。
5・24
今日は竜洋町で講演会。静岡県教育委員会から名義をもらえたと主催者の方が喜んでくれ
た。家庭教育は今、重大な曲がり角にきている。そんな話ができればうれしい。
きのうまでにまとめた原稿を、マガジンで発行する。これからもう一度、体調を整えて、竜洋
町まで行く。昨夜自転車で30分ほど汗をかいたので、庭で軽く体操をする程度でいいと思う。 おおがかりな講演会で大切なことは、いかにしてその時間内、緊張感を持続させるかだ。途中 で頭がぼんやりしてくると、自分でも何を話しているかわからなくなる。そうなると、話の内容そ のものが、めちゃめちゃになる。そうなれば、講演会は大失敗!
昨夜はよく眠ったが、私のばあい、よく眠るのも考えもの。頭がにぶってしまい、かえってつか
いものにならなくなる。低血圧というのは、そういうものだ。そのうち時期がきたら、ボケるの か? 運動をしないとボケると、あちこちの本に書いてある。怖いことだ。毎日、合計で、1時間 ほどは自転車に乗り、汗をかくようにしている。これが私の唯一の運動プラス健康法。
あと注意しているのは……体重のコントロール、
毎日アロエジュースを飲む、
肉類はほとんど食べない、菜食主義(いいかげんな主義)、
ウーロン茶を、毎日2リットルは飲む、
水は山荘から運んだものを飲用に使っている、
酒、タバコ、コーヒーは、一切飲まない(飲めない)
そうそうこのところ子どもたち(生徒たち)に、「先生、白髪がふえたね」と言われることが多く
なった。そう言われてみると、たしかに白髪がふえた。そのうち真っ白になるのか? しかし私 は女房のように染めないぞ(内緒!)。あるがままで生きるのだ!
5・23
子どもを伸ばすということは、受験指導をすることだと誤解している人は多い。また勉強という
のは、教科書の内容を理解し、消化することだと誤解している人は多い。しかしそれは確かに 教育の一部かもしれないが、しかしもっと大切なことがある。「自分で考える」という習慣を養う ことである。日本人にもっともかけているのは、この部分ではないのか。今日は、「考える」につ いて考える。
5・22
今朝は、マガジンを発行する。テーマは、「家族」。
昨日女房がこう言った。「あんたの意見は女性には受けるけど、男性の中には、反感を覚え
る人も多いでしょうね」と。
私はいつの間にか、幼児の立場で、幼児の目で教育を考え、母親の立場で、母親の目で教
育を考えるようになってしまった。そういう仕事を30年以上もしてきたからではないか。
今朝はこれとてテーマが浮かんでこない。心のキズ(2)と、「心を解き放つ」について考えて
みる。あとHPの読者の方からの質問がいくつかたまっているので、それに返事を書く。まあ、 それで午前中の仕事はおしまい。
5・21
こんなイタズラメール。
まず「あなたのパソコンにウィルスが入りました」という連絡。
「このウィルスは、2週間、あなたのパソコンに潜んだあと、あなたのパソコンからアドレスを
盗んで、ウィルスをばらまくという悪質なもの」「このウィルスは新種の新型で、市販のウィルス チェックソフトをすりぬけるもの」と。
「ウィルスが入っているかどうかは、〜〜をチェックしてください」と。
そこで〜〜をチェックすると、そういうファイルは確かにある。(しかしこのファイルはシステム
ファイルの一つで、勝手に削除すると、やがてパソコンが動かなくなる。)
で、言われたまま、そのファイルを削除すると、たいへんなことに。
さらにそのイタズラメールには、「あなたの友人にも、ウィルスがばらまかれている可能性が
あるので、このメールを、全員に転送してください」と。
こんなことはパソコン雑誌になら、どこにも書いてある常識。しかし雑誌を読まない人は、そ
のメールにあわてて行動を起こしてしまう。そしてイタズラメールはかぎりなく広がっていく… …!
実は今朝も、私のところにそういうメールが届いた。返事を書いて教えてあげようと思った
が、私はその前にそのメールを削除してしまった。「あやしげなメールは即、削除」をこころがけ ている。これは自分のためでもあるし、また私の知人や友人のためでもある。当然のことだ。 見知らぬ人からのメールで、住所、氏名のない人からのメールは、プレビュー画面に開く前 に、即、削除することにしている。どうかご了解の上、ご協力のほどを。
いよいよワールドカップまで、あと10日。日本中が異様な雰囲気になってきた。今朝はさわ
やかな日だ。気候は最高。気分はまあまあ。山荘に、炊いたご飯を忘れてきたので、あとで女 房ととりにいくつもり。「もう腐っているかしら」と女房。おとといのご飯だから、腐っていることだ ろう。
このところ、インターネットを見るのは、一日3回と決めている。それ以上は、危険。このイン
ターネットには、恐ろしい魔力が隠されている。ハマると、たいへんなことになる。精神そのもの まで、むしばまれる。こわいぞ!
5・19
庭へ、ツグミたちが子連れできている。それをうちのハナが、追いかけている。で、私はハナ
を叱る。「小鳥を襲うんじゃない!」と。ハナは一応、しおらしい顔をしているが、また私の目を 盗んでは、小鳥を襲う。(しかし小鳥のほうが上で、ハナにつかまることは、ない。)
今日は岐阜へ行くつもりだったが、姉のつごうで中止。また今度にする。で、女房が、山荘へ
行こうというので、行くことにした。ここ数日、ほんとんど原稿は書いてない。どうも頭が鈍ったよ うだ。サエがないというか、新しい考えが浮かばないというか、考えるのがめんどうというか、ま あ、自分でもよくわからない。
他人の文章を読むと、その人の文がへたかじょうずかということよりも、その人が今後、伸び
る可能性があるかどうかという視点で、私は読む。特に子育て論がそうだ。あるいは鋭さがあ るかどうかという視点で読む。実のところ、自分の文を読み返すときもそうだ。そしてその鋭さ がないとき、「何でこんな文を書いたのだろう」と、後悔する。ああ、このところ、その後悔をする ことが多くなった。
今日のテーマ、「心を解き放て。体はあとからついてくる」……何かの映画に出てきたセリフ
だが、これについて考えてみたい。
5・17
昨日はボブの誕生日。ほぼ半年ぶりにボブと、奥さんのメイと電話で話した。みんな元気との
こと。
昨日は大阪へ行ってきた。このところFSで大阪の上空を飛ぶことが多いので、それで気がつ
いたが、大阪という都市は、周囲を山々に囲まれている。電車の中から遠くを見ると、ずっと 山々がつらなっているのがわかった。東京では、そういうことはないが……。
帰りに、ロスからきたというアメリカ人夫婦が、電車を載り間違え、トラぶっていたので、助け
てやった。アメリカにいる二男のことを思い出した。実のところ、私は日本人よりもアメリカ人や オーストラリア人のほうが、心を開くことができる。彼らは日本人のようにウソで自分を飾らな い。こちらがストレートに話し掛けると、彼らもストレートに話し掛けてくれる。たとえば道路にゴ ミを捨てる人がいる。私は日本ではそれを注意することはできないが、オーストラリアだとでき たし、今でもできる。どうしてだろう?
日本人の最大の欠陥は、互いに心を開かないこと。しかしこれは教育によるものか。それと
も日本人が共通してもつ民族性なのか。もう少しこの問題について、考えてみる。
7月に埼玉県で講演することになった。17年ぶりに、東洋医学の講演をすることになった。
一度は筆を折った世界だが、いつも心のどこかでは考えてきたような気がする。当時の本や資 料が、倉庫にはまだ眠っているはずだ。一度は本箱から数冊の本を残して、すべての関連書 籍をかたづけてしまったのだが……。新しいチャレンジだ。
今日はこれから三ヶ日町の教育委員会で講演。今日こそは満足できる講演をしてみたい。こ
のところ忙しくてマガジンの発行ができない。読者の皆さん、許してほしい。
そうそうきのう新幹線の中で、多胡輝先生をみかけた。すっかり年をとられたようだ。簡単な
あいさつだけで失礼したが……。いろいろな教材で、間接的だが、お世話になった。
5・16
今日はボブの誕生日。夜、電話をするつもり。彼の英語は、南オーストラリアアクセントで、正
直言って、いまでも苦手。日本でいったら、東北弁のようなものではないか。
今朝は、寒かった。昨夜もふとんを二枚重ねて寝た。私は寒がり屋なのだ。今日も一日、忙
しい日になりそうだ。体の調子はよいようだが、頭がどこかぼんやりしている。さきほど一枚、 「子育てポイント」を書いたが、どうもモタモタしていた。まだ眠いのかもしれない。……そう、ま だ眠いのだ。
5・14
オーストラリアのボブから、おもしろいジョークがいくつか届いている。その中の一つ。
ある老人がドクターのところにきて、こう相談した。「このところ、ときどき、小便をしたあと、ズ
ボンのチャックをあげるのを忘れるが、私はボケたのだろうか?」と。それに答えてドクターが こう言った。「いいや。あげ忘れるのはボケではない。小便する前にさげ忘れたらボケの初期 症状だ」と。
こういうジョークを腹をかかえて笑える人は、多分、若い人だ。私の年齢になると、どこか現
実味を帯びてくる。今日はあれこれ忙しいので、ここで失礼。貧乏ヒマなしとは、本当によく言っ たものだ。毎日雑用に追いまくられている感じ。そうそう今、このデスクの周りを、蚊がブンブン と飛んでいる。いやな蚊だ。
5・13
朝、起きて庭を見ると、ハトのエサ場に、カラスが来ていた。この時期のカラスは、ハトや小鳥
の巣を荒らして、卵を食べる。まあ、ギャングのようなものだ。窓をあけて手を叩いてカラスを 追い払うが、本当にあの鳥は嫌われモノだ。私は鳥は好きだが、あのカラスだけはどうしても 好きになれない。どうしてだろう?
人間は「とにかく誠実に生きること」。自分に対しても、他人に対しても。ウソばかりついてい
ると、いつの間にか、そういう人間になってしまう。みぐるしい人間になってしまう。しかもなおタ チの悪いことに、50歳、60歳を過ぎると、自分をごまかす気力が消えてくる。つまりその見苦 しい人間性がモロに外に出てくる。私は今、誠実に生きることだけを心がけている。ウソをつか ない。ゴマかさない。偽らない。自分を飾らない、など。これはたいへん難しいことだ。ついつい ウソをついたり、自分を飾ったりする。あああ、どうすればいいのだ!
今朝は、「断絶」について考える。島田市での講演用の原稿だ。私はいつも、講演では、新し
い話をするようにしている。それにだいたい、あらかじめ原稿を自分で書いて頭の中を整理す る。これはどんな小さな、少人数の講演会でも同じ。手を抜かない。……というように心がけて いても、満足な講演をするのは本当に難しい。いや、いまだかって、一度だって、うまくやったこ とはない。いつも終わるたびに後悔の連続。あとはその講演のことは、思い出さないようにして いる。
昨夜ふとんの中で、女房が、「死んだら、私たちの骨はどうするの?」と聞いた。私が黙って
いると、「灰を野や山に捨てるのは違法だってね」と。「お前が先に死んだら、お前の灰は小さ なビンにでも入れて、ぼくが大切にもっているよ。ぼくが先に死んだら、そうしてくれ。二人とも死 んだら、灰は、息子たちに海にでも捨ててもらえばいい」と私。「でも、海も禁止なんでしょ」と女 房。「そうだ。だから船にのって、日本の領海外に出たところで捨ててもらえばいい」と私。日本 の社会は、学校の校則のように、何から何まで、がんじがらめになっている。そに上に今度 は、慣習だの、世間体だの……。あああ、どうすればいいのだ。この「しくまれた自由」(尾崎 豊)から、どうすれば「卒業」できるのだ!
ところで仲間の中には、いつも教育論を論じている人たちがいる。塾の先生たちだが、私は
そういう人の意見ほど、価値があると思う。もともと塾の先生たちが、教育論を説いても、損に も得にもならない。だから価値がある。文部科学省のそれなりの立場の人が教育論を説くのは 当然のことではないか。当然であるがゆえに、価値がない。(これはへんな理屈だが……。)つ まり貧しい人が、金持ちを批判するから意味がある。金持ちが貧しい人を批判しても、意味が ない。それと同じ理屈ということ。(これもへんな理屈だが……。)
昨日、南京の犯罪レポートをテレビで見た。それにしても、中国人たちの犯罪アイディアに
は、驚く。つぎつぎと新手の犯罪を考え、実行している。社会全体が、まだ未熟なことによるも のだろう。まだ善と悪の境目がはっきりしていないようだ。……では、仕事にもどります。
5・12
昨夜は11時に床について、今朝は8時に起きた。起きてからぼんやりしていたら、また眠くな
って、9時30分までソファの上で眠っていた。ということは、10時間近く眠ったことになる。しか しどこか頭がすっきりしない。眠りすぎるとときどきこういうことがよくある。年齢とともに、睡眠 調整が難しくなるものなのか。友人の中には、睡眠薬を処方してもらっている人がいる。睡眠 薬にもいろいろあるようだ。眠りにつく薬とか、熟睡するためのものとか、あるいは長く眠るた めのものとか。私のばあい、一度、眠りそこねると、朝方まで眠られないときがある。そういうと きは、「まあ、勝手にしろ」と自分に言い聞かせておきてしまう。しかしその日、講演があったり すると、つらい。健康管理、生活管理は、私にとってはとても重要な作業なのだ。
私のばあい、休暇が長く続くと、休暇になったとたん、体の調子がおかしくなる。考えてみれ
ば私も54歳。もうすぐ55歳だ。若いときのようなわけにはいかない。
人間だれしも、心のキズがある。そのキズに気づくか気づかないかは、その人の「自分を静
かにみつめる意識」による。それができる人には、それができる。できない人にはできない。こ れはあくまでも脳のCPUの問題なのだ。
私は23歳のときから、収入の30〜50%を、実家へ納めてきた。幼稚園での給料は2万円
だった。(大卒の初任給が6万円弱の時代)。そういうときでも、実家に、毎月3〜5万円。盆暮 れには20〜30万円のお金を置いてきた。長男が生まれたときも、見舞いにきた母に、25万 円を渡した(もらったのではない!) 45歳のときまでそうしてきた。(45歳のときは、仕送り額 を毎月10万円にしてもらったが……。)法事や葬式、香典、税金もすべて私が払ってきた。(す べて!)実家の家も新築の費用もすべて出した。私の時代には、こういうことは当たり前?だっ た。しかし私は自分の息子たちには、そんな思いはさせたくない。どんなに貧乏をしても、息子 たちには負担をかけさせたくない。私がその苦労を知っているから。
今、日本に出稼ぎにきているフィッリピンの人やタイの人が、日本で稼いで、母国へ仕送りを
しているという話を聞くと、その孝行ぶりをたたえるというよりは、思わず「たいへんだろうな」と 思ってしまう。心から同情する。……と、同時に、こうした後進国性は、早く日本から消したほう がよいと思う。が、こうした後進国性は、それを支える周囲の文化を改善しないかぎり、なおら ない。私とて、自分で仕送りしたくてしたというよりは、「子どもが親や先祖のめんどうをみるの は当然」という、当時の世論(常識?)に従っただけだ。しかしそんな世論や常識のほうがまち がっている。それとも日本人は、アフリカの何とか族の部族と同じとでもいうのだろうか。
5・11
昨夜は寒かった。先日女房がはやばやとコタツを片づけてしまったが、昨夜はそれを後悔し
た。ソファで、毛布で体をくるみながら、11時のニュースを見ていた。ふとんも2枚。コタツも復 活した。冬に逆戻りしたような感じだった。
夜寝るとき、軽い頭痛。私はすぐ風邪をひく。……そういう体質なのか、それとも気候が変動
すると、そのつど、花粉症に似た症状が出てくる。(もともとひどい花粉症もちでした。)そしてそ のたびに気弱になる。「ああ、もうすぐ死ぬのかな」と。
で、朝になって起きると、また元気になる。毎日がこの繰り返し。今朝、マガジンを発行する。
このところ、日記を書くようにマガジンを発行している。読者の方も、「うるさいなあ」と思ってい るかもしれない。どうかお許しください。内容はしっかりと吟味していますから、決していいかげ んなマガジンではありません。つまり粗製濫造ということではないということ、です。勝手にそう 思っているだけかもしれませんが……。ひとりよがりにならないように、気をつけています。
5・10
アメリカ中南部の今年の夏の気温予想が出された。それによると、過去に例のないほどの高
温な夏になるという。日本は海に囲まれた島国だから、海水の温度で夏の暑さが決まるが、ア メリカはそうでない。温暖化の影響をモロに受ける。
昨日、日本の領事館に北朝鮮からの亡命者が逃げ込んだが、失敗。中国の官憲に取り押さ
えられてしまった。その生々しい光景は、テレビ画面に映し出されたが、それにしても、日本の 外交官のダラしなさといったら、なかった。まあ、あんな外交官ならいらない。問題意識もなけ れば、国家意識もない。ただの事務員。私はむしろそちらのほうに、あきれた! 「日本よ、よ くやった」という話がまるでないのが、外務省! 私はあの画面を何度も見ながら、「私ならどう するか」をそのつど考えた。そしてその結果、「私ならとびかかってでも、亡命者を助けただろ う。少なくとも、中国の官憲に対して、ワーワーと抗議しただろう」と思う。思うのではなく、確信 している。
正義のない国は必ず、ほろびる。今の日本に、その正義はあるのか?
5・9
あなたは信ずるか? 今朝、私の家に隣接する森の中で、キジが「ケーン、ケーン」と鳴い
た。先週はコジュケイが鳴いたので、それで驚いていたが、しかしキジとは……? 一体この 小さな森はどうなっているのか。今までに、サル、アライグマなどもやってきた。イタチやリス は、いつもいる。私の庭では、多いときには7〜8羽のキジバトが、縄張り争いを繰り返してい る。ただしカラスがきたときは、ロケット花火で追い払うようにしている。カラスは野鳥の天敵 だ。我が家の庭には許さない。しかしキジとは……?
昨日はめちゃめちゃ忙しかった。まあ、何とかやりこなしたが……。私のばあい、忙しいほう
が体の調子がよい。ヒマだと、あちこちガタつく。昔は55歳で定年退職だった。その理由がよく わかる。しかし今は、55歳で仕事をやめるわけにはいかない。
昨日の午後、X銀行へ行ってきた。種類の手続きの間、ソファに座って、行員たちの仕事ぶり
をながめる。ながめながら、ふと、「こういう世界で、生きがいを求めるのもたいへんだろうな」 と、ヘンな同情をする。銀行マンの人たちは、どこに、どのような生きがいを求めて仕事をして いるのだろうか。20分ほどソファにすわって、観察してみたが、結局、結論は出なかった。(わ からなかった。)
考えてみれば、自分の仕事に生きがいを見出せる人は幸せな人だ。たいていの人は、食べ
ていくだけで精一杯。(私もそうだが……。)生きがいなどとうのは、きわめて恵まれた人だけの 特権なのかもしれない。考えてみれば、私にとっての生きがいとは何か? 明日は何かいきが いが見つかるかもしれないという淡い期待をいだきつつ、その日その日を、無事に生きている だけかもしれない。で、翌日になると、また同じことを考える。「明日はきっと……」と。しかしふ りかえってみると、結局は何も起こらなかった……、の繰り返し?
今朝の私はたいへんペシミスティックになっているようだ。CAイオンが不足しているせいかも
しれない。このところダイエットをしているので、骨っぽいものを、あまり口にしていない。
そうそう今年は、竹の子がどういうわけか、まだ出てこない。昨日までの雨で、出ていると思っ
てきのうも見回ってみたが、新しいのが一本もない! 今年は不作の年なのか?
昨日はYOMIURI(週刊誌)を買ってきて読む。このところ毎日1冊は、何らかの雑誌や週刊誌
を買っている。女房が「また買ってきたの?」と、昨夜も不平を言っていた。インターネットの時 代になっても、私のばあい、情報源は、印刷された文字なのだ。
家事をしない夫が、まだ50〜60%もいるのは、驚きだ。私も実のところ、家での洗濯だけは
したことがない。山荘のほうでは、料理、炊事、洗濯はすべて私がしている。女房はすわってコ ーヒーを飲んでいるだけ。家のほうでは、料理や掃除は自分でしている。(全体の4分の1くら いだが……。)まあ、よくしているほうの夫ではないか。Sさんの夫なんか、冷蔵庫から牛乳を 出して飲んでも、それを冷蔵庫にもどすことすらしないという。こういう封建時代の亡霊のような 男性が多いということは、まだ日本も後進国? 「仕事だけしていれば男は一人前」と考えてい る男が多すぎる。これを是正しないかぎり、日本の家庭に、明日はない。
子育てをしている間というのは、子育てに夢中になっているので、自分の時代がどんどん過
ぎ去っているのに気づかない。しかしその子育てが終わってみると、そこにあるのは「老後」。 そして自分の30代、40代を振り返ってみると、「どうしてもっと時間を大切にしなかったのだろ う」と思うことが多い。若いときは、時間を、本当にぜいたくに使うものだ。それはあたかも一杯 のラーメンをつくるのに、箱いっぱいの食材を使い、そのうちの95%を捨てるようなものだ。し かし50歳を過ぎて、その愚かに気づくと、そうはいかない。自分の時間を大切にしようという意 識が強くなる。今がそうかもしれない。……ああ、私はいろいろな面で、自分の時間をムダにし たようだ。しかしそんなことを今の若い人に言っても、理解できないだろう。ひょっとしたら、今で も、自分の時間をムダにしているのかもしれない。そう思った瞬間、ドキッとした!
今日は大きな予定はない。学生新聞の原稿をまとめるだけ。明日から新しい本の売り込みを
はじめるつもり。がんばります。皆さんも、どうかお体を大切に、がんばってください。
5・8
浜北市のN小学校から講演の依頼がある。喜んで引き受ける。私にしてもあちこちの学校の
先生から、直接ナマの情報を手に入れることは、とても重要なことだ。これから日程を調整し て、詳細をつめる。
私は毎回、どこでもできるだけ違った話をするように心がけている。同じ話はしたくないし、同
じ話をするくらいなら、講演などしないほうがよい。……ということで、先日も女房とこんな話をし た。「歌手の人は、いつも同じ歌を歌えばいいのだから、楽だね」と。しかし歌手もつまらないだ ろうと思う。他人が作詞し、他人が作曲した歌を、もっともらしく歌うというのは……。考えてみ れば、操り人形のようなものだ。もし私が、他人の書いた原稿を読みながら講演をしろと言わ れたら、それだけで気がヘンになるかもしれない。とてもそんなことはできない。
この数週間で、私は大発見をした。日本の子育ての致命的な欠陥を、だ。子どもの依存心を
調べていくうちに、発見した。これで今までモヤモヤしていたものが、明確になった。あとはこの 発見を、論文として裏づけし、そして原稿としてまとめ、講演などで人に話すことができるよう に、一つの説にまとめることだ。
こういう発見があるから、たまらない。おもしろい。だれも歩いたことがない道なき荒野を歩く
というのは、本当におもしろい。スリルがある。そしてこういう発見をすると、今までの自分が限 りなく無知に見えてくる。そして同時に、他人の子育て論がちゃちに見えてくる。何というか、一 つの高い山を発見したような喜びと興奮だ。あとはその山をゆっくりと登ればよい。
確かに私の身分と収入は保証されていない。しかしそういうきびしさが一方にあるから、私は
自分の体にムチを打つことができる。もし私が、水槽のような世界の中で、酸素もエサも与えら れ、水温が調整されていたら、こうまで懸命に文など書かないだろうと思う。こうまで懸命にも のを考えないだろうと思う。それに健康管理もしっかりとしている。きのうも自転車に乗ったが、 でかけるときもう小雨がパラついていた。しかしそんな程度の雨なら、無視して、私は運動をつ づける。「死ぬまで現役で仕事をしたい」「そのためには健康を維持したい」という思いがあるか らだ。おかげで今のところ、成人病とは無縁だし、健康だ。食事もおいしいし、何でも食べられ る。
しかし実際には、私はときどき、気弱になる。「もう私の人生もこんなものか」と思うときがあ
る。先が見えるというのはさみしいものだ。今の私は、老人になりつつある自分と懸命に戦って いるようなものだ。老人になることを認めたくない。しかし毎日、確実に私は老人になりつつあ る。その事実との戦いだ。
昨日、友人のジムが、聖書研究の論文を郵送してくれる。いつも何かを研究している。そして
その論文を送り届けてくれる。私がすべきことは、一言一句、ていねいに読むことだ。理解でき ないことも多いが、前回、(SIN)の意味についてたずねたら、3ページもいろいろ書いてくれた。 親切な人だ。この親切さが、JIMの人間性でもある。すばらしい人だ。こうした素朴さを忘れた ら、人間はおしまい。
5・7
昨夜、床についたのが11時ごろ。しかし眠り損ねて、起きたのが午前0時30分。やることが
ないので、メルマガと、E−マガを発行する。気まぐれな発行で、不愉快に思っている読者もい るかもしれない。もしそうなら、お許しください。1時には、発行をすませ、それからまた別の原 稿を書き始めて、再び床に入ったのが、午前2時ごろ。
今朝は、今は……午前9時30分だから、9時ごろ起きたことになる。連休も終わったので、
多分、10時ごろから、あちこちから電話が入ることだろう。忙しい一日になりそうだ。それまで の静寂の30分。こういう時間はありがたい。
きのうコンプマートで新しいパソコンをながめる。ほしいのがない。強いて言えば、東芝かIB
Mのだが、「買いたい」と思うほど強い購買意欲がわかない。現在、私の書斎に5台。居間に3 台。事務所に1台。教室に1台。計10台が稼動している。私の周辺はコンピュータが過剰なの だ。古いパソコンを処分したらという声もあるが、それぞれに別の仕事をさせているので、そう いうわけにもいかない。それに指がなじんでいるので、どうも手放せない。それぞれに思い出 がある。
昨夜、布団の中で、女房と老後のことを話し合う。「65歳になったら、近くの老人ホームへ入
ろうか」と言うと、女房は、「まあ、何とかなるわ」と、楽天的。息子たちには迷惑をかけたくない し、死ぬときは静かに死にたい。葬式も、したい人がすればよい。あるいはしないでほしい。も っとも私の葬式など、だれもこないだろう。まあ、そのときがきたら、静かに死のう。じたばたし ても始まらない。私はもうじゅうぶん、したいことをしてきた。今まで、好き勝手なことをしてき た。悔いはない。
今朝は肌寒い曇り空。これから遅い朝食。
今朝かいま見た、ワイドショーの一部。何でもあの「ムネオハオウス」への旅行者が急増して
いるのだという。二〇代の若者が多いとか。ピースボートの担当者は、「行きたいと思うのは当 然だ」というようなことを言っていたが、どうしてこういう脳なし(ノーブレイン)の人間ばかりなの だろう。以前、和歌山の砒素カレー事件のとき、野次馬が現地に殺到したというが、そういう行 為そのものが、被害者の神経をさかなでするものだ。どうして脳なしどもよ、そういうことがわか らない? 少しは自分で考える人間になれ。
5・6
このところ毎日のように、コンピュータウィルスの攻撃を受ける。W32だそうだ。発信人がその
つど違うので、誰かのコンピュータに侵入したウィルスが、そこを「巣」にして、アドレスを盗んで はあちこちにウィルスをバラまいているようだ。そんなわけで、私のほうは、ますますガードをか たくしている。
(1)プロバイダーのVCSサービスを受けている。プロバイダーでウイルスをチェックする。
(2)私のパソコンでも、メールはすべてチェックしている。ファイアウオールは今どき常識
(3)プレビューウインドウは開いていない。REを見て、あやしいメールは即削除。
この段階で、ファイルつきのメール、英文字のメール、空白のメールも、そのまま削除。
(4)以上のプロセスを経て、メールを読む。(その前に、相手に、本当にメールを送ってくれた
かどうか確かめることもある。)
(5)さらに、ホームページ作成用のパソコン、仕事用のパソコン、インターネット用のパソコンを
それぞれ使い分けている。
私が考えるかぎり、これ以上に完ぺきな防御対策はないと思う。
ここ数日で、「世にも不思議な留学記」を完成させたい。学生新聞のほうでは、写真入りで掲
載してもらっている。ビジュアルな記事を読みたいと思ってくださっているなら、どうか学生新聞 のほうを読んでほしい。E−magaのほうでも、近く、一部を送信します。「世にも不思議な留学 記」へどうぞ!
では、今日も連休中とか。しかし今日は私は平常通りの仕事があるのです。そうそう昨夜は、
ブタのステーキを私が料理した。まずかった。長男はすべて食べてくれたが……。やはり牛に すべきだった。しかし今、牛のステーキは値段が高い。そこでブタにしたが、これがまちがい。 食事の途中で、二度も焼きなおしをした。女房は「まあまあね」と言っていたが、おせじ? 私 は夕食を食べた感じがしなかった。多分、料理の途中で、料理をしているだけで腹がふくれて しまったためではないか。こういう「油料理」ではよくあることです。ハイ。
5・5
このサイトが一周年を迎えた。開設してからちょうど一年。あっという間の一年だった。その
間、「目次」を訪れてくれた人は、10821件(この数は、あくまでも目次を見てくれた人の数)、 サイトの容量は、14.66メガバイト。またE-マガ、メルマガを発行し、読者の合計が、330人 になった。本や新聞と違い、こうしたサイトでは、読者の顔こそ見えないが、読者の顔が「数字」 となってはっきりとあらわれるから、書くほうとしては、どこか安心できる。つまり数字がふえて いく間は、何というか、自分が支持されているようで(中には、毎回怒っている人もいるかもしれ ないが……)、楽しい。
今日は「世にも不思議な留学記」の続編の推敲をしなければならない。学生新聞会が、今し
ばらく連載の続行に合意してくれた。読者の方に喜んでもらっているだろうかということだけが 気になる。さらにすばらしい原稿(自分でそう思っているだけだが……)を提供しよう。
神戸の女性から、E-マガに声援のメールが入っていた。うれしかった。私のマガジンを読ん
でくれる人は、この浜松市周辺の人ばかりと思っていたが、実のところほとんどが浜松市以外 の人かもしれない。インターネットでは、こうした距離感がまったくない。
地方に住んでいると、中央には勝てないという無力感がいつもついて回る。中央にいる人は
中央にいる人で、「中央で有名になって、地方で稼ぐ」を合言葉にしている。私は浜松に住んだ ときから、中央には敗北した形で、ものを書くようになった。だから今も未練はないが、いつに なったらこの中央集権体質は変わるのか。三〇年前とくらべても、それほど変わっていないの ではないかと思う。が、そこへインターネットが現れた。このインターネットの世界では、中央も 地方もない。私はインターネットをするようになって、「ひょっとしたら、地方にいても中央に勝て るのではないか」と思い始めている。
さあて、2年目に入った、私のサイト。これからどうするか? 一応20メガまでのワクはとって
あるが、写真やイラスト、表などを入れると、あっという間に、容量をオーバーしてしまう。私の 入っているプロバイダーでは、10メガ単位で、年間1万円の費用がかかる。安易にサイトを大 きくするわけにはいかないのだ。まあ、そのときは何とかしよう。まだ5メガ分、残っているから ……。
皆さん、これからも、このサイトをよろしくお願いします。では、今日は子どもの日。童心にか
えって、楽しく過ごしましょう!
5・4
山荘で一泊。ペンキ塗りをしようとしていたら、雨。で、やることもないので、浜松市内へもど
ってくる。そして昼寝。起きてから、マガジンを発行。42作目になった。あとはいつもの休日。 市内は浜松祭りでにぎやかなことだろう。私が住んでいるのは、その郊外でも、もっとも西ハズ レ。浜松市民でありながら、ほとんどその実感のないところに住んでいる。浜名湖のほうが近 いくらいだ。若いころはよく、祭りのネリをしたものだ。仲間たちとだけで、ゲリラ的にあちこちを 回った。あのときのIさんは、もう死んだ。42歳の若さで死んだ。ときどきIさんのことを思い出 す。
どうして休みになると、こうも眠いのだろう。いくらでも昼寝できる。一日寝ていろと言われた
ら、本当に寝ているかも。寝る子は育つというが、私のばあい、寝る子はボケるか。
あとでハナと散歩しよう。昨日はハナと、S湖を半周した。今日は……しかし今にも雨が降り
そうな気配。さあて、どうしたものか?
5・3
今朝は、カラスの声で目がさめた。時計を見ると、8時だった。昨夜は12時ごろまで起きてい
たので、8時間眠ったことになる。今日から、また連休。休むのはうれしいが、……さあて、何 をしようかと考えることぐらい、考えてみればぜいたくなことはない。
このところ毎日のようにどこからか、ウイルス攻撃を受けている。まあ、そのたびにプロバイ
ダーのほうでシャットアウトしてくれているが、それにしても、いやな連中だ。他人の不幸を楽し むというのは、それだけで悪魔的。パソコン雑誌などを見ていると、頭のキレそうな若者が、ウ イルス対策を論じていたりするが、私にはそういう若者と、どこかの一室でウイルスをつくって いる若者とを区別することができない。人間、善人も悪人も紙一重。たとえば議員の汚職を追 及する新聞記者も、議員の周辺で悪事を働く秘書も、大きな違いはない。ひとつ立場が違え ば、だれだって善人は悪人になるし、悪人は善人になる。人間にはそろぞれそういう悪魔性が ある。だから人間は自分の中の悪と戦ってはじめて善人になる。悪いことをしないから善人と いうわけではない。よいことをするから善人というわけでもない。
私とて、一応、善人ぶっているが、目の前に数千万円のワイロを差し出されたら、それを断
わる勇気はない。「これだけあれば……」と、いろいろ考えるに違いない。あああ、私は悪人な のか。悪人になる素質をもっているのか。考えてみれば、恐ろしいことだが、そう考えると、一 方で、だれが鈴木M氏や辻元氏を責めることができるのかということにもなる。だれが石もて打 てるのか。私は政治家にはなれない。ならない。「君子危うきに近寄らず」だ。……ヘンな理屈 だなあと思っている。
このところ頭がぼーっとしていて、使い物にならない。自分では、まあまあよく動いているほう
だとは思うが、しかし文を書くときは、独特のするどさが必要だ。この鋭さがないと、文は書けな い。よくヘビースモーカーや大酒のみの「もの書き」の人がいる。しかしそういう人を見ると、「よ く文が書けるなあ」とへんな感心をしてしまう。(もっとも、そういう人の書く文章には、鋭さがな いが……。)
今日もいろいろやることがあるぞ。昨日、Tさんたちが大阪のUSJへ遊びに行ったというが、
多分混雑していて、じゅうぶん中を見ることはできなかったと思う。アトラクションによっては、3 時間待ちというのもザラだそうだ。ぼくたちは平日をねらって行ったので、5〜10分待ちで、ほ とんどすべてを見ることができたが……。しかも半日で! ラッキーだったのか?
5・2
昨夜遅く山荘にでかけ、一泊。今朝ほど帰ってきた。
ところで私はEマガを毎週発行しているが、読者数が合計で320人以上になった。私は「少な
い」と思っていたが、読者が800人程度で、発行部数上位100位にランクされることがわかっ た。とたん、ムラムラと、やる気が出てきた。800人なら、決して天文学的数字ではない。その 気になれば、達成できる数だ。(意外とみなさん、少ないのだなあ、と思った。)
山荘の朝は、まさに野鳥の大合唱。しかしそれが静かに聞こえるから不思議だ。ウグイス、
コジュケイ、ヒヨドリ、シジュウカラなど。天気がよくなかったので、ホトトギスはまだ鳴いていな かった。昨夜は夜遅くまで、裏の林で、フクロウが鳴いていた。もうすぐヒグラシが鳴くようにな るが、そうなると、本格的な山荘ライフだ。楽しみだ。今朝の料理は、山菜ナベ。私が料理し た。(女房は半分しか食べなかったが……。)少し水分が足りなかったのと、味付けが薄かった ようだ。
5・1
昨日は、昼にタイのラーメンを食べた。これがよくなかった。辛いの何のといったら、なかっ
た。で、昼食は一口食べただけ。で、夕方になって、体がだるくてしかたなかった。結局、家へ 帰るまで、そのだるさは消えなかった。風邪かと思ったが症状が違う。そこで考えてみたら、昨 日は、朝食も昼食も食べていなかったことになる。これではエネルギー不足になって当然。夕 食はたっぷりと食べた。おかげで調子はもとに戻ったが……。うかつでした。人間、やはり三食 はしっかりと食べましょう。
昨日は南部公民館と、北浜南小から講演依頼がある。それと市の幼稚園協会から講演の正
式な依頼が会長の方からある。幼稚園協会は、「研修会」だそうだ。責任の重大さに身がひき しまる思い。私は大会の基調講演と考えていた。(「研修会」というのは、一般の方にはなじみ のない言葉だが、教員の出席欠席が教育委員会のほうでチェックされる重要な会のこと。)新 しい子育て観を早く確立しないと、日本の家庭はますます混乱するぞ。私の考えていることが、 少しでも役にたてればそれでよい。こわいのは、復古主義だ。中には、封建時代の親の威厳 論や、先祖論をもちだす人もいる。こうした復古主義とも戦わなくてはならない。
ときどきいろいろなところから、子育て情報が入ってくるが、その多くは、「どうでもよいような
情報」(失礼!)ばかり。今朝も一つあったかな? 「どうしてこんな情報が子育て情報なの か?」と思いながら、読んだ。「車の中で子どもに泣かれて困った。どうすれば子どもを泣きや めさせることができるか」と。答は簡単。連れていかないことです。いやがっている子どもをドラ イブに連れていく親のほうがおかしいのです。コメントするのも、バカらしい……。このレベルの 子育て論が子育て論になっているところが、日本の悲劇です。ハイ。
今日からもう五月。つい先日、2002年になったばかりと思ったが、もう約半分すんだことに
なる。時のたつのははやいもの。ますます急がなくてはならない。時間がないぞ。
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