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金環日食
2012年5月21日

 この金環日食は1987年9月23日に沖縄で見られて以来日本国内では25年ぶりの現象でした。さらに本州で見られたものとしては1883年10月31日に北関東から東北南部で見られて以来129年ぶりです。またさらにこれほど広範囲で見られた金環日食となると西暦1080年以来、実に932年ぶりの出来事でマスコミの宣伝効果もあり全国で大変な日食祭りとなりました。

 次回の金環日食は18年後の2030年6月1日に北海道で見られます、静岡市内だと2041年10月25日に金環日食が見られます、中心が名古屋の方なので今回ほどど真ん中には入りませんがかなり真中に近いところを通ります、今回金環が見られた地域のうち2041年にも金環が見られるのは東海と関西の一部だけなのでこの地域はかなり運の良い地域になります。

 今回は事前の天気予報が全国的に悪く期待薄でしたが金環の中心線が我が家の上空を通過する貴重な体験が出来るため私は30年も前からこの日食を自宅で見ようと楽しみにしており、天気が悪いのを覚悟で自宅で見ることにしました、実際にほとんど雲との戦いでしたが月が太陽の中心に来た時は雲が切れて感動的な金環を見ることが出来ました、近所からも歓声が聞こえたほどです。

食の始まり      6:17:44 
金環日食の始まり 7:29:45
金環日食の最大  7:32:14
金環日食の終わり 7:34:43
食の終わり      8:59:11


 FC−76屈折望遠鏡にデジタル一眼レフと2倍テレコンと太陽撮影用フィルターを装着して撮影したもの、1200mm相当になります。画像上が東側です。

 各画像をクリックすると大きな画像が見られます。

6:27:57 6:39:02 6:45:34 6:56:18 7:19:02 7:27:32 7:29:40 7:30:10 7:30:20 7:30:39 7:30:46 7:30:59 7:32:09 7:32:51 7:33:26 7:34:53 7:36:08 7:43:58 7:52:07

 この後雲が厚くなってしまいここで撮影終了となりました。

 

 スカイキャンサーに太陽撮影用フィルターとハイビジョンカメラを装着して撮影したものの一部を静止画にしたもの。こちらは上が西側です。

 各画像をクリックすると大きな画像が見られます。

  

2012年8月5日掲載
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