砥の粉仕上げした後、スプレーニスで仕上げる方法もありますが、ここではさらに水性着色ニスを筆塗りします。筆むら防止のため、水で少々ニスを薄めます。薄くのばしながらニスを塗ってゆきます。よく乾燥させてから、塗り重ねて行きます。仕上がったら十分乾燥させます。
ムラになってしまったら、よく乾燥させてから、#800番の耐水ペーパーやすりでみがいて調整します。もう一度うすくニスを塗ります。仕上げにスプレーニスを厚めに吹けば美しく仕上がります。 スプレーニスには水性アクリル、油性アクリル、ウレタン系など種類があります。表示されている乾燥時間が長い物ほど艶が出てきれいに仕上がります。一度に厚塗りするとタレの原因になります。うすく吹き付けては乾燥させては塗るようにくりかえします。枠の下にプッシュピンを取り付けて浮かせると、地面に垂れません。仕上げに隙間が開いた所など家庭用家具キズ補修材(固いクレヨンのような物)をうめこめば修正できます。
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