静岡の身近な昆虫たち  テントウムシ(1)

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ナナホシテントウ  Cccinella septempunctata Linnaeus

 農耕地周辺や河川、道路脇の草地でアブラムシがいれば普通に見られる。何故か宅地で見ることは少ない。3月になるとカラスノエンドウにいるのをよく見かけるようになる。早いものは2月から活動する。7月から8月の盛夏の時期は姿を消し8月中旬ころからぽつりぽつり見かけるようになった。9月になるとまた春先のように多くなる。

   
2004/5 岡部町 2011/1 藤枝市 瀬戸川

   
1996/9 岡部町 1997/2 藤枝市 蓮華寺池公園

   
幼虫
1998/11 焼津市
羽化
2002/5 焼津市



ナミテントウ  Harmonia axyridis (Pallas)

 アブラムシがいれば普通に見られる。春の活動はナナホシより遅くて4月になると目に付くようになる。上翅の色と紋様は多くのパターンがあって、黒地に2つの赤紋がいちばん多くいる。場所によって同じパターンばかりがいたり多くのパターンが入り交じっていたりする。
 野草にもいるが、ノバラやヤナギ、庭木など低木の樹木に多い。樹木につくアブラムシが好みなのだろう。

   
1997/4 藤枝市平島 1997/4 焼津市 瀬戸川

   
1997/4 焼津市 瀬戸川 幼虫
1997/4 焼津市


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