速報! 写真で紹介☆ 

マリ共和国の旅

2005年 1月3日〜1月21日 

日本人にはなじみの少ない西アフリカの国々。
その中でもマリ共和国は欧米人にとっても人気の観光国。
魅力的な世界遺産があるのも理由の一つですが、なんといっても
一カ国でいろんなアフリカの姿が見られるのが楽しいのです。

民族衣装をまとって駱駝を駆る、サハラ砂漠の遊牧民の暮らし。
荒野の断崖で伝統的な暮らしを守っているアニミズムの部族。
大河ニジェールのほとりで川とともに素朴に生きる小さな村の人々。
都会で音楽とおしゃれを楽しんで、活き活き暮らす黒人たち。
どんな村でも部族でも、明るい笑顔はみな同じ。

まずは写真でお楽しみください!






世界遺産、ジェンネのグランモスク。月曜の朝、朝日に映えるこのモスクの前の広場では
月曜市の準備が始まる。2時間後には広場が商品と人で埋め尽くされる!それは圧巻だ。




月曜市。女性たちは精一杯のおしゃれをして集まる。
まるで広場いっぱい色彩をちりばめたように華やか。




ジェンネの町並み。市場のある月曜日以外のこの町はひっそりと静かで落ち着ける。
土でできた家々、細い路地、町を囲む枯れ川、遠くに見えるグランモスク・・・。




ジェンネから馬車に乗って郊外のフラニ族の村を訪ねる。
フラニの女性は口の周りを黒く染めているのが特徴。村のお嬢さん。かわいい!
片方の肩を落とすのはファッション。荒野の小さな村には素朴な人々の暮らしがあった。




サハラ砂漠、エッサカンにて。遊牧民トゥアレグの男性。
民族衣装に身を包み、駱駝を駆る姿はたまらなくカッコイイ!




エッサカン砂漠の音楽フェスティバル。道もない、地図にも載っていない砂丘の
一角で行われるこの音楽祭を目指して大勢の外国人と商売人とラクダが集まる。




世界遺産の町、トンブクトゥのモスク。モロッコからガーナまで、
いにしえのサハラ隊商ルートの南の端に位置するこの町は
ニジェール河を使って運ばれる塩や金の交易で栄えた。




トンブクトゥの街角にあるパン焼き釜。他の町の黒人たちが食べる
フランスパンに対し、砂漠の民のこの町ではアラブ風の丸いパン。




ニジェール河を船で移動。3日間、600キロの船旅だ。
イスラム教徒の彼らはお祈りの時間になると屋根に上って祈る。




この国の大動脈ニジェールは川幅約1km。岸には小さな村がいくつも現れる。
われわれがと通りがかると必ず「サヴァ?サヴァ?」と大きく手を振ってくれる。




土でできたモスクと素朴な家々。家畜やボート、猟師、洗濯する人々。遊ぶ子供たち。
ときおり大きな蟻塚も見える。景色はゆっくりと変わり、砂漠からやがてサバンナへ・・・・。



この国の人々にとってニジェールは生活の場。水を汲み、体を洗い、洗濯をする。
この国のさまざまな民族や文化や暮らしを母なる川がつないでいる。




多くの町は川沿いある。車を渡す時にはフェリーボートに2〜3台乗せて。
岸の土(砂)に船前方の板をザクっと差込み、いとも簡単に上陸完了!



世界遺産、バンディアガラの断崖。独特のアニミズムと卓越したアートで
世界を驚愕させたドゴン族は、砂漠の断崖の上下にあるいくつか小さな村で
今も伝統的な生活をしており、村々を歩いて訪ねるツアーが観光客に人気。



ドゴンの村の男。上下約120m、150kmも続く絶壁の断崖の中腹に、
昔小人が住んでいた村や墓の跡がある。この男はその守人。




ドゴンの子供たち。小さくてかわいい土の家は穀物倉庫。
土の家は昼間はひんやり涼しく、夜はとてもあたたか。




村人の暮らし。女は庭で杵をついて食事を作る。
男は狩りをして動物を捕って来る。彼らはどんな動物も食べてしまう。




ドゴンの農業。砂漠の痩せた土地で、たまねぎやトマト、イモなどを作っている。
丸い大きなひょうたんの器に井戸から水を汲み、朝夕二回、水遣りをするのは重労働だ。




ドゴンの泥染め。厚手の綿に泥や植物で染めるこの布はアフリカンアートの代表選手。




ドゴンはアートで世界的に有名。木彫りの柱で囲まれたこの村の集会所。




バオバブの実。パカン!と割ると中がカラカラに干からびた白い中身が出てくる。
これがなんと、味も舌ざわりもラムネ菓子そっくり!のどの渇きを癒してくれる。




バイクのガソリンはビールの空きビンに入れたものが路上で売られている。
一本分で約30km走る。その場でジョウロで入れるの、なんだかおもしろい。




首都バマコでは音楽イベントが目白押し。この日もタバコ会社の企画でレゲエナイト!




首都バマコにて。付け毛は女性に大人気のおしゃれ。仲のよい夫婦が「写真を撮って」と。




セグーの船着場で。子供たちは元気元気!!!




ニジェールの夕景。この時期は砂嵐のシーズンで、ずっと空がどんよりしていた。
旅の終わりも近い疲れ果てた頃、ニジェールが美しいセグーの町で初めての夕焼け。

マリ、てんこもり。この旅、がんばった!





マリの旅本編は準備中です。

マリ情報編へ
ブログにてマリの旅行記連載中!
マリについてもっと知りたい方はこちら


TOPページに戻る