チュニジア報告2

2 砂漠の村々へ
     (マトマタ ・ タタウィン)
 
 

<大晦日。新世紀をどこで迎えるか>
 

朝6時に起床。窓の外はまだ真っ暗。
昨晩からの強風は一向におさまっていない。
今日は大晦日。新世紀の夜明けををサハラ砂漠で迎えようと、これから砂漠の街ドゥーズに行く予定なのだが、こんなに風がすごいと、とても砂漠には行けない。どうしようかなぁ。と思いつつ、出発の準備。
6時半にフロントに降りていったが、スタッフはまだ寝ているらしく、ひっそりしていて朝食もとれない。しばらく待つと私に気が付いたスタッフが朝食を用意してくれた。

朝食は、各階にあるきれいなイスラミックタイルで飾られたちょっとステキなロビーでとる。
運ばれてきたのは、パンに、蜂蜜とバターとシナモンパウダー。それにミルクたっぷりのカフェオレ。
たっぷりのシナモンパウダーをかけて食べるハニートーストはちょっとおしゃれな気分。
だって日本だとパンにシナモンかけて食べるだなんてめったにないじゃない。とっても美味しかった。

スタッフにお礼を言って出発。まずはとにかく南の拠点、ガベスに向かうのだ。
ケロアンのルアージュステーションは街の中心のショハダ門から2kmくらい離れている。タクシーを拾っていく。

ガベス行きのルアージュに乗り込み、しばらくして出発。(ケロアン→ガベス  3時間 8.5D)

車は砂漠をひた走る。
砂漠を突っ切るまっすぐな道の両側はずっとオリーブ畑が続いている。
オリーブはチュニジアの特産品。チュニジアの風景といえば、砂漠の道とオリーブ畑の帯。
昨日は感動した風景が、今日は砂嵐で黄色くけぶっている。
びゅうぅぅぅ・・・・と吹き上げる砂嵐を車窓から眺めつつ、こりゃ砂漠は無理かな・・・・と。

とりあえずガベスに到着。きれいに掃除されたトイレに行き、トイレ代500ミルを缶にほうりこんで、行き先をマトマタに変更する。
 

<マトマタは辺鄙な村>

砂嵐でかすむマトマタの村。ぼこぼこと大きい穴が見えるのが民家。
 

マトマタまでは、ガベスから出るバスで1時間。1.5D。

私がマトマタに行きたい、と言うと、乗り場に行くように言われ、バスを確かめ乗り込む。
バスは地元の人々を載せて砂漠の岩山の間を進む。ここの人達は肌色もチュニスやケロアンに比べて黒く、服装もベルベル人の男が着る、フードのついた茶色のコートや、女性は美しい民族衣装の人もいて、南部の田舎に来たことを実感させられる。

マトマタはベルベル人の穴居住宅の集落がある村として有名。
地面に直径約10m深さ5m位の大きな穴を堀って中庭とし、そこから横穴をいくつも掘って部屋にしている。
スターウォーズのルークの家として撮影に使われた所でもあって、そうした伝統的な住居がホテルとして営業もしているという、たいへん興味深い砂漠の村。歩き方の写真をみてびっくりして、どうしても行ってみたい!と楽しみにしていたのだ。

やがてバスの中も砂埃で真っ白になっていき、バックから砂よけの薄い布を出したころ、マトマタの小さな広場に到着。小さな集落。周囲は岩山とまばらなナツメヤシの木。乾いた土がもりもりして、なんとも殺風景。降り立つと、強烈な砂嵐!
ハードコンタクトレンズの私は、砂埃にはめっぽう弱いのだ。ヨルダンでも活躍した薄い布を顔に巻き、怪しげな格好で歩き出す。同じバスに乗り合わせていた欧米人の女性二人組がベルベルホテルに行くというので、とりあえず一緒にいく。
あまりに殺風景なのと、砂嵐で考えるどころじゃないのでホテルがどこなのかよく分からない。
地元の子供に聞くと、「あっち」っと言われ、「あっち」の方に歩いていくんだけど、「あっち」ってば、あちこちにぼこぼこと、どでかい穴が開いている月面か猿の惑星(古い?!)か、と思うような土の上で、道じゃないんだよね。とんでもない所に来てしまった、と不安になる。しかもこんなところで21世紀を迎えるなんて・・・・・・・!
なんとかホテルに到着。素直に舗装された道を歩けばすぐだったのだが・・・・・。
 

<穴のホテル>

「ホテルベルベル」はマトマタで2つある、穴のホテルのうち一つ。もう一つのほうは、スターウォーズの撮影に使われた「ホテル・シディドリス」といい、観光客がどっと訪れるマトマタ一の観光名所。穴の家という意味ではどちらも同じだが、ベルベルのほうが静かでスタッフもよく、居心地がよいのだ。料金はどちらも安い。

穴の家は、土に穴を掘って、それを白い漆喰で固めてできている。小さな入り口から入って土の階段をおりると、フロントがある。とにかく不思議な作り。チェックインして部屋にはいる。
大きな穴の底の中庭に、部屋がいくつも掘られていて、木の扉がついている。中は裸電球にやはり土を漆喰で固めたベッドにマットレスと毛布が置いてあって、一部屋8人まで泊まれる。冬場は観光客が少ないので、結局この8人部屋を一人で使うことになった。

宿にはもう一つ大穴があって、そちらは食堂やスタッフルームになっている。穴と穴は横穴でつながっており、階段を登ったり降りたり、とにかく楽しい。そういえば学生の頃、トルコのカッパドキアでやはりこういう漆喰で固めた穴の家に泊まったなぁ、とかすかな記憶がよみがえってくる。(そこでは腐ったオレンジジュースでお腹を壊して大変だったんだけど・・・・)

お腹が空いたので宿の食堂で食事。ブリックとサラダを注文。食事だけの為にこのホテルを訪れる欧米人団体観光客に圧倒されそうになりつつ、たった一人で食事は寂しいのだ。
にこにこてきぱきと働く、とても感じのいいスタッフのおじさんが、私が一人だから、といろいろ気を使ってくれる。アリさんというこのおじさん、私を空き時間に穴の家巡りに誘ってくれた。砂嵐の中、一人ではどうすることも出来ないので、一緒にいくことにする。

   

1)巨大な穴の底は中庭。木の扉は客室のドア。
2)泊まった部屋。土をきれいに漆喰で固めてある。裸電球だけの部屋は、暖房がなくても暖かい。
3)穴と穴はこのような地下通路で結ばれている。
 

<穴の家>

アリさんと一緒に出発。車で行くのかな、と思ったら砂嵐の中、近所を散歩だった。
アリさんと私は、ある伝統的な穴の家に住む夫婦のお宅におじゃまする。
大きな穴の中庭を囲んでいくつかの部屋がある。
寝室。居間。羊がいる家畜部屋。キリムを織ったり、粉を曳いたりする作業場。台所。貧しいながらも機能的にできている。
子羊を抱いて写真をとったり、楽しいひとときを過ごす。
帰り際にいくらかお金を渡すように言われ、3D払う。
ここの村ではこうして自分たちが住んでいる穴の家を観光客に見せて収入を得ている人たちがいる。手作りのお土産を売ったりしているが、それほど売れるものでもないだろう。老夫婦はこうしてわずかなお金を得てくらしているのだろうか。
チュニスの高級住宅街の暮らしとはほど遠い、貧しく、昔ながらの家と生活がここにあった。

砂嵐で、この日、村は人影も少なかったのだが、道行く男は大抵、茶色くてフードのついたマントのようなコートを着ている。
ベルベル人はモロッコでもそうだが、フード付きの民族衣装を着ていてダサいなぁ、って思っていたんだけど、こんな砂嵐の日にはこのダサいフードがとても役に立つのだ、と実感。やはり民族衣装というものは土地それぞれの自然環境に合わせてできているのだ。

  

1)伝統的な民家にて。ここは台所。クスクスを作る粉を曳く石臼
2)ベルベルの男性が着る茶色のコート。暖かく、砂嵐をよけるのにも好都合。
 

<20世紀最後の晩餐>

アリさんは仕事にもどり、夕食までは一人で村を歩き回る。といってもほんとに小さな村なので、観るべきものはなにもない。
風に飛ばされそうになりつつ、とりあえずスターウオーズのホテルに行ってみる。日本人のツアーバスが到着したので一緒に潜り込み。作りは似たようなものなんだけど、排水官などがいっぱいむき出しになっていて、イマイチ。ベルベルホテルのほうが素朴な感じでいいじゃない!と何となく「勝った」気分。日本人ツアー客と少しお話をする。「一人で旅行ですか・スゴイですねぇ・・・・」とどこに行っても言われてしまうけど、私にいわせれば「団体行動が出来るオトナ」のほうがよっぽどスゴイ。私、団体行動できないんだもん。気を使っていてもすぐに置いてきぼりになって大慌て!ただ、一人はやっぱり寂しいよ。日本人の個人旅行者でさえ全く逢わないんだもの・・・・・。

ホテルに戻り、21世紀最後の晩餐。みんな同じ時間に同じテーブルで食べるから、一人じゃなくてとってもうれしい。
欧米人が何組かいたけど一人旅は私だけ。ビールを頼んで無理矢理乾杯させてもらう(笑)
メニューはクスクス。トマトソースをかけて食べて、とても美味しい。
みんなでどこに行って来ただの、どこに行くだの、おしゃべり。でもアルコールを飲んでいたのも私だけで(淋・・・)他の人も食事が終わったら部屋に戻ってしまい、とても21世紀のカウントダウンまでつきあってくれそうにない。
だれか日本人旅行者とか、欧米人でも一人旅の人がいたなら、カウントダウン飲み会できたのにな・・・・・。残念。

夜は穴の上は満天の星空。シャワーを使い、部屋に戻って寝る。
外はとても寒いのに、この土の部屋は暖房がなくてもとても暖かい。土の家ってすごい。
 

<21世紀の夜明け>

元旦の朝。まだ薄暗い時間に宿を出る。6:30のバスでタタウィンに向けて出発しようと思ってたのに、
寝坊してしまって、宿を出たのが6:30。やはり間に合わなかった・・・・・・。
だんだん薄明るくなってきて、丘の上の白いモスクが幻想的に浮かび上がる。
バスが来る広場の脇のチャイ屋でカフェオレを飲みつつ次のバスを待つ。
バスが来るまで時間があったので、周囲を写真とったりしていたら、なんとカフェオレ代を払うのを忘れてしまったのだ。
気が付いたのはバスの中。
新世紀早々寝坊に飲み逃げ・・・・。ま、気にしない気にしない。(気にしなさすぎって?!その通りなのだ。)
走り出したバスの車窓から、見事な初日の出が岩山の後ろから登ってくる。ぴかーっ!と光を放ち、まるで聖書の世界。
ああ、よかった。21世紀の夜明けだ・・・・と幻想的な風景を見ながら、食い逃げしたことなんてすっかり忘れている。
ガベスに着くと今日はすっかり風もおさまっている。新世紀早々いいことがありそうな予感・・・・・でもないか。(笑)

21世紀の夜明け
 

<クサールめぐりの拠点、タタウィンへ>
 

ガベスから、クサール巡りのできる拠点となる町、タタウィンへ。
タタウィンへはルアージュで2時間。5.2D
このタタウィンという町、砂漠の片田舎にある割には大きくにぎやかな町なのだが、正月元旦で、閉まっている商店も多く、現地ツアーが申し込めそうな旅行会社もまったく見あたらない。
どうしようかなぁ・・・・と考えつつしばらく町を歩くが、らちがあきそうにないので、歩き方に「クサール巡りのツアーをやっている」と載っていた「サンゴホテル」に行ってみることに。(タクシーで1.3D)

サンゴホテルは郊外にある、タタウィンでは一番よいリゾートホテル。
行ってみるとうっわぁ!スゴイ豪華できれいなホテル!!!
広い敷地にタクシーで門から入り、ロビーを抜けるときれいなプールと、それを囲む散歩が楽しめる2階建ての美しいテラス。
宿泊棟は一棟一棟ロッジになっていて、雰囲気抜群。
ホテルの背後の岩山には、まるでハリウッドの山の看板のように「SANGHO HOTEL」と文字看板がつけられている。
いやぁ、タタウィンの町の雑踏からは想像も付かない異次元空間!なんと場違いなところにきてしまったか。
それとびっくりしたのが、ホテルへの道沿いの岩山のてっぺんに、どでかい恐竜がくっつけてあるのだ!!!
しかも、めちゃめちゃリアルな恐竜・・・・・!「一体なんで?」ってタクシーの運チャンに聞いたら、ここで映画ダイナソーのロケをやったんだそうな・・・・。おそるべし。ハリウッド映画ロケ国チュニジア!

 サンゴホテル。泊まりたい!

ちょっと気後れしながら、フロントの姉ちゃんに「今日のツアーある?」って聞いてみたけどはかばかしくない返事。
あるけど時間的にあわないのか、団体が入ってないのか・・・やはり予約ナシではキツイらしい。
ここまで来て・・・タクシーの運ちゃんを買収するしかないか、とあきらめかけていたところ、たまたま来たサミーという、キッチリ紺のスーツのホテルマンがスマートにやってきて、空き時間に連れていってくれる、と言う。
しかしこの兄ちゃん、すました顔で150Dなんて言うんだもん。
「そんなにべらぼうな金払えるわけねぇじゃんかっ!ばかぁ〜。」
と思いつつ、ここはかわいく
「私30Dくらいしか出せない。お金ないもん〜。」
と言うと、「ふっ。」と笑って
「それはみんなで行くバスツアーの値段だよ。一人でチャーターしたらそのくらいかかるさ。」
な〜んてさらっと言うんだよね。他の欧米人や日本人の金持ちおじさまやおばさまはそんなに金払うんかいっ!人を見て言ってくれぃ。

結局、45Dで連れていってくれることに。2、3人いれば安く行けるのにな・・・・。こういうとき高くつくのが一人旅のつらさ。
女一人男性の車に乗るわけだから、余り安く値切り倒しても余計なサービス(怖っ)をしなきゃならなくなくなったら大変だし。

連れていってくれるのは仕事が空く2時半から5時までの間、ということで、空いた時間、空腹を満たしに町へもどる。
せっかくきれいなホテルに来たから、ホテルのレストランでどうかな。。。と思ったけど、ビュッフェしかなくてなんと12D!!!
昨日マトマタで会った日本人ツアー客が、バスで昼食の為にやってきてたので一緒にどうかと思ったが、所詮貧乏旅行者と豪華ツアー客の隔たりは大きいのだ。
「しかし一人旅とは勇気がありますねー。」
と、昨日と同じ事を言ってくれた昨日と同じおじさんに別れを告げ、タクシー呼んでもらって(呼び代1D、合計2.3D)1Dで食べれる食事をしに町に戻ったのであった。
(サンドイッチとブリックとコーラで1D。お腹もいっぱい。うまかった!)

サミーさんと待ち合わせの2時半に間に合うようにホテルに戻る。が、この男、「小遣い稼ぎの日別目標達成」の為、私を待たせて他の宿泊客にも声をかけまくっている。結局捕まらず、私一人を乗せて出発。

最初行ったのがゴムラッセンの村。岩山に穴を掘って暮らしていた跡と、日干し煉瓦で作った倉庫のゴルファの跡がある。2.30年前までは実際に使われていたらしいが、今は村の名物お菓子の「ドーナツのシロップがけ」が大当たりしたおかげか(?)道沿いに降りてきて普通の家に暮らしている。この名物お菓子、サミーさんが買ってくれたけど、美味しい!アラブのお菓子、大好きなんだよね☆

<クサールハッタダ>

次に行ったのがスターウォーズのルークの村のロケで有名になった「クサールハッタダ」。これはスゴイ!
白い漆喰で塗られた2階建て、3階建ての土の小部屋がずぅっと並び、一つの村のようになっている。
建物の形もほんとに面白くて不思議な光景で・・・・。見に来た甲斐があった!って感じ。
このクサールハッタダ、つい最近までマトマタの穴蔵ホテル同様、観光客にホテルとして利用されていたようだが、今は残念ながらホテルはやっていない。(入場無料)

     

1)クサールハッタダ
2)ゲルマサの村
 

<ゲルマサの村>

大きな険しい岩山の上のほうに人が住んだ跡が。荒涼として、イエメンの山の村やシリアのパルミラ遺跡のアラブ城を思い出すような光景。数件の民家のほかはなんにもない所なのだが、びゅぅ〜と風が吹き抜ける中、ベルベルのマントを着たおじさんが一人、何をしているわけでもなくたたずんでいたので、写真を一枚撮らせてもらう。

<クサールフェルチ>

最後に行ったのは山の上の大きなクサール。大きなクサール自体が難攻不落の要塞になっている感じ。
しっかりした門の中は広い広場を囲み、クサールがしっかりとした村の形を作っている。
山の上にあるから、ここから見える砂漠風景はすばらしい。ちょうど21世紀最初の夕焼けを眺めることができた。

クサール、というのは、400年前くらいから作られた、ベルベル人の食物倉庫兼村のようなもの。
家を持たない遊牧民であるベルベル人は、放牧だけではやはり食料に困る。
そこで一つの部族に一つ、食料を保存する要塞のような倉庫群を作って、自分たちは遊牧に出たのだ。遊牧にでられない女性や子供をそこに住まわせることもできた。そこに部族のコミュニティーを作り上げていたんだな。
中央にかなりの数の家畜を入れたり、農作業が出来る広場があり、その周りに2階建ての小部屋を横にずーっと並べて倉庫群を作る。出来た四角い村は、外側には小さい窓以外に扉を作らず、外側から見ると大きな要塞のようになっているのだ。
アラブ人に追われていたベルベル人の生活の知恵である。

 
 
 クサールフェルチ

サミーさんの案内で効率よくいろんなクサールを回って夕日が落ち、ホテルに戻る。
待っていたら町の安宿まで送ってくれる、というので、きれいなテラスできれいな夕焼けを見てすごす。
寒くなってきたのでホテルのバーでホットチョコレートを頼んだら、このバーのおじさん、めっちゃめちゃいい人で、寒そうにしている私を気遣って暖かい席に座らせてくれるわ、おつまみのお菓子をバンバンくれるわ、おかわりをごちそうしてるれるわ、
なんだかすごいサービス。こーゆーところがアラブなんだよね。うれしい。心が芯から暖まったのだ。

サミーさんが車で町の安宿に送ってくれた。
別れ際、「今夜食事にどう?」と誘われる。またまた・・・・アラブ人はすぐ誘いたがるんだから。と思いつつ、
「結婚してるの?」との問いに「もちろん」と答えると、びっくりするくらいあっさり引き下がる。
「既婚」の肩書きは重い!!アラブでは、結婚したら女じゃなくなっちゃいそうだね。
今回一人旅だということで、男の人には「結婚している」、とウソを突き通したけど、「結婚してるの。」という言葉があまりにも効果的なのに、びっくりしてしまった。

こうしてなんとか自力で無事クサール巡りをすることができたのだ。
しかしタタウィンを拠点にクサール巡りってのはちょっと難しいかも。。。。。。


 
 

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