DIARY

7月28日(水)   
今さらだけど・・・
花屋を始めるにあたりombakという屋号に決めたのは単に当時、バリ島が好きだったから漠然とインドネシア語にしようということと、海が好きだったから海に関係ある言葉がいいな・・・と思ったから。
私が持っている薄いインドネシア語の辞書をペラペラめくって見つけたのが”波”という単語の”ombak"
友達の「8画だと末広がりでいいらしいよ。」という言葉も後押しして何となく "ombak"って8画かな、とか・・ね。
でも最近、インターネットでインドネシア語を検索してたら
ombak・・・猛け狂う大波 だって。ショック。
やれやれ、辞書には波のサイズまでは載ってなかったよ・・・
あーぁ、私の中では”さざ波”くらいをイメージしてたんだけどな。
どうりでね、バリ島だとサーフショップとかにombakっていうお店とかあるもんね。
 
 
 
7月26日(月)   
東京から友人が来ました、麻布十番にある骨董屋さん”ハイキョ(high-kyo)”のオーナーを連れて。
本当にこんなお店にわざわざ来てくださって・・・・・恐縮です。
静岡にはombakより素敵なお店がいっぱいあるので是非今度はそちらを案内しますからぁ・・・・・・・・・
清水駅近くのお茶屋”清水園”で手に入れた京都の”開花堂”の茶筒(伊藤まさこさんの本にも載ってますよ。)を嬉しそうに見せてくれたオーナーがとっても印象的でした。
その”モノ”が持っている歴史とか作り手の思い、みたいなモノを知ると1つ1つのモノがとってもいとおしく思えます。
友人からのお土産。伊豆下田のお菓子屋”さいかや”さんのキューピー型のクッキー、可愛い♪♪♪
ううぅ〜、可愛過ぎて、食べれないよ〜。                            
 
7月24日(土)   
去年植え付けしたお店の横のメダカ池(ただの大きな鉢ですが・・)の姫スイレンが咲きました。白くて綺麗。今年2リン目です。
素直に嬉しいです。
7月23日(金)   
先日の日記に書いたスマスマのお花、”パッション”入荷。
どうですか??
始めて仕入れた花を何の花と取り合わせよう・・・茶系のヒマワリとか、アプリッコット色のケイトウなんかと合わせたらいいかな、・・・とか考えるのが好きです。
7月22日(木)   
38STUDIOの本原さんに半年前くらいに頼まれていた根上りのセロームが先日やっと入荷。
今日お店にだんな様と一緒にそのセロームを見に来てくださった。お花が5つくらいくいてるかなりの大物、私もこんなの家に飾りたいなぁ・・・と思う。やっぱり普段お店で見ているのと家にあるのとでは気分が違う気がする。
ツボミ見えます??→
本原さんといえば去年本原さんが東京のギャラリーブリキ星さんで個展を開いた時のコト。頼まれて送ったお祝いの花をお店の方から「これは飾ってもいいよ。」と私の花だけ特別、ギャラリーに飾ってくれたらしい。何かの雑誌で以前からブリキ星さんのことは気になっていたので本原さんからそんな事を後日聞いて何だかとても嬉しかったのを憶えている。
でもそれは写真の中だけだけどブリキ星さんの雰囲気と本原さんの創り出す器を見たことがあったからだと思う。
誰かに花を差し上げる時にたとえばその人の雰囲気や飾る場所が分かっていると作る花もイメージしやすいから。
 
 
7月19日(月)   
今日は海の日で祝日。お店はお休みさせていただきましたが、中島屋ガーデンズでブライダルのお仕事。
日ごろからお世話になっている新郎&新婦ということやドレスを作る仕立て屋さんやヘアメイクもベストメンバーで挑む披露宴で私も気合十分です。
会場のお花もぶどうを使ったブーケなど、なかなか好評でした。(自分で言うな・・・)
 
 
7月16日(金)   
今日で7月のお盆も終わり。灯篭流しですね。
お盆に飾る牛馬は天国から仏さんが帰ってくるときに馬に乗って駆けてきて、帰りは牛に荷物を乗せてゆっくり天国に帰っていくのだとか・・・。
私の父が亡くなってすぐの頃の夢。青白い顔をした父と家族一緒にテーブルを囲んでご飯を食べている夢を見ました。
 
私:「死んだのにこんなところでご飯たべてていいの??」
父:「四十九日までは家に居るからいいんだよ。」
 
そう、後で四十九日の意味をきいたら四十九日の法要が終わるまでは魂はこの世にまだ居るらしいです。
あまり宗教などにこだわりはないのですが、こんな夢をみたことがあるのでお盆にもきっとご先祖様たちはちゃんと家に帰ってきているんだろうなーと思ったりします。
 
 
7月15日(木)   
そういえば昨日の日記で品種改良のことを少しだけ書いたのですが・・・。今週の月曜日のSMAPXSMAPのビストロスマップを見ていたらゲストのナインティナインの後ろに生けてある大きなアレンジの中に気になるユリを発見!
画面で見る限りでは大輪のオリエンタル系のユリで外側は薄いオレンジ色で中心部分が渋い茶色のように見えます。
大急ぎで中卸の伊藤さんにTEL
  「もしもし。今、近くにTVありますか?スマスマにして下さい」
  「おぅ。」
  「岡村さんの後ろのユリ、今映ってるやつ」
  「おぅ。」
  「あれ、実物見てみたいんだけどな。」
  「これ、今年の新しい品種だね。品評会に出てたよ、多分」
てなわけで、近日中にombakにこのユリも入荷の予定。
ユリに限らずバラやガーベラなども次々と新しい品種が出回るのですが「あ、これ使ってみたい!!」って思う私好みの品種はそうはありません。
どうやら”ショッキング”という名前らしいこの新しいユリ、早く実物にお目にかかりたいです。あー、楽しみ♪
 
7月14日(水)   
少し暖かい時期になると姫ユリ・笹ユリ・乙女ユリなどユリの種類が増えてきます。数あるユリの中で私が1番好きなのはこの山百合。
日本原産の大型のユリで花弁の赤いプツプツが特徴です。
有名なカサブランカやシベリア、マルコポーロなど品種改良されているユリも親をたどっていくとこの山百合にたどり着きます。山百合を祖先にもつオリエンタル系のユリの特徴は花弁にこの赤いプツプツの名残りがあること。カサブランカの花弁にも白いけどこのプツプツがあるのです。 
何となくombakでは品種改良されたユリの花粉はツボミのうちに取り除くのですが山百合の花粉だけは付けたままお店に並んでます。なんだか人間の手の加えられていない未改良のお花には私も手を加えてはいけないような気がするのです。
近日中にombakにご来店の際は山百合の花粉にご注意ください♪
7月13日(火)   
「よくもまぁ・・・」
火曜日は月に2・3回通う生け花のお稽古の日。家に帰って慌てて先生のお宅に向います。高校2年から通っているのでもう10年以上。 (でも、華道の世界では10年経験を積んでも青二才のぺーぺーなのですが・・・。)
私の師匠は熱血先生なので気が付くと夜の12時を回っていたりすることもあったりして・・・
朝からお店の花の仕入れをして、1日お店でお花を触って、夜は生け花・・・1日何時間花を触ってるんだ??
だからウチの母には「よくもまぁ・・・」と呆れられるのです。
7月8日(木)   
暑いなぁ・・・字で書くと”熱いなぁ”の方がシックリきそうなくらいです。
夏生まれなので高校生くらいまでは何の考えもなく”私は夏が好き”って思い込んでいたのですが実際、学生になってからは夏の畑仕事のあの辛さ・・・花屋に勤め始めてからは夏の花の管理の大変さを身にしみて感じて「ひょっとして夏って好きじゃないかも・・・」なんて感じてました。
でも花火も浴衣もスイカも海ツボも好きだしなぁ。
夏が好きか?嫌いか?
ん〜、仕事じゃなきゃ”好き”ってこと??
7月3日(土)   
小学校からの親友の結婚式に出席。
白いブーケをおまかせで頼まれて製作したのがこのグランブーケ。通常のラウンドブーケの2倍くらいのBIGサイズなのです。彼女に似合うから作ったのか・・・自分が作りたかったから作ったのか・・・・。本人には「重いからしっかり持ってね・・・」と添えて渡しました。きっとこの秋くらいから雑誌などでも流行のブーケになってくるんじゃないかな・・・と勝手に予想しています。たわわでロマンチックなブーケが好みな私にとっては嬉しい傾向です。

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Last updated: 2007/2/5