活字中毒日記

3月の日記


4月30日

【17】ナインT 


4月29日

最終日。
尾道を散策した。
尾道シリーズの映画に感動して、あの坂道や、あのお店、映画のセットがどうしても見たくての旅だったので、あちらこちらで感動しきり。
知らない人にはただの道でしかなくても、映画で思い入れのある場面の場所であると、空想の世界と現実が重なり合って、不思議な感動がわいてくる。
いやあ、尾道っていい街ですねえ。
他にもかなりの人々が同じように映画の場面を目にするためにやってきていたので、こういうことをする人は自分だけじゃないんだなあと安心?した。
ネット上では絶版重版未定で入手不可能な尾道映画が、小さなお店で普通に売られていたので、即ゲットした。
それに、ちょうど港祭りの日だったので、物凄い人出があって、賑やかで楽しかった。
広島なんて、大したものがある県じゃないじゃんといっている人たち、もっと勉強してください。


4月28日

広島の宮島へ渡り、世界遺産である厳島神社の見学をした。
テレビでは大鳥居と厳島神社しか映さないので、それほど大きな島ではないと思っていたのが誤りであることを身をもって思い知らされた。
江ノ島のようなちっぽけな島だと予想していたのだが、ついてみると、多くの国宝や重文に指定されている建物がたくさんあり、とても1日ですべてを見て回れないことを、小さな無料の地図が教えてくれた。
ただ、この島、鹿だらけなんだけど、そんな話聞いたことないぞ。
どこへいっても鹿、鹿、鹿。
これにはまいった。
それから原爆ドームへ行き、資料館を見学した。
話やテレビなどで知っているつもりだった原爆が、あんなにやばい代物とは予想がつかなかった。
戦争の道具という枠を飛び越えて、地球破壊兵器になってます。
核で死ぬときは、のたうち回って死ぬより、何が起きたか理解する前に一撃で抹殺して欲しい。
そう真剣に思わされるほど、凶悪な兵器でしかない。
あれが戦争抑止力として、必要不可欠だと主張する人々の心情がしれない。
人生一度きり。
死んだらお終いなんだから、のんきにほのぼのと生きようよ。


4月27日

世界遺産に登録されている姫路城を見学した。
やはりテレビで見るより、実際に自分の目で見た方が迫力がある。
昔の人々がいかに小柄だったのか、また戦渦を恐れて頑丈かつ巧妙に配置された仕掛けの数々に驚きを禁じ得なかった。
天守閣から地上を見下ろすと、いかにも自分が選ばれた存在で、町に住む人々が下々の者であるという錯覚を覚えずにはいられなかった。
それは同時に、自分が特別であると勘違いさせてしまう要因になっている。
人は本来、精神的には平等であるべきなのに、そういった思いを起こさせてしまう場所というのは確かにあるのだなあと感想を抱いた。
また、この城にはお岩井があり、多くの観光客が恐る恐る眺めたあと足早にその場を立ち去っていた。
私は携帯のカメラで撮影して、すぐさま友人達にメールを送ったけど、今のところは罰が当たっていないようです。
面白半分な気持ちからでなく、そのご時世にはよくある話だったのだろうと思うと、悲しみがあふれてくる。
見学が終わったあと、近くのお土産屋で名物の穴子丼を食べて、在来線で岡山に向かったのだがこれが大失敗。
新幹線で35分なら鈍行でいってもさほど時間がかからないと高をくくっていたのだが、実際はそんな生やさしいものではなかった。
人里遠い駅で次の列車に乗り換えなければならない状況に陥り、時刻表で次の発車時間を見て目を疑う羽目に陥った。
なぜなら平日の昼間だというのに、列車が1時間に一本というとんでもない路線だったからだ。
他にも旅人らしい数人が同じ罠にはまりこみ、かなり長い時間途方にくれるはめになった。
宿をとってある岡山に入ったら、いくつかの観光名所を見て回ろうという計画だったのが、時間がなくて倉敷しか見学できなかった。
何度か訪れた事のある場所なので、それほどのショックはなかったが、ゆっくり見て回る暇がなかったのは残念である。
このあと倉敷駅で、大学時代の友人と待ち合わせをし、終電に乗り遅れそうになるまで飲みました。


4月26日

[67]夏の魔術 下 〜漫画〜 ふくやまけいこ

田中芳樹の小説の漫画化。
とはいっても、挿し絵を描いていたふくやまけいこによるものなので、違和感なし。
シリーズ完結まで書き続けて欲しいけど、どうなるのかな。
ファンにはお勧めです。


4月25日

[66]夏の魔術 上 〜漫画〜 ふくやまけいこ


4月22日

[65]キャプテン翼GOLDEN23 06 〜漫画〜 高橋陽一

【16】ウルトラマンネクスト

初代ウルトラマンを、現代風にアレンジした作品。
完全に大人向きの作品。


4月20日

(27)グインサーガ113 栗本薫


4月16日

[64]薬師寺涼子の怪奇事件簿7 〜漫画〜 垣野内成美


4月15日

(26)宇宙人のしゅくだい 小松左京

小学生向きの短編SFなのに、ブラックユーモアたっぷり。


4月14日

【15】カウボーイ・ビバップ 天国の門

テレビシリーズのDVDを中古で去年の暮れに買っていたので、ついでに映画版も手に入れた。
テレビ版の間のストーリーであるという厳しい設定ながら、難なくそれをこなし、さらにいいところを集めた作品といっていい作品。


4月11日

(25)もしも願いがかなうなら アン・マキャフリー

隣国に攻め込まれ、父親は戦いに。
残された妻は、16歳になったら男の子には馬を、女の子には水晶をあげるという約束を守るためにはどうしたらよしかと考えながら、苦しい日々を乗り越えていく。
とても読みやすく、優しさにあふれた本だった。


4月9日

(24)だれも猫には気づかない アン・マキャフリー

公国の若き領主を守るため、老摂政が公認に選んでいたのは猫だった。
賢い猫が様々な問題を解決していく猫ファンタジィ。


4月3日

(23)グインサーガ112 栗本薫

ついに最新刊に追いつくことができた。
それなのに、この先のことを思うとすんなり喜べない。
終わりの見えない本になってしまっているからだ。
本当に完結することができたなら、日本の誇る一大巨編として歴史に残ること間違いなしなのに・・・。

今まで乗っていたゼファー400が、ついに整備士ストップがかかり、引退することになった。
5万キロ弱乗ったので、かなりマシン全体が痛んでいて、今後の修理費や消耗部品代を計算すると、新車を買った方がはるかに安く、しかも安全であるので、決断した。
お金さえあれば、エンジンがダメになるまで乗りたがったが、貧乏人にとってそれは無理だった。
一度、エンジンにも手を入れたし、十分すぎるほどお世話になったので、満足している。
次に乗るバイクは、CB400に決めた。
カラーオーダーでブルーを選択したので、納車まで一ヶ月近くかかるかも知れないとのこと。
それまで、電車と徒歩で通勤しなければならない。
金曜は大事な仕事が入っていたのに寝坊して、危うく遅刻するところだった。
電車を諦め、駅でタクシーに乗り、超特急で会社へと向かったかいがあって、ぎりぎり間に合った。
裏道や、信号のタイミングを知り尽くした運転手じゃなければ間に合わなかったことだろう。
おそらく自分のバイクで疾走しても間に合わなかったであろう時間だったので、プロの凄さに感動した。
それにしても、いつもの時間より早起きするのは大変である。
早く起きすぎると、支度をし終わったあと、うとうとして時間が過ぎてしまうし、ぎりぎりだとパニックになる。
早く、納車されることを祈るだけである。
おかげで髪を調髪しにも行けないので、かなり長くなってしまってきて、少しばかり邪魔くさくなってしまっている。
そういうわけなので、無事に毎日を過ごしているので、心配しないでください。
凸凹さん。


4月1日

(22)グインサーガ111 栗本薫

【14】陰陽師U

Tよりもこちらの方が、すんなりした展開なので、内容が把握しやすかった。
それなりに楽しめる映画である。


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