活字中毒日記


1月の日記


(21)項羽と劉邦 上 司馬遼太郎

ついに、司馬遼太郎の本を本格的に読み始めました。
項羽と劉邦も初めて読むので、わくわくしながら読みふけりました。
項羽は何でもできる天才だと思っていたのが、実に人間らしい個性あふれる人に描かれていて、目から鱗が落ちました。
でも20万人虐殺していると知ったときには、関わりたくないな・・・と。
超偉人だけれども、どこか凡人肌の劉邦のほうが親しみが湧いています、今のところは。


2月23日

【9】荒野の七人

映画史上に残る名作というのは本当でした。
途中で飽きることも疲れることもなく、次、どうなるの?とわくわくしながら鑑賞しました。
これはお薦めです!


2月21日

(20)なんくるない よしもとばなな

どうしてこう簡単に、出会いがあるのでしょう?
ああ、現実って厳しい。


2月18日

(19)神の守る人 下 上橋菜穂子


2月15日

(18)神の守る人 上 上橋菜穂子

初めての上下巻。
あっという間に読めてしまうので、まるでボリュームを感じません。
すごい才能です。


2月13日

(17)グイン・サーガ119 栗本薫

癌に冒され大手術を乗り切ったようで、ひとまず安心しました。
しかし術後5年の生存確率が40%ということで、これから厳しい人生を送っていかなければならないようです。
グインの行く末を最後まで見届けることは、作者が健康であっても無理なのはわかってます。
それでも最初の目標時点であるところまでなんとか執筆ができるよう、神様に選ばれた人間であることを祈ってます。


2月11日

【8】ダンス・ウィズ・ウルブズ

アカデミー賞7部門受賞。
アメリカ開拓時代、一人の白人とインディアンたちとの交流が描かれている。
一大叙事詩というのに偽りない雄大な物語。
こんなに素晴らしい映画を作ったかと思えば、観たことを悔やむ駄作を生み出してしまうケビン・コスナーの才能にはびっくりさせられる。


2月10日

(16)虚空の旅人 上橋菜穂子

守り人シリーズ外伝。
チャグムが主人公。
物語の基本をきっちり押さえてある良本。
勉強になります。


2月8日

(15)夢の守り人 上橋菜穂子

トロガイの過去が明かされます。


2月6日

(14)小鼠 油田を掘りあてる L・ウイバーリー

小鼠シリーズ最終巻。
L・ウイバーリーの遺作。
分かりやすさが復活して、気楽に楽しめました。


2月3日

(13)小鼠 ウォール街を攪乱 L・ウイバーリー

金融の話のため、かなり専門的で、一般庶民にはわかりにくい内容になっています。

[20]ボクを包む月の光5 漫画 日渡早紀

ようやく物語が動き出した感がある。
シリアスな内容になりそうなので嬉しい。


2月2日

【7】モダン・タイムス

チャップリン主演の映画。
工場で働く人々がリアルに描かれている。
人間らしい生活をと訴えている。
それにしてもチャップリンの運動神経は並はずれていますね・・・。


(12)闇の守り人 上橋菜穂子

バルサが故郷で自分の過去と対峙する話。
大人の読者に人気があるというのがわかる第2巻。
心の琴線にふれました。
ちょっとウルッときます。
私選百書入り決定!


1月の日記